第8話 初戦闘参上
次の日になり、朝起きてキューに水を出してもらい、みんなで水浴びしてから顔を洗って飯を食べた
しばらく寝泊まりしてもいいかとロクに木の人に聞いてもらうと良いとのことだった
「ありがとう よろしく」と言ったら木の人から嬉しいという感情が伝わってきた感じがした
そのあとコチラの言語を習い、昼になったので昼飯を食ってから、ちょいと休憩をいれてから草原を散策していた
ゴブリンが2匹いた
今回はキューとロクの二人には見ててもらうことにした
何が起こるか分からんコチラの世界では俺一人でもやれるようにならなくてはいけないと思ったからだ
キューとロクの二人でも簡単に倒せたからでは決して無い
決して無くはないかもしれんが
嘘でしたぁ
簡単なヤツで慣れようとしてましたぁ
だって
しょうがないではないか
こんな知らない異世界へと転移してきて直ぐに強いヤツといきなり戦えますかってんだ
どこから持ってきたか知らんが剣をロクがくれたのでそれでゴブリンを倒そうと思う
最初の戦闘なのでキューとロクには危なそうなら手助けしてくれとは言っておいた
ゴブリンは2匹離れて歩いていた
こちらには気づいていないようだ
レイは後ろに回り込み一気に1匹のゴブリンの首を剣で切り飛ばした
よしっ
うげえ
やっぱり人が殺すのと自分で殺すのとは違うな
それにあの時はすぐに死体は何処かへ無くなっていたからな
おっと殺したことをくよくよと考え事してる場合じゃないな
もう1匹残っているからな
俺が二人に頼んで一人でやるといったんだからな
主と思ってくれているんだ
コチラでは当たり前のように化物がいるんだからやれるようにならなくてはな
もう1匹のゴブリンがレイに気づき剣を構えて迫って来た
気づかれたか
レイは剣でゴブリンの剣を抑えようとゴブリンの剣に当てるとゴブリンの剣はゴブリンの手から離れ飛んでいった
思ったよりゴブリン弱いな
ならばこのまま
レイはゴブリンの首を剣で切り飛ばした
ふぅー
2匹とも倒せたな
<ロク>「お疲れ様です」
キューとロクがレイの側によってきた
<レイ>「あぁ
ゴブリン2匹倒せたな」
<キュー>「きゅーきゅ」
<ロク>「サスガですとキューが言ってます
初戦闘でサスガとワシも思います
ですが1匹倒したあとが少し気が抜けていたように感じました」
<レイ>「そうだわな」
その通りだな
レイの足元にキューが来てスリスリしてきた
元気づけようとしてくれてんのかな
<ロク>「最初の戦闘ですし
しょうがないとは思いますが」
ロクはレイの肩に飛んで来て頬にスリスリしてきた
ロクもか
レイはキューとロクの二人をワサワサワサワサした
<レイ>「あんがとな」
辺りを見渡すとあるはずのゴブリン2匹の死体はなかった
かわりに見たこと無い化物が3匹いた
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