第2話 木の上に参上
兎のペースに合わせながらチャリを漕いで進んでいた
これからどうスッかなぁー
・・・まずはー
飯だろー
水だろー
住むところだろー
あとはー・・・等と考えていたら森みたいなところがあった
陽が暮れる前になんか食えそうなモンてもネエかなぁ
ナンカ出てこねーよなぁ
まぁ 行ってみねーと飯も食えねーしな
森へ近づいていった
森に近づきチャリから降り押して歩いて行った
兎が森の奥へと入っていき
「きゅー」と鳴いた
何かあったのかとチャリを投げ捨て後を追った
すると兎はイチゴのようなモノの前にいた
何か獣のようなモノに襲われたのかと思っていたが襲われてなくて良かった
ホッとしたのと同時に飯を見つけてくれたのかと知り兎の頭や喉や腹などをワサワサして褒め喜んだ
そのイチゴみたいなのを採りどっか休めるところを探した
しばらく探していると一本の大樹があった
その大樹を中心にして周りは5~6m位草すら生えていない土地だった
近づいていき木の周囲を見て回ってみると大樹の枝分かれしたところに窪んでいるところを見つけた
窪みのところがちょうど良さそうだな
兎にはこの高さはきついよなぁ
「チョッと高いだろーけど大丈夫だよな」と抱きかかえ先に乗せた
その後自分も登ってみるとかなりの広さがあった大の字になれるくらいの広さだ
チョッと兎とゴロゴロしてからイチゴみたいなのを食べたらチョッとスッパミが強かった
まぁ食えるだけマシだろう
兎は旨そうにシャクシャク食べていたのでホンワカした気分になった
陽がもう少しで暮れそうになっていた
チャリを投げ捨ててきたのを思いだし兎にチャリを取ってくると伝えると[わかった]とでもいうように「きゅっきゅ」と返してきたので木から飛び降りチャリのところまでいき取って帰ってきた
チャリを木の上に乗せ自分も登った
ようやく安心安全なところでゆっくりできるなぁ
兎を撫でながらホッと一息ついていた
あぁ 兎の名前つけてやらねぶぁー
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます