予知から始まる現実世界

死相が見えると前回の話でありましたが、何故か昔から夢が現実になる事がしばしありまして、知合い等には、伝えればそれなりに回避が出来る事も生きてるうちに覚えた事だったりします。

そんなある日の夜に、うたた寝してしまい現実と夢とがどっちかが本物か解らない事があり、そのまま見ていると、知合いの家の食卓に自分が立っているのが解るが一歩も動けずただテレビを見ている様に、目の前で友達のお母さんが急に倒れる所を見てしまう。そして、数時間が過ぎて目が覚めると凄く嫌な胸騒ぎがして、友達に電話をかけるが、残業しているのか繋がらず、LINEに伝言だけ残して、気のせいならいいかなと思いそのまま次の日も仕事がある為、眠ると朝方に、着信とLINEが何件か入っている。折り返し朝から電話をしていると、友達からこんな話がある。





連絡してくれて有難うでも気づかなかったのと携帯を見てないまま家に帰ったら、母親が倒れていて、救急車で運ばれたけど結局間に合わず亡くなったと……

鳴き声が、電話越しから聴こえてくる。もしあの時に電話に気づいてたら間に合ったかもしれないと医者が行った亡くなった時間を逆算した時間が、間に合う時間だったらしくどうしてと、ずっと彼の声が電話越しから聴こえる。

病名は、心筋梗塞からの脳梗塞だったらしく、電話ごしから友達は、ずっと泣いている声が聴こえる。それからなのか友達は、着信がある事があればかけなおしがあったり、直ぐに電話にでるようになったらしいが、とは、本当にあたると怖いなと思ってしまう。



そんな私の仕事先は、いつ亡くなってもおかしくない職場だったりする。仕事に就いて、あぶないなと思える事を先輩の人から聞いた事は、もしその人から甘い香りがした時は、先が短いからと言う言葉がその後に解るが、体験してみて今の所何人か亡くなっている現場を見ている私としては、これからも人の死をみて、その人が幸せで暮らせる暮らしを応援していくのだと今は、ただそう思うのだった。

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リアルにあった昔の出来事 敷島楓 @sikisimakaede

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