【アニメ】 その着せ替え人形《ビスク・ドール》は恋をする
CCさくらと、おんぷたんの殴り合いってマ!?
最高すぎる。
ひな人形の顔を作る職人になりたい被服オタの主人公が、エロゲオタのギャルにコスの衣装を作る話。
油断してニコニコで二話以降を見逃したので、今日一気見した。
主人公は完璧主義というか、職人気質の凝り性だ。
そのため、相手の要望に答えすぎるきらいがある。
ただ、そのこだわりゆえに信頼を得て、ユーザーにも感謝してもらえている。
ギャルの方は「好きなものはスキでいい」という肯定的な価値観を持っている。
スキであれば似合っていなくても肯定して、バカにする者たちは切り捨てる。
ただ、「イメージを壊したくない」という理由から、体系的に合わない衣装は着ない主義だ。
この手の「ギャルとオタクくん系作品」って、
「ギャルがひたすらオタをからかっていて、なかなか関係が進展しない」
ってケースもある。
「主導権を握るのが常にギャルで、オタはときどき核心を突けばいい、そこが面白い」
という理由もあるんだろうが。
だが、このアニメは割とすぐ堕ちる。
ストーリー半分くらいまで行って、主人公を意識し始めた後は内面トロの場面でニヤニヤさせてくれる。
途中から神レイヤーと神写真家の姉妹が現れて、彼女たちとも親しくなっていく。
彼女たちもプロ意識が高いゆえに悩む部分があって、こだわりの強さがにじみ出ている。
てっきりラブコメハーレムか、トライアングラーになると思っていたのだが、割と純愛系で安心した。
取り合いみたいになって女子どうしで主人公そっちのけでバトったりしない。
そこもいい。
とにかく本作や「明日ちゃんのセーラー服」などは、こだわりの強さを感じるアニメである。
個人的に、あまりにもこだわりが出る作品って、
「他者を攻撃しかねない危うさ」
もあって、ほどほどにしたほうがいいとさえ思う。
ただ本作には、そんな攻撃性が出ていないのがいい。
こだわっているのはあくまでも自分だけで、他人にまでそういったストイックさを求めていないのがいいんだと思う。
それはともかく、劇中劇でまさか
「CCさくらとおんぷたんの殴り合い」
が見られるとは!
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