【バラエティ】 『マネーの虎』にて、南原社長がクレープ屋さんに言ったひとこと
見事マネーが成立しすクレープ屋さんが、南原竜樹社長の元へ。
「全国展開を目指すも、お店の看板である車が足りないから調達してほしい」
と頼んだ。
ほしいのは、シトロエンのワゴンである。
ビンテージ車で、フードワゴンとしてはぜいたくすぎる。
それでも、愛らしいデザインは依頼者にとって看板代わりなのである。
しかし、南原社長は言い切る。
「もっと知れよ!」
と。
社長はまず、海外進出した際に「リンゴだけ食べて生活していた」と語る。
「今のお前は、『フードワゴンさえあれば、全国展開できて軌道に乗る』と思っているだろ?」
井の中の蛙、大海を知らず、だと。
「本当に重要な問題点がなにか、お前には見えていない!」
「もっと知れ! 勉強して大きくなれ!」
その言葉を聞いて、
その後、店主はフランスに修行へ向かう。
フランスのパティシエからは酷評され、それでも這い上がってどうにか新メニューを開発し、認められた。
で、全国展開へと向かう店主に、南原社長はシトロエンのワゴンを与えた。
このときに店主が開発したメニューが、
「リンゴのリキュールを使ったクレープ」
なのよ。
やっぱりつながっているのかなと思えた。
お二方は、その後一度地獄を見て、再度這い上がっていらっしゃる。
なので、この言葉はより深くオレの中に刻み込まれた。
この、
「もっと知れよ!」
は、オレの座右の銘になっている。
なにか、
「自分が知らないものを批判しそうになったとき」
は、頭の中にある南原社長を呼び覚まして、
「まず知れよ! まずは勉強だろ!」
と、ある程度知識を頭に入れてから、良し悪しを考えることにしている。
こういう「調べグセ」が身についたことで、オレは「なろうなんて異世界ばっかり」などというデマには騙されなかった。
いろんなジャンルで活躍している背景には、
「ただ運が良かっただけではなく、実力もあったのだ」
と偏見なく受け入れることができるようになった。
自分がいかにちっぽけな人間かと思い知った。
調べぐせが身についたのは、南原社長のおかげだと思っている。
ありがとうございます。
だから、人がよく知りもしないジャンルに対してブツクサ言っているのを見ると
「もっと知れよ! 知ってから語れよ!」
と思ってしまうのだ。
相手には言わんけど。
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