024−F――未来戦隊タイムレンジャー 第26〜30話(特撮)
Case File 26「信頼の秒読みカウントダウン」
前話からの続きですが、前回中途半端に関係修復の行われたタツヤとユウリの関係が敵の異空間に捕らえられたアヤセたちを救い出すという目的のもと完全に修復されるという王道的な展開でしたが、残り10秒を切ったところでタイムピンクが偽物と戦うギリギリの展開だったり、いつもならあっさりと終わってしまうロボ戦も偽物のタイムロボが現れることで一気に複雑さと倒されてしまうのではないかというハラハラ感が一気に増していましたし、いままで聞くことのできなかったユウリの思いが吐露されたりと非常に濃密な回でした。
ストーリーライン
フェーズ1
・タイムレンジャーがボルユニットの同時攻撃でできた割れ目から逃げ出そうするが、タイムレッドとタイムピンクだけが逃げ切る
・タツヤとユウリが事務所に戻り、ゲンブの正体をタックから聞く
・アヤセたちが偽タイムレンジャーに追われ、ゲンブゾーン内を逃げ回る
第1プロットポイント
・タツヤとユウリが中と外からの攻撃によってゲンブゾーンの破壊をタックから提案され、受け入れる
フェーズ2
・アヤセたちが偽タイムレンジャーを振り切り、タツヤたちに全てを託す
・タツヤがユウリとビルの前で会話し、共に作戦行動を取るようになった理由を訪ね、母親が癖のことを話していたことを知る
・ユウリが突然馬跳びを提案し、かつて殺された家族や30世紀で感じていたことなどを語る
・タックからの連絡でタツヤたちがタイムレンジャーに変身し、タイムピンクがゲンブゾーンに侵入する
・追い詰められたアヤセたちがタイムレンジャーに変身し、偽物と戦う
・ポイントに向かうタイムピンクを偽タイムピンクが妨害する
・タイムレッドとタイムピンクの同時攻撃によってゲンブゾーンが破壊される
第2プロットポイント
・現実にあぶり出されたゲンブがリバウンドを起こし、タックが緊急システム発動依頼をし、タイムジェットがやってくる
フェーズ3
・タイムロボαがゲンブと戦おうとするが、ゲンブがタイムロボαをコピーする
・タイムロボαがβへと変形し、戦うがピンチに陥り、タイムシャドウの加勢で助けられて偽タイムロボαを破壊する
・タイムロボβがシャドウβとなり、ゲンブを圧縮冷凍する
・ドルネロたちがビル運営者を脅迫し、巨額の金を手に入れる
・タツヤが一足先に事務所に帰り、ユウリたちを迎えて抱きしめるがビンタされる
Case File 27「小さな故郷」
今回はシオン回。「故郷」という言葉をキーワードに海岸に居座る老人の故郷に対する思いとハワード星人として生き残り、故郷と言える場所を持たないシオンの思いが交錯します。
ラストには新たな勢力が登場したりと、だんだん一話完結の物語から次回へ興味を抱かせるような流れができつつあるので非常に楽しみです。
ストーリーライン
フェーズ1
・タツヤたちがシオンが開発したタイムロボターに起こされる
・出張修理に出かけたシオンが浜辺に住み着く立花智と出会う
・とあるホテルにリラとエステティシャンのドミーロが訪れていることが明かされる
第1プロットポイント
・海を荒らすドミーロに立花智が挑み掛かるが、窮地に陥り、タイムグリーンが守る
フェーズ2
・シオンからの情報を得たタックが敵がドミーロであることを特定し、タツヤたちが向かう
・シオンが立花智に病院に行くよう説得するが拒否され、故郷を守りたい思いを告げられる
・シオンと合流し、タツヤたちが海を調べるが特に異変を見つけられずに終わる
・リラたちの居座るホテルのスタッフたちが浅見グループのとある組織に依頼する
・シオンが立花智の元を訪れ、食事を共にする
・翌日、海が赤く染まってしまう
・シオンが立花智が妻との思い出を語る
・海に現れたドミーロにシオンがタイムグリーンに変身して戦いを挑む
・駆けつけたタイムレッドたちがタイムグリーンに加勢し、ドミーロの放った海藻を除去する
第2プロットポイント
・ドミーロを圧縮冷凍しようとするがリバウンドが起こり、タックが緊急システム発動依頼をし、タイムジェットとタイムシャドウがやってくる
フェーズ3
・タイムロボα、シャドウαを経由してドミーロを圧縮冷凍する
・シオンが立花智と共に浜辺に新しい木を植える
・帰路につこうとしたタツヤたちが、ホテルから引き上げようとしたリラと謎の部隊の交戦現場を目撃する
Case File 28「再会の時」
気づけばタイムレンジャーも30話の大台直前ですが、「RAIMEI」からいままで特に音沙汰のなかったタツヤの父親がシティガーディアンズを引き連れて再び表舞台に立ちます。
そしてタツヤのかつての友人である滝沢ナオトの登場に時空の向こうから現れたVレックスと実に様々なことが起こり、次回がとてつもなく気になります。
しかも今回はタイムレッドの面割れによってタツヤが一部とはいえ素顔を晒したまま戦うというその筋の人にとってはエモみしか感じない展開が用意されていたりと刺さる人にはめちゃくちゃ刺さる回でもありましたね(笑
ストーリーライン
フェーズ1
・帰路につこうとしたタツヤたちが、ホテルから引き上げようとしたリラと謎の部隊の交戦現場を目撃する
・リラが撤退し、謎の部隊が撤収しようとするが、そのうちの一人である滝沢ナオトと出会う
第1プロットポイント
・シティガーディアンズの設立が公式に発表され、タツヤの父親が社長になることが明かされる
フェーズ2
・タツヤがナオトとの関係を語る
・タックが時空パルスの乱れを感知したことをタツヤたちに話す
・シティガーディアンズの発足会場でナオトがタツヤの父親にタツヤがいたことを報告し、タツヤになにを感じていたかが語られる
・タックと同じように時空パルスの乱れを感じ取ったギエンがヘルズゲート囚のジャグルを解放する
・ジャグルが時空パルスを刺激し、タツヤたちとシティガーディアンズが出動する
・タイムレッドたちが駆けつけ、ジャグルたちと戦う
・シティガーディアンズが駆けつけ、不用意に建物に近づいたゼニットたちを攻撃する
・タツヤの父親が現場に駆けつける
第2プロットポイント
・敷地内に入ったジャグルをシティガーディアンズが攻撃するが、タイムレッドが庇い、ナオトと父親に正体がバレる
フェーズ3
・タイムレッドがジャグルを追いかけようとするがナオトと父親に止められるがそのままその場を去る
・仲間の窮地にタイムレッドが駆けつけ、ジャグルを圧縮冷凍する
・時空パルスの暴走から時間移動実験に失敗し、行方不明になっていたVレックスが現れる
・タックが緊急システム発動依頼をし、タイムジェットとタイムシャドウが現れる
・タイムロボαとタイムシャドウがVレックスと相対する
Case File 29「炎の新戦士」
どう考えてもナオト回。前話からタツヤと因縁浅からぬ関係を見せていたナオトがVレックスの制御装置を手に入れようと奔走します。
今回はVレックスを手に入れるために、ロンダース、タイムレンジャー、そしてナオトの三勢力が互いにしのぎを削りあいますが、それが群像劇のように展開され、非常に手に汗握るようなドキドキ感を生み出していました。特にナオトは自らシティガーディアンズの隊長になりたいとタツヤの父親に立候補するなど貪欲さが伝わってきます。
それにしてもタイムファイヤーのナビゲーション音声が本当に英語で統一されているあたり、この作品がただの子ども向けではないことが伺えました。
ストーリーライン
フェーズ1
・タイムロボとタイムシャドウがVレックスと戦う
・タックがVレックスの制御装置を探すようにシオンに伝えるが制御装置がなくVレックスに逃げられる
・タックの言葉をナオトが聞く
・傷を癒すためにVレックスが休眠状態に入る
・事務所に戻ったユウリたちがタックと今後の方針を話すがタックがVレックスの情報がまったくないことを告げる
・ギエンがドルネロたちにVレックスの騒ぎを問い詰められるがVレックスを手に入れると告げ、武器密売人のハマーを解凍する
・ナオトがタツヤの父に自分をシティガーディアンズの隊長にして欲しいと言うが、断られる
・ナオトがVレックスの制御装置を手に入れるためにトゥモローリサーチを張り込む
第1プロットポイント
・ユウリとハマーが同時にVレックスの装置を見つけ、現場に向かい、ナオトもユウリの後を追う
フェーズ2
・目覚めたタツヤがユウリたちの後を追う
・ユウリたちがハマーと鉢合わせ、変身して戦う
・ゼニットたちがVレックスの制御装置に向かうがナオトがそれを妨害し、制御装置を手に入れようとする
・制御装置を手にするも危機に陥ったナオトをタイムレッドが助ける
・ナオトとタイムレッドがゼニットに囲まれるが、その最中にナオトが制御装置からのガイダンスに従い、Vコマンダーを手に入れる
第2プロットポイント
・ナオトがVコマンダーを使ってタイムファイヤーに変身する
フェーズ3
・ハマーのよって危機に陥るタイムピンクたちの前にタイムファイヤーが現れ、ゼニットたちを攻撃する
・タイムレッドがタイムピンクと合流し、タイムファイヤーの正体がナオトであることを教える
・タイムファイヤーがハマーと戦い、単独で圧縮冷凍する
・タイムレンジャーがタイムファイヤーと相対する
Case File 30「届け 炎の叫び」
今回は前回から続くVレックスの奪い合いの続き。
タツヤとナオトの一騎打ちでは二人のレッドによる死闘だけでも熱いのにナオトの心情が掘り下げられますし、それによって持たざる者の苦悩というナオトの根源を知ることができるので面白い回でした。
Vレックス争奪戦の勢力としては前回と同じく、ロンダース、タイムレンジャー、ナオトことタイムファイヤーがVレックスを奪いあいますが、どの勢力もVレックスを落とすまであと一歩が足りないというもどかしい状況になっているのが非常に興味を引く展開になっていました。
それにしてもいま見てもVレックスはカッコいい……、DVディフェンダーとか戦隊職人とかで発売してくんないかな(笑
ストーリーライン
フェーズ1
・タツヤたちがナオトにVコマンダーを渡すように言うが断られる
・ギエンたちがタイムファイヤーの登場を知るも、継続してVレックス入手のために密猟者のマスターハンターを解凍する
・タックがタイムファイヤーの情報がないことをタツヤに伝え、タツヤがナオトと話すために事務所を出る
・マスターハンターがVレックスを手なずけようとする
第1プロットポイント
・タツヤがナオトと話そうとするが、Vコマンダーを渡す気がないことを改めて言い、タツヤの父親がユウリたちをシティガーディアンズにスカウトしようとしていることを語る
フェーズ2
・タツヤの父親がトゥモローリサーチを訪れ、ユウリたちにシティガーディアンズにスカウトしようとする
・タツヤとナオトがタイムレッドとタイムファイヤーに変身して戦う
・マスターハンターがVレックスを連れて行こうとするが、Vレックスが制御を外れ、街に向かう
・街にVレックスが現れ、タイムレッドとタイムファイヤー決着がつかずに終わる
・シティガーディアンズが市民を避難させる
・ユウリたちがタイムレッドに合流し、シャドウαによるVレックス捕獲のために向かう
・タックが緊急システム発動依頼をし、タイムジェットとタイムシャドウがやってくる
・シャドウαがVレックスを捕獲しようとするがリバウンドを起こしたマスターハンターによって妨害され、Vレックスの攻撃を受ける
・タイムファイヤーがVレックスを制御しようするがVレックスが迫ってくる
第2プロットポイント
・タイムファイヤーがマスターハンターの制御装置を破壊し、Vレックスの制御を取り戻す
フェーズ3
・Vレックスがタイムファイヤーの命令でマスターハンターを攻撃する
・Vレックスがブイレックスロボに変形し、マスターハンターを圧縮冷凍する
・ナオトがタツヤの父にVレックスを手に入れたことを報告し、シティガーディアンズの隊長に任命される
・タツヤがシティガーディアンズのことを断って良かったのかとユウリたちに訊ね、ユウリたちがそれぞれ返す
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