024−E――未来戦隊タイムレンジャー 第21〜25話(特撮)
Case File 21「シオンの流儀」
今回は仲間内からも心配されることを嫌がり、単身でいいとこを見せようとするシオンが主役の回。
ドルネロにパワースプリッティの原液を浴びせられ、ベロベロに酔ったタツヤたちが暴れ回る事務所でよくあんな対策が練られたなとシオンに感心しましたし、ロボットの割にタックが非常に計算や確率ではなく人間的な杓子でシオンを止めていたのが印象的でした。
あとさりげなく酔っ払ったタツヤたちの写真を撮っているあたり、シオンの小悪魔的部分が見えているようでキャラの深みを感じました。
ストーリーライン
フェーズ1
・シオンが帰り道に話題となっていたパワースプリッティを買って帰る
・パワースプリッティを飲んだユウリたちが何かに気づく
・パワースプリッティを生産している会社にやってきたタイムレンジャーが人間に化けていたドルネロと用心棒のハイドリッドに次々と変身解除される
・タツヤたちがパワースプリッティの原液を浴びせられ、戦闘不能に陥り、シオンが機転を効かせて撤退する
第1プロットポイント
・事務所に戻ってきたシオンだが原液を吸い込んだタツヤたちが酔っ払って使い物にならなくなる
フェーズ2
・ドルネロが工場を占拠し、パワースプリッティを次々に生産させる
・シオンが独自にハイドリッドへの対応策を考え始める
・タイムグリーンが再び工場に忍び込んでハイドリッドと戦うが敗北し、撤退する
・シオンがタックに止められるが構わずハイドリッド対策を行い、タックが根負けしてシオンに協力する
・シオンが再び工場に立ち入り、ハイドリッドの目の前でパワースプリッティの原液を処分する
・タックがほかのタイムレンジャーを工場まで連れてくる
・タイムグリーンが新機能、アクセルストップを使い、ハイドリッドとの一騎打ちを制し、いままでの行為が分析のためであったことが明かされる
第2プロットポイント
・ボルテックバズーカで圧縮冷凍しようとするがそれより先にハイドリッドがリバウンドを起こす
フェーズ3
・タックが緊急システム発動依頼をし、タイムジェットとタイムシャドウがやってくる
・タイムロボα、シャドウαを経由してハイドリッドを圧縮冷凍する
・シオンが他の四人のクロノチェンジャーにアクセルストップを実装する
Case File 22「桃色の誘惑」
今回はユウリ回でしたが割とギャグ色強めな回でしたね。
行方不明になった婚約者を探して欲しいという依頼をこなしていくユウリたちでしたが、タツヤ、ドモン、アヤセが連続して探していた広末恭子に籠絡されるという展開。しかもユウリは広末恭子に女の魅力がわかっていないと一蹴されるなど、踏んだり蹴ったりな展開が続きます。
それにしても、広末恭子や終盤のユウリもそうですが、このできるしたたかな女イズム、どっかで見たことあるなぁと思って調べたら、案の定、仮面ライダージオウのキバ編にて濃密な回(意味深)をかましてくれた井上敏樹脚本でした(笑
ストーリーライン
フェーズ1
・山田吾郎がトゥモローリサーチに行方不明になった広末恭子の捜索依頼してくる
・ユウリたちが全員で広末恭子の捜査を始める
・ユウリが山田吾郎の家事手伝いをする
第1プロットポイント
・タツヤが広末恭子とお見合いをしてみるが、完全に惚れてしまう
フェーズ2
・ユウリが再び山田吾郎の手伝いに向かうがまた失敗してしまう
・ドモンが広末恭子とお見合いをするが、完全に惚れてしまう
・広末恭子が結婚詐欺師 バーベラであることが明かされる
・ユウリが再び山田吾郎の家の手伝いするが失敗する
・アヤセが広末恭子とお見合いするが、あっさり断られる
・直後、ユウリが広末恭子に直に山田吾郎について訊ねるが、逆に言い負かされてその場から逃亡する
・広末恭子の言葉を根に持ったユウリが自分磨きに邁進する
・リラからお見合い相手がタイムレンジャーであることを知った広末恭子がタツヤたちを罠にかける
・集められたドモン、タツヤ、アヤセが広末恭子に洗脳され、殺し合わされる
・駆けつけたシオンが止めようとするが、失敗する
・自分を磨いたユウリが現れ、三人の洗脳を解く
・広末恭子がバーベラとしての姿を明かし、ユウリたちがタイムレンジャーに変身して戦う
第2プロットポイント
・タイムピンクがバーベラを追い詰め、ボルテックバズーカで圧縮冷凍しようとするがハーベラがリバウンドを起こす
フェーズ3
タックが緊急システム発動依頼をし、タイムジェットとタイムシャドウがやってくる
・タイムロボα、シャドウαを経由してハーベラを圧縮冷凍する
・ユウリが広末恭子に扮して山田吾郎の元に置き手紙を残す
Case File 23「ビートアップ」
今回はタツヤ回。自分が引き受けた仕事に舞い上がったタツヤが色々あって、自身の無力さを痛感します。
今回は敵であるロンダース囚人がキャラの言動的にも仲間であるはずのドルネロたちからですら雑魚扱いされていましたが、実はめちゃくちゃ厄介な敵であることが明かされ、前半はその囚人の行動によってタツヤの心的描写が引きずられてくるような形でしたが、後半からは自身を取り戻し、自分の信じたことにまっすぐ挑んていくいつもの調子に戻ったので、まさに明るいながらに親の影を引きずるタツヤ自身の性格を表すような回だったと思います。
ストーリーライン
フェーズ1
・ ギエンがエネルギー窃盗犯ウーゴを解凍する
・タツヤが山下コーポレーションに夏祭りの企画を請け負い、トゥモロー・リサーチ総動員で準備に取り掛かる
・突然電力が低下し、タツヤがアヤセたちに仕事を任せて偵察に向かう
・タイムレッドが電気を盗み食いしていたウーゴを見つけ、追う
・ウーゴが発電機の電力を嗅ぎつけてアヤセたちの前に現れ、タイムレッドも追ってくるが、タックがアヤセたちに敵がマーシャル星人であることを伝える
第1プロットポイント
・タイムレッドがアヤセたちの制止も聞かず攻撃を仕掛け、ウーゴの爆発に巻き込まれてダブルベクターとクロノチェンジャーが破壊され、タツヤもケガを負う
フェーズ2
・病院でマーシャル星人が衝撃を受けるとエネルギーを放射する現象を起こすことが明かされる
・アヤセたちがウーゴを探しながら、夏祭りの準備を進める
・タツヤが仕事を依頼した山下慶吾が元はタツヤの父親の秘書であったことを知る
・電力を奪われた地区でロンダースが次々と窃盗を行い、タツヤの看病をしていたユウリも現場に向かう
・翌日、戻ったユウリがタツヤが病院からいなくなっていることを知るがウーゴが発電所に向かっていることが判明し、そちらに向かう
・タツヤが山下慶吾と会い、夏祭りの企画のことを謝罪するが逆にアヤセたち、仲間との強い信頼を指摘される
・タイムブルー、タイムイエロー、タイムピンクが発電所に迫るウーゴを止めようとする
・タツヤが駆けつけ、ウーゴを引きつけて発電所から引き離すが、現れたギエンに殺されそうになる
・タイムグリーンがクロノチェンジャーを持って駆けつけ、タツヤがタイムレッドに変身する
・グリーンがレッドに新兵器であるアサルトベクターを手渡し、レッドがウーゴの溜め込んだエネルギーを放散させる
第2プロットポイント
・ウーゴがギエンによってリバウンドを起こされ、タックが緊急システム発動依頼をしタイムジェットとタイムシャドウがやってくる
フェーズ3
・タイムロボβ、シャドウβを経由してウーゴを圧縮冷凍する
・タツヤが企画した夏祭りが予定通り行われる
Case File 24「黄色、時々青」
今回は森山ホナミとアヤセ&ドモン回。
「死闘の町」から続く小林靖子脚本によるドモンと森山ホナミの恋愛模様が描かれますが、今回は森山ホナミの勘違いとそれに振り回されるアヤセ、そして絶妙なタイミングでの登場で勘違いを加速させていくドモンことタイムイエローなど、ハードさからはやや距離を離した同じ小林靖子がメインライターを務める「仮面ライダー電王」の時のようなややコミカルなタッチで描かれています。
個人的にはシリアスなものやハードなものが好きなのですが、時たまの息抜きくらいにはちょうどいい塩梅の回でした。
ストーリーライン
フェーズ1
・トゥモロー・リサーチに森山ホナミからメールが届く
・傷害犯ボーグが解凍される
・タツヤたちが仕事現場で偶然森山ホナミと出会ってしまい、個別にその場から離れる
・タイムレンジャーを追いかけた森山ホナミとレンタカーを返そうとしたアヤセが出会ってしまう
第1プロットポイント
・アヤセが森山ホナミを家に送ることになるが、その途中でボーグと出会ってしまう
フェーズ2
・タツヤたちがタイムレンジャーに変身して駆けつけてゼニットと戦う
・アヤセたちがボーグに追われ、森山ホナミがタイムイエローとの違和感を感じる
・アヤセがやむなく森山ホナミの前で変身しようとするがクロノチェンジャーがないことに気づき、自分がボーグを引きつける囮になる
・間髪入れずにタイムイエローが駆けつけ、ボーグと戦う
・タイムレッド、ピンク、グリーンがゼニットの軍団に囲まれて足止めを食らう
・タイムイエローがピンチに陥るが、同時にアヤセがその現場でクロノチェンジャーを見つける
・ボーグが森山ホナミに銃を向けるが、タイムイエローがそれを阻止し、ボーグを攻撃してタイムブルーも加勢する
・ボーグがリバウンドを起こす
第2プロットポイント
・タックが緊急システム発動依頼をし、タイムジェットとタイムシャドウがやってくる
フェーズ3
・タイムロボα、シャドウαを経由してボーグを圧縮冷凍する
・ドモンが森山ホナミを背負う
・金城(ドルネロ)がボーグが破壊した地区を安く買い、高く売りつけて利益を得る
・ドモンが森山ホナミとの関係に思い悩む
Case File 25「途切れた信頼」
今回はタツヤ&ユウリ回でもあり、26話との前後編回です。
序盤のシュミレーション訓練でアヤセのこと心配し、失敗をやらかすもそれを口に出せないタツヤとユウリの対立から始まり、タツヤの母親と祖父を交えた団欒から作戦とそこからの転落と26話へ続くことを前提に話が作られていたのでいつもの一話完結だと思っていた自分としては「続くんだ!?」って感じでした。
その分いつもは終わってしまうところで最大のピンチを迎えていたので、どうなるんだろうというハラハラはありましたが(笑
ストーリーライン
フェーズ1
・タツヤたちが突入のシミュレーションをするがアヤセの病気を心配したタツヤの勝手な行いで失敗する
・シミュレーションの失敗でタツヤとユウリがケンカし、ユウリがタツヤを作戦から外すと告げる
・タックからシミュレーションをする理由となったロンダースの事件を語る
・科学者 ゲンブが着々と準備を進める
第1プロットポイント
・タツヤたちが引っ越しの依頼を受けるが、依頼主がタツヤの母親であることが明かされる
フェーズ2
・タツヤが祖父の空手の相手をする
・ゲンブが異空間を作り出すゲンブゾーンを完成させる
・ユウリがタツヤの母親と話をし、タツヤの癖について聞きシミュレーションの時の態度を考える
・タツヤが祖父と空手をしながら話をする
第2プロットポイント
・ゼニットがビルを襲ったことがタツヤたちに伝えられ、ユウリがタツヤたちと共に現場に向かう
フェーズ3
・タイムレンジャーが人質を救うために突入しようとするが、ゲンブによってゲンブゾーンに閉じ込められる
・タイムレンジャーがゲンブの用意した偽タイムレンジャーと戦うが一方的に押される
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます