015−G――仮面ライダージオウ 第37〜43話(特撮)
EP37・38「2006:ネクスト・レベル・カブト/2019:カブトにえらばれしもの」
今回はカブト編ということで仮面ライダーガタック/加賀美新に仮面ライダーパンチホッパー/影山瞬。仮面ライダーキックホッパーでありアナザーカブトでもある矢車想の本人キャストが登場。
放映前からツイッター上の告知で影山役の内山さんが撮影後に痩せたことで結構持っていかれていましたが、程よくカブト感が出ていて面白かったのではないかと思います。
加賀美の成長などを出しながらも地獄兄弟のとんでも理論による不規則な行動など、作品を見ていた人なら「そういやこんな感じだったな」と思える描写が結構入っていましたし、サイドストーリーとしてもツクヨミの過去が断片的に明らかになるなどして、前回のキバ編よりはわかりやすかったのではないかと思いました。
と言っても、ここ最近見てて思うのはやっぱり20周年記念というのもあってか主人公であるソウゴのストーリーより過去作出演者による友情出演や過去作っぽいイメージや画作りが先行していてストーリー重視の自分からするとちょっと物足りない感じがあります。
ストーリーライン
フェーズ1
・隕石が落下し、ワームが人間に擬態する
・隕石落下のニュースを見たソウゴたちがワームたちが人間を襲う姿を目撃し、現場に向かうが再び隕石が落ち、ソウゴたちが二手に分かれる
・ツクヨミがいままでアナザーライダーが現れるとオリジナルライダーの存在が消える法則が通用しなくなっていることに疑問を抱く
・隕石の落下場所に駆けつけたゲイツとウォズがワームと戦闘になる
・別の隕石落下地点に駆けつけたソウゴとツクヨミが擬態したワームに襲われるが仮面ライダーガタックが助けられ、ジオウⅡに変身し、援護する
・ゲイツとウォズが生体となり、クロップアップが可能となったワームと戦う
・ガタックとジオウⅡの前にパンチポッパーが現れ、ガタックがキャストオフし、クロップアップして戦う
・ツクヨミが巻き込まれた親子を助けるために力を使うが過去の断片的な記憶を思い出し、それを見ていたスウォルツに門矢士が関係を問う
・ガタックがパンチポッパーにトドメを刺そうとするがアナザーカブトが阻止し、撤退する
第1プロットポイント
・変身解除した加賀美新がアナザーカブトとパンチポッパーの正体――矢車想と影山瞬についてソウゴたちに語り、影山に擬態しているワームを倒すという目的を語る
フェーズ2
・加賀美が1999年に渋谷が隕石落下によって壊滅したのではと語る
・ゲイツとツクヨミの前に門矢士が現れ、時空の歪みの原因を探るためにツクヨミとともに2058年に向かう
・ゲイツたちに情報を共有したソウゴとウォズの前に影山が現れ、「兄貴を助けるために協力してほしい」と告げソウゴが影山と共に行動する
・ソウゴを襲おうとした影山をソウゴを尾行していた加賀美が阻止し、ガタックに変身し、アナザーカブトとパンチポッパーと戦う
・パンチポッパーがソウゴに襲いかかろうとするが、ギンガファイナリーが阻止する
・落下してくる巨大隕石を目撃し、ソウゴがジオウフォーゼアーマーを装着し、隕石迎撃に向かう
・アナザーカブトとパンチホッパーと戦っていたガタックにギンガファイナリーが援護する
・ギンガファイナリーがワクセイフォームとなってアナザーカブトを倒すが、キックポッパーが現れ、その場から逃走する
・変身解除したウォズにゲイツが合流するが影山と加賀美もいなくなっていることに気づく
・門矢士とツクヨミが2058年の世界にたどり着く
・ジオウフォーゼアーマーが隕石を破壊するが新たな隕石が現れる
・ソウゴがウォズの指示で一時撤退する
・ゲイツが矢車を見つけ、影山がワームだと告げるが無視される
・ウォズがソウゴに作戦を提案し、加賀美が影山に捕まったことを知る
・ソウゴとウォズが加賀美救出に向かい、フォーゼとギンガのウォッチを渡せと言われ抵抗するが現れたアナザーカブトの参戦によって奪われてしまう
・クジゴジ堂に戻ったソウゴたちがウォッチのない状況で考えあぐねる
・ウールが影山からフォーゼライドウォッチとギンガミライドウォッチを奪い、それをスウォルツが持ち去る
・ツクヨミが2058年にてかつての自分と兄と呼ばれた人物と出会うが、スウォルツが現れ、フォーゼライドウォッチとギンガミライドウォッチを渡し、2019年に帰るよう告げる
・加賀美がかつて一度もカブトに勝てなかったことを明かし、ソウゴが勝てると告げ、王様になったら大事な仕事についてほしいと告げる
・ソウゴの前にツクヨミが現れ、フォーゼライドウォッチとギンガミライドウォッチを手渡す
・アナザーカブトたちと戦っていたゲイツたちにソウゴが合流し、それぞれが変身して戦う
・ジオウフォーゼアーマーとギンガファイナリーが隕石迎撃に向かう
・ジオウビルドアーマーで隕石内部に侵入したギンガファイナリーがギンガタイヨウとなり、隕石を焼き始める
第2プロットポイント
・加賀美がアナザーカブトによって変身解除されるが、カブトゼクターが現れ、加賀美が仮面ライダーカブトに変身して戦う
フェーズ3
・ゲイツリバイブ疾風がパンチポッパーを倒し、仮面ライダーカブトがアナザーカブトを倒す
・ツクヨミが落下する隕石の時間を止めギンガタイヨウとジオウトリニティによって隕石が完全に破壊される
・影山が矢車の前で完全消滅し、矢車がその場を去る
・カブトゼクターがカブトライドウォッチとなり、加賀美からソウゴの手に渡される
・デンライナーが現れる
EP39・40「2007:デンライナー・クラッシュ!/2017:グランド・クライマックス!」
今回は電王編+グランドジオウ登場回ということで仮面ライダー電王からモモタロスたちイマジンと桜井侑斗にデネブが登場ということでしたが、人間ドラマが霞むくらいにひたすらにグランドジオウが平成仮面ライダー20周年の集大成に相応しすぎるチート性能で全部持って行きましたね(笑
それまでの姉弟の関係に姉の婚約者と電王の主人公であった良太郎と愛理、そして桜井侑斗を彷彿とさせるような展開が繰り広げられていくドラマに「アナザー電王を止めたい」という欲求と電王ライドウォッチが継承できていない現実がソウゴに覆いかぶさってくるもまぁまぁ、面白かったですが、アナザーライダーの関係者の話を聞いてそこに寄り添うように行動する初期の頃のソウゴが現れていて個人的にはそこにグッときました。
あとMウォズが割と演技が自然過ぎる。
ストーリーライン
フェーズ1
・桜井侑斗とデネブがグランドジオウへと変身を果たしたソウゴの力を見る
・ゲイツとツクヨミが不時着したデンライナーから出てきたモモタロスたちと出会う
・帰宅したソウゴがモモタロスたちと出会い、常盤順一朗にデンライナーの修理を依頼し、リュウタロスに憑依された状態でモモタロスたちと共にデンライナーに向かう
・遠藤タクヤの姉の墓参りに来ていた大澄ユキヒロが遠藤タクヤに追い返される
第1プロットポイント
・オーラによって遠藤タクヤがアナザー電王となり、直後大澄ユキヒロにイマジンが取り憑く
フェーズ2
・デンライナーを修理中の順一朗についていったソウゴの前にアナザー電王が現れ、攻撃を仕掛けてくる
・駆けつけたゲイツが変身してアナザー電王と戦い、ソウゴたちも参戦しジオウトリニティとなって戦うが目の前に桜井侑斗とデネブが現れる
・桜井侑斗が仮面ライダーゼロノスアルタイルフォームに変身し、ジオウトリニティと戦闘になる
・隙を狙ってデンライナーを狙うアナザー電王によってゼロノスとジオウトリニティが結託するが、オーラによってアナザー電王に逃げられる
・クジゴジ堂に戻ったソウゴたちが桜井侑斗と話し、ソウゴを必ず倒すと告げる
・ゲイツにモモタロスが憑依し、アナザー電王を倒すために協力すると言ってクジゴジ堂を出る
・アナザー電王が復活する
・大澄ユキヒロが「遠藤タクヤを救う」という内容でモールイマジンと契約する
・クジゴジ堂にいたソウゴにツクヨミからアナザー電王を見つけた連絡が入る
・Mゲイツが駆けつけ、ゲイツリバイブで戦うがモールイマジンが介入する
・駆けつけたソウゴの前にゼロノスが現れ、ソウゴがジオウトリニティに変身し、ゼロノスと戦う
・ゼロノスがベガフォームへと変身する
・修理されたデンライナーが現場に駆けつける
・ジオウトリニティがゼロノスを退けるがデンライナーがアナザー電王にハイジャックされる
・モールイマジンが「タクヤの望みを叶える」と願いを歪曲し、過去に飛ぶ
・ソウゴがモモタロスから電王ライドウォッチを受け取り、グランドジオウライドウォッチが生成されるが、侑斗の警告でモモタロスが電王ライドウォッチを取り上げ、グランドジオウライドウォッチも消失する
・侑斗が大澄ユキヒロにライダーチケットをかざし、イマジンを追って2017年に飛ぶ
・ソウゴたちがクジゴジ堂にて大澄ユキヒロから遠藤タクヤ / アナザー電王とその姉、遠藤サユリとの関係を聞く
・ゲイツ、ウォズ、モモタロスがタイムマジーンで2017年に飛ぶ
・2017年にてモールイマジンとアナザー電王が現れる
・たどり着いたゲイツたちが遠藤サユリのいる病院に駆けつけ、モモタロスがウォズに憑依して中で暴れるアナザー電王とモールイマジンの元に向かう
・Mウォズがギンガファイナリーに変身し、モールイマジンと戦い、アナザー電王とゲイツリバイブが戦う
・ウォズがモモタロスを強制的に引き離し、モールイマジンが隙を見て逃げ出す
・2017年の遠藤タクヤが病院から姉を連れ出す大澄ユキヒロの姿を目にする
・モールイマジンがデンライナーでアナザー電王を援護し、アナザー電王が逃げ出す
・2017年にやってきたソウゴが2017年の遠藤タクヤに姉であるサユリがどのみち助からなかったことを話し、未来の自分を止めて欲しいと頼まれる
・遠藤サユリと大澄ユキヒロを追ってきたアナザー電王とモールイマジンの前にソウゴとモモタロスが現れ、戦闘になる
・現れた侑斗の言葉でモモタロスがソウゴに電王ライドウォッチを渡す
・侑斗が仮面ライダーゼロノスに変身し、モモタロスたちに加勢する
第2プロットポイント
・ソウゴの手に再びグランドジオウライドウォッチが生成され、ソウゴが仮面ライダーグランドジオウに変身する
フェーズ3
・グランドジオウが他の仮面ライダーの力を使ってアナザー電王を圧倒する
・グランドジオウが電王を召喚し、モモタロスが電王に憑依して電王クライマックスフォームに変身し、イマジンと戦う
・電王とゼロノスがイマジンを倒し、グランドジオウがアナザー電王を倒す
・2019年の遠藤タクヤが姉とユキヒロの真意を聞き、和解する
・侑斗たちがソウゴの元を去り、直後、ソウゴがグランドジオウとして2068年に呼び出され、オーマジオウと戦う
EP41・42・43「2019:セカイ、リセット/2019:ミッシング・ワールド/2019:ツクヨミ・コンフィデンシャル」
前話ではグランドジオウの力を手に入れたソウゴとオーマジオウが対決するという波乱の終わり方をしましたが、今回は序盤はその戦いの決着を書きながらも現代に戻ってからは全てがちゃぶ台返しにされているというとてつもない現実がソウゴに突きつけられます。
ジオウもラストに近づいていますが、この展開、人によっては冷めてしまうような気もします。実際、加古川飛流が登場した時には「またお前かいッ!」ってツッコミました。しかし、かつて同じような状況に陥り、すべてを失った門矢士が今度はソウゴを励ます側に回るのはなかなかでした。
そしてスウォルツとツクヨミの関係にメスが入れられ、いままで暗躍してきたスウォルツが本格的に動き出して仮面ライダーディケイドの力を奪うなど、盛り上がりが最骨頂に達しつつあるのが非常に良かったです。まぁ、パワーバランスが訳のわからないことになりつつあるので、細かいところにはツッコミたいですが(笑
ストーリーライン
フェーズ1
・2068年にてグランドジオウがオーマジオウと戦うが、ドライブの力を正式継承していないせいで敗れる
・ソウゴが駆けつけたウォズによって現代に戻されるが、残ったオーマジオウとウォズが何者かが時間の流れを変えたことを感じ取る
・現代に戻ったソウゴが加古川飛流の像を見つけ、変わり果てた世界の惨状を知る
・ソウゴがクジゴジ堂に戻るが、レジスタンスの救護所になっていることを知り、同時に通信で救援を求めてきたツクヨミの元に向かう
・アナザーライダーと戦っていたゲイツとツクヨミにソウゴが合流し、ジオウⅡとなってアナザーライダーを倒す
・ジオウⅡがゲイツリバイブとツクヨミに攻撃され、ウールによって助けられる
・クジゴジ堂に戻ったゲイツとツクヨミがソウゴについて話す
第1プロットポイント
・ソウゴの前にウォズが現れるが、同時に加古川飛流とオーラが現れ、ウォズが加古川飛流についたことが明かされる
フェーズ2
・加古川飛流がアナザージオウⅡとなり、ソウゴもグランドジオウに変身して戦う
・ウールがゲイツたちに接触し、ジオウの居場所を教える
・アナザージオウⅡがアナザーライダーを召喚し、グランドジオウも対抗するライダーを召喚するがアナザージオウⅡに時間を操る力があることが明かされ、倒したアナザーライダーが復活する
・窮地に陥るグランドジオウを門矢士が助け、ソウゴを鼓舞する
・ソウゴが再びグランドジオウに変身し、追ってきたアナザーライダーを倒すが直後、ゲイツが現れ、ゲイツリバイブに変身しグランドジオウに襲いかかるも、変身を解いたソウゴがかつてのゲイツとの約束を持ち出し、駆けつけたツクヨミが二人を止める
・ソウゴたちがクジゴジ堂に戻り、ソウゴが事情を話すがゲイツには受け入れられず立ち去られてしまう
・加古川飛流の元に海東大樹が現れ、仮面ライダーディエンドに変身し、アナザージオウライドウォッチを奪おうとするがスウォルツによって阻止される
・変身解除された海東大樹にスウォルツが力を与える
・ゲイツを追ってきたソウゴたちの前に加古川飛流が現れ、アナザージオウⅡとジオウⅡに変身して戦う
・ジオウⅡがグランドジオウライドウォッチを使おうするが現れた海東大樹が与えられたタイムジャッカーの力を使ってグランドジオウライドウォッチを奪う
・窮地に陥るジオウⅡをゲイツリバイブに変身したゲイツが助ける
・ゲイツが「お前の知っている俺はどんな奴だ?」と訊ね、ソウゴが本当の世界のゲイツについて話すが、ツクヨミがアナザーライダーに追われていることを知る
・窮地に陥るツクヨミを門矢士が助け、仮面ライダーディケイドに変身し、アナザージオウⅡと戦う
・駆けつけたソウゴとゲイツがジオウⅡとゲイツリバイブに変身し、ディケイドに加勢するが、ジオウⅡがアナザーライダーに追われるツクヨミを助けに行く
・ジオウⅡがツクヨミを助けようとするがウールとウォズの介入によって連れ去られてしまう
・オーラが海東大樹にタイムジャッカーの力のことを訊ね、スウォルツから与えられたことを明かされる
・スウォルツの前に連れてこられたツクヨミが自分がスウォルツの妹であることを知る
・ジオウⅡ、ディケイド、ゲイツリバイブがアナザージオウⅡの前から撤退する
・スウォルツが時間を止める力が自分の一族特有のものであることを明かし、現れたオーラからタイムジャッカーの力を奪い、ウールとオーラの追撃を海東大樹に任せる
・海東大樹がウールとオーラに追いつくが、アナザーライダーに居場所を伝えるも、グランドジオウライドウォッチをオーラに託す
・駆けつけたソウゴとゲイツが仮面ライダーに変身し、アナザーライダーを倒し、ウールとオーラを助ける
・スウォルツが次期王に選ばれたツクヨミの記憶を奪い別の時間軸に飛ばしたことを明かし、ツクヨミからタイムジャッカーの力を奪う
・ウォズがスウォルツを阻止しようとするが失敗し、ツクヨミとともにスウォルツの前から撤退する
・ソウゴがオーラたちからスウォルツの裏切りを聞き、グランドジオウライドウォッチを託してスウォルツを倒すように言われる
・ウォズがツクヨミをクジゴジ堂に届け、ソウゴたちが合流する
第2プロットポイント
・ソウゴ、ゲイツ、ウォズ、門矢士の4人が加古川飛流を倒す意思を固め、彼の居城へ向かう
フェーズ3
・ソウゴたちが変身し、アナザージオウⅡが率いるアナザーライダーたちと戦う
・仮面ライダーディケイドが仮面ライダーディエンドと戦うが、ディエンドのタイムジャッカーの力とスウォルツによって仮面ライダーディケイドの力を奪われる
・ジオウたちがそれぞれにアナザーライダーを倒す
・グランドジオウがアナザージオウⅡを倒し、書き換えられた歴史が元に戻る
・海東大樹がアナザージオウライドウォッチを奪い、スウォルツが「王の資格などない」と加古川飛流を突き放す
・スウォルツがアナザーディケイドライドウォッチを手にほくそ笑む
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます