016−B――SSSS.GRIDMAN 第7〜12話(アニメ)
第7話「策・略」
前話でアノシラスから世界の真実を教えられた裕太ですが、本格的なアカネからのアプローチが始まりつつも、アカネとは別の意思をもって動き出したアレクシスと徐々にクライマックスへの物語が盛り上がっています。「アカネを止めたい」のに内海たちからは信じてもらえず、世界の神様相手にどうやって止めたらいいのかわからない裕太の迷いが非常に見え隠れしていました。
ストーリーライン
フェーズ1
・裕太がアノシラスから聞いた世界の真実を六花と内海に話す
・裕太が校内でアンチと出会う
・裕太がアノシラスの話を新世紀中学生たちにも話す
第1プロットポイント
・自宅に帰宅した裕太が自宅にいたアカネに仲間にならないかと言われるが拒否する
フェーズ2
・裕太がアカネを送る途中、アレクシスを呼び出し、裕太に会わせる
・街にUFOが現れる
・裕太たちが六花の店で合流し、裕太がアクセスフラッシュする
・グリッドマンが実体化し、謎のUFOを倒すが、すぐに復活する
・アカネがあのUFOがなんなのかを聞き、アンチが作ったものであるとアレクシスが答える
・ヴィットがスカイヴィッターとして実体化する
第2プロットポイント
・グリッドマンがスカイヴィッターと合体し、スカイグリッドマンとなる
フェーズ3
・現れたUFOがただの操り人形であり、本体の怪獣がいることにグリッドマンが気づく
・アンチが実体化し、グリッドマンと戦う
・グリッドマンが上空の街を見る
・グリッドマンが怪獣を倒し、スカイヴィッターがアンチを墜とす
・戻った裕太がアレクシスと会ったことを内海たちに話す
・アンチがアレクシスに右目を切られる
第8話「対・立」
前回の不穏さ満載だった前話ですが、今回は世界の神様である新条アカネ相手にどうやって止めたらいいのかわからないという前回の問題がアカネの「学祭当日に怪獣を暴れさせる」という宣戦布告の形を取って現れていましたし、無関係の人を巻き込みたくないという欲求と、新条アカネが予告を撤回するつもりがないという新たな問題が顕在化されているのが非常に見やすくなっていました。
そしてフルパワーグリッドマンの登場によって少しは持ち直していたグリッドマン打倒の心をへし折られかかっているアカネの情緒不安定さと不気味なアレクシスがクライマックスへの不穏さを醸し出していました。
ストーリーライン
フェーズ1
・裕太の高校の文化祭が近づき、文化祭の企画を問川たちが言い出したものであると知る
・アカネが新たな怪獣を誕生させる
・学校に登校した裕太たちをアカネが呼び出し、新たに作った怪獣を学園祭当日に暴れさせると宣言する
・内海の言葉から裕太がグリッドマンたちの出力サイズを小さくすれば全員出撃可能なのではないかと提案する
第1プロットポイント
・アカネの宣戦布告への意見の違いから内海と六花がケンカする
フェーズ2
・裕太がアカネに予告を撤回するように説得するが、失敗する
・アンチが六花の店に現れて行き倒れ、六花ママから飯を奢ってもらう
・キャリバーがアンチの連絡先を本人から手に入れる
・六花がアカネと話すが、六花がアカネの友達になるように怪獣から生まれ設定されたと聞く
・アカネと分かれ、自宅まで戻ってきたものの何もできていないと呟く六花を裕太が励ます
・六花の何気ない一言から裕太がある作戦を思いつく
第2プロットポイント
・アカネとアレクシスが怪獣を実体化しようとするが、先にグリッドマンが現れ、人々に避難を促す
フェーズ3
・街に怪獣が現れる
・グリッドマンに続いて新世紀中学生の全員が出動し、グリッドマンと合体。フルパワーグリッドマンとなる
・フルパワーグリッドマンが怪獣を倒す
・内海と六花が仲直りする
第9話「夢・想」
今回は触れられない特異な怪獣の登場とそれによって見せられた裕太たちの夢の話。いままでのように物理的な干渉ができない怪獣によって見せられる夢の話が展開していきましたが、裕太には恋人として、内海と六花には友人としてアカネが立っているのが新鮮でしたし、特に内海に関してはありえたかもしれないIFストーリーにも捉えられるのでこれが夢であるとわかってみるのは少し考えました。裕太と触れ合うアカネは無邪気で可愛いかったですが、いつものアカネの姿を知っていると逆に末恐ろしくも感じます。
あと新世紀中学生全員が合体したパワードゼノンもかっこよかったですし、最後の踏切越しにパワードゼノンが映るワンカットが絵的にとても好きでした。
ストーリーライン
フェーズ1
・現実世界で怪獣が現れる
・裕太がアカネの自宅で目覚める
・裕太がアカネから時計をもらう
・病院を出た裕太をアカネが送る
・アカネが裕太と付き合っていることを明かす
第1プロットポイント
・裕太が自宅に帰宅し、記憶喪失も悪くないと呟く
フェーズ2
・六花が部活動紹介の日に保健室にて、内海が親戚の法事の日に書店でアカネと出会う
・六花がアカネの自宅に招待される
・内海が中野のおもちゃ屋にてアカネと買い物する
・裕太がアカネと日常を送る
・触れられない怪獣のせいで裕太たちが眠らされていることが明らかとなる
・アンチが六花の店にやってきてグリッドマンを出せというが、怪獣を倒さない限りグリッドマンがでないと言われ怪獣を倒そうとする
・アカネと共に墓地にやってきた裕太が自身が何かを忘れているのではないかと疑念を抱く
・内海が自分の都合のいいように物事が展開することに疑念を抱く
・六花が世界に対して疑念を抱く
第2プロットポイント
・裕太がここが夢であると自覚し、アカネから離れる
フェーズ3
・内海と六花がここが夢であると自覚する
・グリッドキネシスによって夢が壊れ、怪獣が実体化する
・新世紀中学生が全員出動し、合体。パワードゼノンとなる
・パワードゼノンが怪獣を倒す
・アンチがキャリバーに電話をかけ、なぜグリッドマンが現れないかを尋ね、「お前が心を持った生き物だからと」キャリバーが答える
・裕太たちが目覚める
第10話「崩・壊」
今回はグリッドナイト登場回。いままでつかず離れずの距離を保ちながら対立してきた裕太たちとアンチの関係が一変します。
グリッドマンの登場によって、いままでのやり方が通じなくなったアカネが自分の思い通りにならなくなったことへの感情が行き場を無くし、堕ちていく姿は印象に残りましたし、戦闘面でもBパートに登場したレギュラン星人に似た怪獣のトリッキーな動きについていくグリッドナイトのアクロバティックさを合わせた映像が見ていて非常に手に汗握らされました。
ストーリーライン
フェーズ1
・六花が以前アカネから聞いた自分たちが怪獣から作られたということを話す
・裕太たちがアカネの家を訪ねるが逃げられたことを知る
・アカネが学校に来なくなる
・マックスがグリッドマンと新世紀中学生たちがもともとひとつの存在だったのではないかという推測を立てる
・六花がアカネが神様の世界から逃げてきたのではないかという推測を裕太に話す
・アンチがキャリバーと戦い、「グリッドマンを倒してそのあとはどうするのか」と問われる
第1プロットポイント
・街に怪獣が現れ、裕太たちが学校から六花に店に戻り、グリッドマンが実体化する
フェーズ2
・グリッドマンが新世紀中学生と合体し、フルパワーグリッドマンとなって怪獣と戦い、トドメを刺すが死体が街に残る
・アンチが現れ、フルパワーグリッドマンと戦うが、敗北する
・グリッドマンがアンチを倒さなかった理由を聞かれ、アンチがすでに怪獣ではなく生き物として活動しているからだと答える
・アカネの元にアンチが現れ、アカネが「君はもう怪獣じゃない。好きなところに行け」と告げる
・グリッドマンが倒した怪獣の中から新たな怪獣が生まれる
・現れた怪獣が街を直していた怪獣を殺す
・裕太たちが六花の店に集合し、フルパワーグリッドマンが実体化する
・フルパワーグリッドマンが怪獣と戦うがトリッキーな動きに翻弄され窮地に陥る
第2プロットポイント
・グリッドマンをアンチが助け、グリッドマンの姿をコピーしたグリッドナイトとなる
フェーズ3
・アンチが怪獣と戦い、倒す
・アンチにグリッドナイトという新たな名前がつけられる
・全てを見ていたアカネが六花の店に現れ、アカネが裕太を刺す
第11話「決・戦」
前話ラストにてアカネに刺されてしまった裕太から始まりましたが、ついにクライマックスに向けて物語が本格的に畳まれ始めましたね。
街のリセットが効かなくなり、世界が軋みをあげるように徐々に麻痺していくのと同時に出現する複数の怪獣たちと追い打ちへの追い打ちがかかり、それによってキャラクターたちも決断や行動を迫られています。
特に今回は内海がグリッドマンである裕太やアカネと友達であった六花を見て自分が何もできない一般人だと痛感する姿が印象深かったですし、裕太も自身の正体に気づいたことで自らの使命に一気に近づいているように思います。
ストーリーライン
フェーズ1
・裕太を刺したアカネが六花の店を去る
・裕太が病院に運ばれる
・街を直していた怪獣が倒されたことで人々の記憶がリセットされなくなり、街の通信手段も止まる
・裕太が幸いにも一命を取り止める
・六花が様子を見に学校へ向かう
・次の怪獣を出すことをアレクシスが要求するが、アカネが拒否する
第1プロットポイント
・アレクシスが複数の怪獣を街に出現させる
フェーズ2
・六花が裕太の元に戻るが裕太の意識が戻らず、怪獣と戦えない状況に陥る
・アンチが六花たちの元に現れ、ボラーがアンチが怪獣であることを教える
・アンチが借りを返すためにグリッドナイトとなり、怪獣と戦う
・新世紀中学生がジャンクを直せば裕太の意識が戻るのではないかと考え、六花ママとともにの店に戻る
・六花がアカネの元に向かう
第2プロットポイント
・裕太が自分が裕太に宿ったグリッドマン自身であると自覚する
フェーズ3
・新世紀中学生たちのよってジャンクが修復され、裕太が目覚める
・裕太が自分が裕太に宿ったグリッドマンであることを内海に明かす
・裕太が六花の店に向かうアクセスフラッシュする
・窮地のアンチの元にフルパワーグリッドマンが現れ、グリッドナイトと共に怪獣と戦う
・六花がアカネの元に現れて会話するが、アレクシスがアカネを怪獣にする
第12話「覚醒」
最終回。アカネ自身を怪獣に仕立て、本性を現したアレクシス・ケリヴと真の覚醒を果たしたグリッドマンの対決ですが、いままでの3DCGから従来の2Dのアニメーションで描かれる戦闘シーンはなかなか新鮮でした。
裕太/グリッドマンがいままで培ってきた六花や内海の友情も存分に生かされていましたし、グリッドマンのラストの攻撃がアレクシスを倒すものではなく、アカネの心を直すものであるというのもグリッドマンらしい決着のつけかただと思いました。
ストーリーライン
フェーズ1
・グリッドナイトとフルパワーグリッドマンが全ての怪獣を倒す
・裕太がアンチに礼をいうが、怪獣化したアカネの存在を感知する
第1プロットポイント
・裕太が怪獣をアンチに任せ、アンチがグリッドナイトとなり、怪獣と戦う
フェーズ2
・アレクシスと話す六花をスカイヴィッターの乗った裕太が迎えに来る
・裕太が内海を迎えいく
・アンチが怪獣の中に囚われていたアカネを救い出すが、アレクシスがアンチを処分する
・アレクシスがアカネを取り込み、巨大化する
・裕太が六花と内海を連れてジャンクの前に戻り、新世紀中学生たちの腕にもアクセプターが現れる
第2プロットポイント
・裕太と新世紀中学生、そしてアンチが同時にアクセスフラッシュし、グリッドマンが本来の姿を取り戻して実体化する
フェーズ3
・グリッドマンがアレクシスと戦う
・アレクシスがアカネに協力していた理由を語る
・グリッドマンがアレクシスを倒す
・グリッドマンの力によって世界が修復される
・六花がアカネに以前購入した定期入れをプレゼントし、元の世界に帰る彼女を見送る
・六花と内海が役目を終えたグリッドマンと新世紀中学生たちを見送る
・グリッドマンが去り、本当の裕太が目覚める
・アンチがアノシラスと出会う
・アカネが自分の世界に帰還する
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます