010−A――仮面ライダーW 第1〜10話(特撮)
あらすじ
私立探偵・左翔太郎は風都の街で探偵をしていた。そんな彼の元に先代・鳴海荘吉の娘である鳴海亜樹子がやってくる。権利書を盾に立ち退きを迫る亜樹子だがそんな翔太郎の元に依頼が舞い込み、彼の力を見極めようと勝手に同行する亜樹子。
そして依頼を追うなかで亜樹子はメモリの力で風都を脅かすドーパントの存在とそのドーパントと戦うために翔太郎が魔少年・フィリップとともに二人で一人の仮面ライダー――仮面ライダーWだということを知る。
概要
平成仮面ライダーシリーズ第11作で、シリーズ初となる2人で1人の仮面ライダー。
監督には田﨑竜太、諸田敏、坂本浩一などの現在も特撮監督を務めている面々に加え、脚本はこの作品の実質的な続編であるマンガ『風都探偵』の原作を務める三条陸を筆頭に、『仮面ライダークウガ』の荒川稔久、『SSSS.GRIDMAN』『ULTRAMAN』の長谷川圭一、『仮面ライダーフォーゼ』『キルラキル』の中島かずきなどが参加。
左翔太郎にはドラマ『コードネームミラージュ』にも出演した桐山漣。そしてその相棒のフィリップに当時16歳という最年少の若さで主演を飾り、『帝一の國』『民王』など現在では有名俳優となった菅田将暉のダブル主演となっている。
探偵と仮面ライダーといういままで組み合わせられなかったモチーフを扱った作品だが、ハードボイルドな世界観だけに偏らず、コメディーの要素も多く取り入れられている。
社会的な評価などから今作が面白いことは知っていましたが、未見の作品でした。しかし今回、『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』の公開に合わせてか、YouTubeの東映特撮YouTube official(https://www.youtube.com/channel/UCEbPgdUbZgme40WpYmR0ocA)にて公開が始まったので見させてもらった。
なお、今作はTVシリーズだけでも全49話にもわたるので、今回は第1話から第10話までのエピソードについて紹介させていただきます。残りのエピソードについても順次公開していきますのでよろしくお願いします。
第1・2話「Wの検索/探偵は二人で一人・街を泣かせるもの」
やはり人気作だけあってこうして構造に分解してみても面白かったです。ログラインとしては「探偵である主人公二人が失踪した恋人を探していく中でさらに深い別の事件にも関わっていく」という内容ですが、メモリの力に取り憑かれたかつての幼馴染を倒さなければならないというメインのラインとなる翔太郎の葛藤がしっかり入れられつつも、翔太郎を取り巻く人物やラスボスである園崎家――ミュージアム側の描写、翔太郎とフィリップの関係性などがしっかりと分かるように作りこまれています。
さらに言うと、それをただシリアスに終わらせるのではなく翔太郎と亜樹子の掛け合いなどのコミカルさで中和するなど暗くなりすぎない工夫もされていて非常に見やすく入りやすい作品であるという印象を受けます。またこの作品は仮面ライダーという要素を抜いたとしても探偵ドラマとしての側面も持ち合わせているので仮面ライダーを知らない人にも十分に見応えができるように作られていました。
ストーリーライン
フェーズ1
・翔太郎と荘吉がミュージアム施設からフィリップを助け出し、翔太郎とフィリップがWとなる(ビギンズナイト)
・一年後、亜樹子が風都にやってきて、翔太郎に権利書を突きつける
・翔太郎の幼馴染である津村真里奈が恋人である戸川陽介の捜索を依頼してくる
・戸川陽介の手がかりを探し始める翔太郎と亜樹子
・戸川陽介の職場であった「WIND SCALE」の事故現場に赴き、刑事で理解者でもある刃野から同じような事件複数起きているという情報をもらう
・翔太郎たちがマグマドーパントに襲われる
第1プロットポイント
・亜樹子がフィリップと出会う。
フェーズ2
・翔太郎がフィリップの星の本棚の力を借りて次に戸川陽介が襲う場所を特定する
・翔太郎が戸川陽介と相対し、マグマドーパントとなった彼を止めるために仮面ライダーWに変身する
・Wのマキシマムドライブによってマグマメモリが破壊される
・突然現れたティーレックスドーパントによって戸川陽介がさらわれる
・攫われた戸川陽介が遺体となって発見される
・翔太郎が津村真里奈に戸川陽介の訃報を伝える
・翔太郎が「WIND SCALE」の事故現場を調査中にティーレックスドーパントに襲われる
第2プロットポイント
・フィリップの星の本棚の力でティーレックスドーパントの正体が津村真里奈であることが判明する
フェーズ3
・津村真里奈に対する意見の相違から翔太郎とフィリップがケンカになる
・翔太郎が津村真里奈と会い、彼女に自首を勧めるが拒否され襲われる
・翔太郎の窮地をフィリップが救い、Wとなってティーレックスドーパントと戦う
・ヒートメタルのメタルブランディングでティーレックスメモリを破壊する
・翔太郎、フィリップ、亜樹子の三人で事件を解決する日々が始まる
第3・4話「Mに手を出すな / 天国への行き方・ジョーカーで勝負」
探偵ものとしても物語の始まりとしても良くできていた前エピソード。今回はカジノと家族の二つの要素を交えて物語が進んでいく。
今回も良くできていて翔太郎と亜樹子の探偵としての話の軸とフィリップと翔太郎を軸にした家族の話、そして黒幕である園崎家の軸と三つの話を平行させて語りつつも、探偵と家族の軸をうまく繋げて事件解決へと導いている。
特に4話後半、カジノでこのエピソードでのラスボスとの一騎打ちの勝負はダブルドライバーの装着した瞬間に翔太郎とフィリップの意識が繋がるという二人で一人であるが故の特性を使いつつ、どちらに転ぶかわからないサスペンス性で観客を引き込んでいくという工夫が埋め込まれています。そして合間に挿入される園崎家の動向も要チェックです。
ストーリーライン
フェーズ1
・翔太郎たちがラジオにてミリオンコロッセオの噂を聞く
・和泉優子の父母がミリオンコロッセオに取り憑かれた娘を調査してほしいという依頼が舞い込む
・和泉優子の変貌っぷりに驚きながらも調査を進める翔太郎と亜樹子だが途中で見失ってしまう
・ウォッチャマンの手引きでコロッセオから帰ってきた人から話を聞く
・翔太郎がフィリップに報告をした際、家族という単語を聞いて機能停止するフィリップ
・マネー・ドーパントが現れ、Wがマネー・ドーパントと戦闘を行うが、ナスカ・ドーパントに邪魔され逃げられる
・和泉優子と接触した際、ミリオンコロッセオの行き方に秘密があることに気づく翔太郎
第1プロットポイント
・ラジオに投稿されたハガキの地名を集め、フィリップの星の本棚による検索で人々をカジノに誘う闇バスがあることを突き止める
フェーズ2
・バスを尾行する中で翔太郎がWとなって再びマネー・ドーパントと戦闘を行う
・フィリップが再び機能停止に陥り、Wがマネー・ドーパントに敗北する
・亜樹子がバスに乗って単身カジノに乗り込む
・カジノにて和泉優子が加賀恭三こと、マネー・ドーパントと勝負をし、敗北。命をコインとして奪い取られる
・亜樹子が後先考えずマネー・ドーパントに喧嘩を売り、フィリップが加賀恭三と勝負をすることになる
・園咲冴子と須藤霧彦の披露宴が行われる
・フィリップと翔太郎がカジノに乗り込み勝負をする
・快調に勝ちを進めるフィリップだったが加賀恭三が「家族」の話を持ち出したことで機能不全に陥り、負け始める
・翔太郎がフィリップの代役として勝負を買って出るが、完璧に状況を読んだ加賀恭三の術中にはまり追い詰められる
第2プロットポイント
・ドライバーでフィリップと意識を繋いだ翔太郎が最後の最後で賭けに勝利する
フェーズ3
・加賀恭三がマネー・ドーパントになり逃亡を図る
・翔太郎とフィリップがWに変身し、マネードーパントを追う
・Wがマネー・ドーパントを倒す
・後日、Wとマネー・ドーパントの戦いを見た市民から「仮面ライダー」の名が与えられる
第5・6話「少女…A / パパは仮面ライダー・嘘の代償」
今回は風都に新しい施設を建設しようとする市議会議員の親子とそれを狙う姿の見えない狙撃者の話。今回は楠原親子――特に娘のあすかと仮面ライダーを軸にした泣ける話でもあり、ちゃんと見えない狙撃者という要素を使った緊迫感(特に5話ラストの敵の正体が暴かれた直後はうまく繋いでいるように思います)があります。
特に娘のあすかのために父親が生きていると嘘をつき、父親の夢の実現のために一緒に動いているという楠原みやびの主張と翔太郎たちの言った目的のために子供を利用しているという指摘はどちらも人によって意見が分かれますし、そこから発生した翔太郎のあすかに真実を伝えるべきか、彼女の嘘に付き合ってあげるべきかという葛藤も明確に書かれています。そしてラストには翔太郎の選択を尊重し助け舟を出すフィリップのささやかな優しさが沁みます。
こういったメインの戦いを描きつつ、敵組織であるミュージアムの幹部との戦闘を挟んだりと大筋のストーリーも進めていくんですから分解してみるとシンプルなようでなかなか複雑な構成になっています。
ストーリーライン
フェーズ1
・楠原みやび、あすか親子が第二風都タワーの建設発表中に何者かの狙撃を受ける
・楠原みやびから護衛の依頼を受けていた翔太郎がWに変身。親子を守るがあすかがWを自分の父親だと誤認する
・狙撃に使われた弾丸が翔太郎から亜樹子、そしてフィリップの手に渡る
・護衛中に再度楠原みやびが狙撃に遭い、翔太郎が彼女を守りながら狙撃犯を写真に収めようとするも空振りに終わる
・楠原親子が建設予定地の土地所有者である鷹村源蔵に交渉するが断られる
第1プロットポイント
・フィリップの星の本棚の検索によって楠原親子の父親が何者かによって殺されていることを翔太郎が知る
フェーズ2
・翔太郎の取ってきた弾丸と狙撃犯の写っていない写真、亜樹子の言葉から犯人がアノマロカリス・ドーパントであることをフィリップが突き止める
・翔太郎がWに変身し、アノマロカリス・ドーパントから親子を守る
・Wがアノマロカリス・ドーパントを倒すが、もう一体のアノマロカリス・ドーパントが水中から攻撃を仕掛け、間一髪のところで守る
・翔太郎があすかに本当のことを話すべきかどうか葛藤する
・ウォッチャマンなどからの情報で、土地を巡って親子と対立する鷹村源蔵の所有する工場がガイアメモリの工場ではないかと翔太郎が推測をする
第2プロットポイント
・楠原あすかがアノマロカリス・ドーパントに攫われ、Wがそれを追う
フェーズ3
・楠原みやびがあすかが攫われたことをメールで知り、単身で指定の廃ビルに赴く
・アノマロカリス・ドーパントを追っていたWをナスカ・ドーパントが妨害。無茶なやり方でWがナスカ・ドーパントを退ける
・アノマロカリス・ドーパントが楠原親子を殺そうと迫るがWが親子を守る
・Wがアノマロカリス・ドーパントを倒す
・楠原あすかが父親にされていた仕草をやってやり、Wが親子の元を去る。
第7・8話「Cを探せ / フィリップはそれを我慢できない・ダンシングヒーロー」
フィリップが主人公の回。7話タイトル通り、閲覧できない知識を知るためにフィリップが自らの身の危険も顧みず、ヘブンズトルネードと呼ばれる技の謎を追いかけていく。
これまでのフィリップと翔太郎が互いに作業を分担し合いながらドーパントの絡む事件を解決するという構図から外れ、フィリップと翔太郎がそれぞれに行動しながら最終的に事件を解決するという構図になっている(ちなみに脚本もこれまではメインライターである三条陸さんが担当されていましたが、今回は荒川稔久さんに代わっています)。その分、いままで多くを語られてこなかったフィリップという人物にフォーカスが当てられており、これまでの星の本棚を使った知的な洞察を行う姿から、知らないことを知ろうとしてややズレた言動や結論に至るちょっと天然な面がみれるので、それはそれでキャラクターに深みが出るので面白かった。
あと4話ではダブルドライバーを装着することでフィリップの意識が翔太郎と繋がるというメリットが描かれていたが、今回はフィリップの暴走によって翔太郎がドーパントと対峙しながら変身できないという二人で一人が故のデメリットが提示されていた。
ストーリーライン
フェーズ1
・星の本棚を検索中にフィリップが閲覧できない本を見つける
・翔太郎の元に「風花高校に不審者が現れるから捕まえて欲しい」という匿名の依頼が持ち込まれる
・フィリップが閲覧できない本のために追われている身にも関わらず外出し、亜樹子が同行する
・フィリップが高校生ストリートダンサーに稲本弾吾に接触し、閲覧ができないヘブンズトルネードについて訊ねるが、拒絶され彼を尾行することになる
・園崎家の飼い猫であるミックがフィリップの姿を目撃する
第1プロットポイント
・翔太郎が高校へ向かい、校長を襲うコックローチ・ドーパントに遭遇し、Wに変身する
フェーズ2
・コックローチ・ドーパントにトドメを刺そうとするが、稲本弾吾の件に気を取られたフィリップによって取り逃がす
・園崎邸に戻ったミックがスミロドン・ドーパントとなり、フィリップを狙いに行く
・翔太郎が風都の学生事情に詳しいクイーン(板野友美)とエリザベス(河西智美)から話を聞き、コックローチ・ドーパントの標的と間違われて校長が襲われたことを知る
・星野千鶴を探して高校にやってきた稲本弾吾を見て、ヘブンズトルネードがストリートダンスのコンビ技であることにフィリップがたどり着く
・稲本弾吾を追おうとしたフィリップと亜樹子の前にスミロドン・ドーパントが現れ襲いかかる
・互いに星野千鶴を探していた翔太郎と稲本弾吾が出会い、星野千鶴がコックローチ・ドーパントに襲われかける
・翔太郎がWに変身しようとするが、フィリップがスミロドン・ドーパントに追われていたため、生身で挑むこととなる
・フィリップと亜樹子がスミロドン・ドーパントから逃げ切る
・翔太郎がWに変身。コックローチ・ドーパントに挑むが、またもフィリップの不注意でルナとトリガー、ヒートとメタルのメモリを奪われる
・稲本弾吾から星野千鶴とケンカ別れし、コックローチ・ドーパントの闇サイトに依頼するまでの話を聞き、フィリップはヘブンズトルネードを見るために、翔太郎はコックローチ・ドーパントを倒すために動き始める
・翔太郎がサンタちゃんから裏で出回っているとある同人誌の背景から犯人の居場所を割り出そうとする
・フィリップが稲本弾吾と星野千鶴を暗闇で二人っきりにし、仲直りさせようと試みる
第2プロットポイント
・翔太郎が伊刈 (片桐仁)/コックローチ・ドーパントの居場所を突き止めるが、逃げられる。
フェーズ3
・稲本弾吾と星野千鶴の仲直りが成功し、二人にヘブンズトルネードを見せてもらおうとするフィリップと亜樹子
・稲本弾吾と星野千鶴の前にコックローチ・ドーパントが現れる
・フィリップが星野千鶴の言葉から本にかかっていた鍵を解除し、ヘブンズトルネードの全容を知る
・駆けつけた翔太郎がWに変身し戦うが、フィリップが稲本弾吾とのヘブンズトルネードを交えながらコックローチ・ドーパントを圧倒する
・Wがルナトリガーに変身。トリガーフルバーストでコックローチ・ドーパントを倒す
・事件が解決し、翔太郎たちの平穏な日常が戻ってくる
第9・10話「Sな戦慄 / メイド探偵は見た!・名探偵の娘」
今回はパティシエ連続失踪事件を翔太郎たちが調査。ちょうど全体の物語としてはそろそろプロットポイントを踏んで二幕へとうつるところだが、ついに黒幕ともいえる園崎家との翔太郎たちが接触します。
今回、脚本は荒川稔久さんから再び三条陸さんにバトンタッチ。脚本家という視点で見てみるとやっぱり話の作り方にそれぞれ個性があるように思う。三条さんは特にメインライターということもあって探偵やハードボイルドな側面を残しつつ、暗くなりすぎないようにコミカルなタッチでそれを描くのが上手いように感じます。
このエピソードでも、ストーリーとしてパティシエ失踪事件という探偵としての物語+仮面ライダーの要素の足しこみの一本筋ですが、そこに今回は父親というテーマをそっと入れてきていて、父親の背中を見ながらパティシエとしての腕を磨いてきた依頼人と自分の中に少ししかない父親=鳴海荘吉の姿を追うように行動する亜樹子。そして彼女に鳴海荘吉の身に起きた真実を伝えるべきか葛藤する翔太郎など、父親というキーワードを使ってキャラの感情や葛藤を深めていた。
特に亜樹子と翔太郎の荘吉に対する認識の差から生まれるズレはうまく描かれていたし、それ今後翔太郎がどう消化していくのかも気になるようにセッティングされていた。
ストーリーライン
フェーズ1
・翔太郎が浅川麻衣たちから連続パティシエ失踪事件の捜査を依頼される
・調査の中で園崎家が怪しいことを翔太郎が聞く
・別の筋から園崎家が怪しいことを聞いた亜樹子がメイドとして園崎家に潜入する
・亜樹子が家の中で怪しい人物をリサーチしていく
・翔太郎が亜樹子の父親である鳴海荘吉についての真実を彼女に伝えるべきではないかとフィリップに告げられる
・園咲琉兵衛に浅川麻衣の腕が認められる
・フィリップからの連絡で、次に狙われるのが浅川麻衣だということを屋敷を見張っていた翔太郎が知る
・屋敷に侵入しようとした翔太郎が若菜のストーカーだと勘違いした園咲霧彦によって足止めされる
第1プロットポイント
・浅川麻衣がスイーツ・ドーパントに襲われる
フェーズ2
・翔太郎がWに変身。浅川麻衣を助けスイーツ・ドーパントを追い詰めるが、追ってきた霧彦=ナスカ・ドーパントに邪魔される
・園咲琉兵衛=タブー・ドーパントの介入によって戦闘がうやむやに終わる
・依頼人である浅川麻衣が危険にさらされたことに翔太郎が亜樹子を叱り、少しだけ鳴海荘吉の話をする
・亜樹子が園咲琉兵衛に直談判し、次のお茶会に使用人たちも同席させて欲しいと告げ、了承を得る
・側で亜樹子の行動を見ていた翔太郎に園咲琉兵衛が接触する
・星の本棚の検索からフィリップがスイーツ・ドーパントの正体を突き止める
・亜樹子が使用人たちも集まったお茶会で犯人を炙り出そうとする
第2プロットポイント
・スイーツ・ドーパントの正体が使用人の一人であることが明かされる
フェーズ3
・スイーツ・ドーパントが亜樹子と浅川麻衣を屋敷から連れ去る
・スイーツ・ドーパントを追って翔太郎がWに変身して追おうとするが、ナスカ・ドーパントとタブー・ドーパントに邪魔される
・スイーツ・ドーパントのアジトに連れてこられた亜樹子が犯行の理由を聞く
・Wがナスカ・ドーパントとタブー・ドーパントの攻撃から逃れ、亜樹子の元に現れる
・Wがスイーツ・ドーパントを倒す
・浅川麻衣が父親と共に日常に戻り無事に事件が解決する
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