もしもの話。

もしも、もしも、よ?

私がこの婚約を破棄したいとしたら。

失踪するくらいするしかないのではなかろうか。正当に婚約の破棄を申し入れたところで、泣かれたら流されてしまうし。

今、気分が落ち込んでいるので、この婚姻に意味を見出せなくてそんなことに思いを馳せたりして、昔縁のあった人なら、と考えて、それも上手くいかなさそうで、結婚ということ自体にそんなに向いていないのだな、と思ったりとかして。


今、また自分を取り巻く環境が変わるタイミングが来ていて、それが怖くてでもいつまでも逃げて?は居られなくて。そしてその不安も恐怖も一切理解どころか記憶さえしてもらえなくて、

「学校始めるの楽しみやね」と何度も何度も声を掛けられる。いつも、私の不安はなかったことになる。楽しいことだけを共有したいこの人とライフイベントをこなす意味なんて本当にあるのだろうか、なんてさ。

これがマリッジブルーというやつか。定期的にやっとるわ。しかし入籍の気配がないから永遠に繰り返すブルーだ。他の恐怖も不安もいつも押しては返すブルーだから、マリッジに関係なくって、同居人氏を不安押し付け係及び全ての原因係にしているだけなのかも知れない、な。




まぁ本気で結婚辞めようかな自体は二回くらいはすでに思ってるんですけど。

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