第6話 再び大阪くだり、力士相手の大立ち回り3


       3


 河岸を変え遊郭で遊んでいると、力士を斬って機嫌を治した芹沢が林を手招きした。


「ちょっと、ちょっと林さん」


「なんですか?」


 林は芸者遊びというのに慣れていない。だからあまりハメもはずせずに、どちらかと言えば目立たぬように隅にいた。


「今ね、こちらの方に聞いたのだけど、大阪には鶴屋というコンペイトウがとっても美味しいお店があるそうですわ」


 こちらの方、というのは白粉をたっぷりとつけた芸者の事だ。やはり芸者は京が本場なのか、林の目から見ても大阪の女は少しだけ俗物的に見えた。


「そうなんですか」


「ねえ林さん、実はわたくし、甘いものが大好きでしてよ」


「はあ」


 実を言えば、林は知っている。


 いつも八木邸の離れで隠れてモチやまんじゅう、かりん糖を食べているのを知っているのだ。本人は隠しているつもりだろうが、 たいていの人は知っている。公然の秘密というやつだ。


「けれど武士たるもの、そんな甘いものなんて食べてはいけませんわ」


「そうなんですか?」


「そうなんですの! だから林さん、ちょっとひとっ走りして買ってきてくださいな」


「分かりました」


「そうしましたらね、林さんが帰ってきたらわたくしが注意しますの。『こら、武士もののふたるものこのような甘味にうつつを抜かすとは言語道断!』ってね」


「はあ」


 なんのことだろうか、まさか打ち合わせだろうか。


「『これはわたくしが預かっておきます!』ってね、そう言うの。そうしたらわたくしがコンペイトウを食べられるでしょう?」


「まさか芹沢局長、甘いものが好物なの恥ずかしいんですか?」


「黙らっしゃい。無駄口を叩いてないでさっさと買いに行きなさいな」


 分かりました、と林は席を立つ。


「あ、そうですわ。一つ二つくらいならわけてあげますわよ」


 はいはい、と林は頷いた。




 さて、林が出ていってしばらくしてからだ。


 遊郭の部屋は二階で、土方は窓から外の景色を覗いていた。この土方歳三という女は、女遊びというものを好かない。といっても女が嫌いというわけではなく、玄人女が嫌いなのである。事実、多摩の郷里にいた頃は何人もの女を泣かしてきた。剣術の稽古で男も泣かしてきた。土方はその頃、バラガキと呼ばれた。


 バラガキ、というのは薔薇のように触るものを苦しめる子供、という意味の言葉だ。


 なぜ商売女が嫌いなのか、自分でも分からなかった。


 だがどうしても燃えないのだ。それはあたかも剣術において稽古と実戦ではまるっきり違った興奮を生むことに似ていた。


「土方はん」と、芸者が一人寄り添って来る。


「いね。酒が呑みづらい」


 そう言って、土方は窓のふちに置いてあったおちょこを一口やる。


「つれないわぁ」


「総司のところにでも行くといいだろう」


 沖田の周りには芸者たちが集まってきゃあきゃあ言われている。美しいというのはそれだけで男からも女からも好かれる。その上沖田は話上手だ。他人に好かれる。


 土方も美形だから男も女もよく寄ってくる。だが底意地が悪いのか相手が自分を好いているとわかるとこちらから興味がなくなるのだ。


 まあもてる分だけマシだ。


 永倉などを見てみるが良い。悲惨である。彼はもてない。とにかくもてない。そもそも強面なので女が近寄ってこない。近寄ってきたとしても相手に興味のない剣の話などを延々と話す。だから相手も退屈してもういいわ、となるのだ。


 本人は女好きなので非常に悔しがっている。いつも沖田はいいなぁと言っているが、せめて話術だけでも見習えばいいのに、と土方は思っていた。


 その永倉は、近藤と話をしている。近藤の隣には女がいるが、永倉が本命としているのは間違いなく近藤だろう。脇には後輩である佐伯又次郎。なんの話をしているのかと聞き耳をたてれば、やはり剣の話だった。


 呆れた。


 だが内容は少々気になるものだった。


「そりゃあよ、俺もなかなかやりますよ。そう自負しています。けれど近藤局長には敵わない」


「あらあら、新八くんったら。おべっかが上手になったのねぇ」


「いやいや、本当ですって。佐伯もそう思うよな?」


「はい、両局長はやはり頭一つ抜けていると思います」


「でも総ちゃんなんかはもっとすごいわよ」


「あれは天才ですよ。まあ隊内一の使い手となれば、沖田か斎藤でしょうな」


「異議なしです」


 だろうな、と土方も思った。


 個人的な土方の見立てでは斎藤よりも沖田のほうが若干強い。だが抜き打ちならば斎藤の方が早いだろう。そもそも剣の実力というものはどちらが明白に強いというものではない。その時の勢いや流れというものもある。


 だがそれを差し置いても、この二人には特別の強さがあった。


「林くんはどうかしらぁ?」


 近藤がそれとなく、と言った調子で聞いた。


 だが付き合いの長い土方にはわかった。近藤が一番聞きたかったのはここだ。


「林ですか? まあ、良い奴だと思いますよ」と永倉。


「自分は一度だけ立ち上がったことがありましたけど、勝ちましたよ。といってもどうも手を抜かれたような気がしたものですが」


「ふうん、実力は未知数かしらん?」


「いや、まあそこそこでしょうな。少なくとも俺のほうが強いに決まっていますよ。あんまり弟分の事をこう言いたくはないですけど」


 そこだ、土方もそこが気になるのだ。


 実際、新撰組内で林が戦うところを見たことのあるものは、芹沢と平山だけだ。芹沢はどうやら初めて林に会った時に、人を斬り殺しているらしい。平山は少し前に長州の刺客に襲われたらしい。その場で林と二人撃退したらしいが、実際にその時に林が剣を振るったのかは分からない。そもそも平山も隊内では屈指の実力派だ。彼一人でやった、という可能性も十分にありえる。


「でも彼が使うのは天下の夕雲紅天流でしょう?」


「それも眉唾ですよ」と、佐伯。「なにせ誰も刀を持っているところを見たことがない」


 どうやら佐伯も夕雲紅天流を知っているようだ。


 見かけによらず学があるのかもしれない。いや、なかなか敏そうな男だ。見かけどおり、か。


「なんにせよ、私気になるわぁ。彼の実力」


 舌なめずりでもしそうなくらい、近藤が笑った。


「まあ芹沢局長の片腕ですから。弱いということはないんじゃないですか?」


「そうね」


 本当にそうだろうか、と土方は疑問だ。


 そもそも彼女は自分の目で見たものしか信じない性分だ。林の実力も今はまだ保留である。


 ふと外に意識を向けると、なにやら眼下が騒がしくなっていた。


 見れば大きな角材を持った力士たちが何十人も集まり、遊郭を取り囲んでいる。


「出てこい、芹沢鴨!」


 力士の一人が角材を振り上げながら叫んだ。


「出てこないのならば、こん店を叩き壊してでも引きずり出してやる!」


 この挑発に、芹沢はゆうゆう窓辺に寄ってきた。


「なにか面白そうですわね、土方さん」


「ええ。おそらく先程のお礼参りでしょう」


「あら、そうですの。わたくしてっきりお祭りでも始まるのかと思っていましたわ」


「祭り?」


「ええ、血祭りってね」


 何がおかしいのか、芹沢は一人で言って一人で笑っている。酔っているのだ。


 まさかこのまま外に出て戦うつもりだろうか、危険である。


「出てこい、臆病者!」


 力士たちはさんざん好き勝手に言っている。


 他の新撰組の隊士たちも窓際に集まってくる。


「行くか」と言ったのは、これも血の気の多い永倉だ。


「しょうがないですね」と、佐伯も刀を帯びる。


「僕は腹ごなしにちょうど良いと思いますよ」と、沖田はひょうひょうとしている。


「あらあら、怪我だけはしないようにね」


 飛び出していこうとするところを、芹沢が止めた。


「あ、ちょっとお待ちになって。あっち、あっち!」


 なんだ、と土方は芹沢が指差す方を見る。


 するとそこには、気の抜けたような顔をした男が一人。こちらに向かって歩いてきていた。


 林信太郎である。


「ちょうど良いですわ」と、芹沢はニタリと笑った。「林さんの実力を皆で見物しましょう」


 とんでもない事を言いやがる、と土方は思った。


 相手は三○人も四○人もいるのだ。林一人で何ができるものか。


「とくに土方さんなんか、わたくしの林さんを疑っているようですしね」


 バレていた、と土方は背中に冷や汗をかいた。


 やはりこの芹沢はバカではない。だからこそ、危ないのだ。何を考えているのか分からない。今、彼女が本当に酔っているのかすら土方には分からなくなっていた。


「見ものですわ」と、芹沢。


「そうねぇ」と、近藤も同調した。




 林が買い出しから帰ると、遊郭の前にはデブッチョたちが殺気立って角材を持っていた。


 なんだろう、と思いながら近づいていく。


 そうすると力士たちも刀を持った林を認めた。


「芹沢の仲間か!」と、問われる。


「仲間というよりも、部下ですね」


 林は正直な性格だった。嘘を言うという事ができない。


 力士たちは林の返答を聞いて、大きな角材を振り上げた。


 その瞬間、鈍感な林もさすがに気づいた。ああ、これは先程の仕返しに来たのだ、と。


 振り下ろされる角材を紙一重で避けて、刀を抜く。


「新撰組監察方、林信太郎である。乱暴はやめたまえ!」


 しかし激高した力士たちはもちろん林の話など聞かない。


 上段に角材を構えたまま、ジリジリと林を包囲する。


 ――しょうがない。


 と林は抜いた刀を逆手に持ち替えて、構えた。


「恨みっこなしだぞ」と、林はジロリ、と力士たちを睨みつけた。


 夕雲紅天流第三の型・胡蝶こちょう


 刀を通常とは逆手に持ち、まるで踊るように振り回しながら円形に移動する。混戦において、敵と敵の間をすり抜けながら、一太刀で相手を切り捨てていくときに使う構だ。


 弓のように張り詰めた緊張が林を縛り付ける。死ぬかもしれない、という思いがあった。あんな大きな角材で頭を殴られればひとたまりもないだろう。


 こんな時思い出すのは、師匠の言葉だった。


『夕雲紅天流というのは相手の動きを読む流派だ。人間には筋肉の可動域や、とっさの判断によって動きやすい方向というものがある。分かりやすい例で言えば、右利きの人間は右から左に対して剣を振りやすい。というように、急な動作をする時、人間は左側を選びやすい。必ずしもそうであるとは限らない。しかし確立上その方向を避けていけば相手からの攻撃はあたりにくい』


 林は腰をかがめから、駒のように右回りに回転をはじめた。


 力士の木材が空を舞う。


 その瞬間には、林の刀が厚い筋肉と脂肪をざっくりと切り裂く。


 回転しながら角材を避けていく。あるいは開いた左手を繰り出し拳を食らわす。ときには自分から転けつまろびつ相手の懐に入り込んでいく。


 とにかく接近戦に持ち込む事を意識する。そして一陣の風となり、次々と力士を切り捨てていく。


 やがて林の周りには力士の死体ばかりが転がり、残った者たちは恐れおののいて距離をとっていた。


 しかし林も肩で息をしている。こんなにつらいとは思わなかった。実戦でこうして人を斬るのは稽古とは違う。緊張や恐怖、焦りや不安が入り混じり、そして体は動きにくくなり、いつもの倍は疲れやすくなる。


「うおおっ!」と、一人の力士が角材を持って向かってくる。林は無造作にその男を斬った。そして、続けて左手で脇差しを抜いた。


 その脇差しを一番近くにいた力士に投げつける。


 縦に回転しながら飛んだ脇差しは、見事に力士の首に刺さった。


 息を整えるように、林は青眼に構えた。


「あんたら、まだやるかい?」




 すごい、と土方は驚愕した。


 林の実力を今まで疑っていたが、これは凄まじいほどだった。ここまで血風が漂ってくるほどの惨状は、まさに先程芹沢が言った血祭りである。


 林はまさに竜巻だった。


 触れたそばから切れていく。その切り口は鮮やかで、まるで最初から切れていたかのようだ。


「まさか、ここまでとは、ね」


 と、近藤がその細い目を嬉しそうに見開いた。ニヤリ、と目が笑っている。


「おーっほっほ。さあて、林さんの実力も確認したところで、わたくしたちも加勢に行きますわよ!」


 がばり、と芹沢が二階から飛び降りる。


 その勢いのまま、力士の一人の頭をかち割った。


「俺たちも行くぞ!」と、永倉が号令をかける。


 血気盛んなものから順に飛び降りて、二階にいる新撰組の隊士は土方、近藤、沖田だけとなった。あとは隣の部屋で斎藤が寝ているが、これは除外。


「じゃあ、僕も行ってこようかしらね」


 と、沖田は廊下へと出ていく。悠長に階段をつかうのだろう。彼――あるいは彼女らしい。


「ねえ歳ちゃん。あれが夕雲紅天流よ」


「さすがに天下の剣とまで言われただけはありますね。しかし、自分は天然理心流こそが最強だと信じていますよ」


「ええ、そうね。でも、だとしても、あれは欲しいわ」


 近藤は舌なめずりをする。その長い舌だけがまるで別の生き物のように官能的に動く。


「あれを手に入れるためにはどうしたら良いでしょうねえ……だってあれは芹沢さんのものでしょう?」


 その言葉の真意に気がついて、土方はぞっとした。


 まさか、と近藤を見つめる。


 近藤はニコニコと笑っている。だが、その目は本気だった。


 この人は今まで自分の求めるもののために他人を蹴落としたことなどなかったはずだ。だが、今は違う。自らの努力ではいかんともしがたい差が、芹沢とはあるのだ。この人は……修羅阿修羅となるつもりなのかもしれない。


「そうねえ、新撰組も手中に収められて一石二鳥かしら。おほほ、おほほ」


 まるで芹沢の真似をするように近藤は高笑いをした。


「どう思う、歳ちゃん?」


「私も、そのつもりでした」


 ただ、それを近藤から誘いって来たから驚いただけなのだ。


 こくり、と土方は頷いてから自らも二階から飛び降りた。


 あたりは乱戦となっている。土方は手近な力士を二人、立て続けに斬った。手応えが重い。すぐ近くでは芹沢が切り捨てた力士が体を真っ二つにされて吹っ飛んでいる。


 あれは真似出来ない。土方は悔しかった。


 最初は新撰組のほうが数も少なく、苦戦していた。永倉は脇腹に一発いいのをくらってふらついているし、佐伯などは刀を折られて脇差しで応戦している。


 どうやら力士たちは林一人の時は得体のしれない化物が襲ってきたと思って臆していたが、他の隊士たちが乱入したことで相手が人間であることを思い出したのだろう。


 それでにわかに盛り返してきた。


 この乱戦の中で元気に刀を振るっているのは芹沢と沖田くらいのものだ。


 土方は相手に背後をとらせぬようにと移動しながら戦いを続けていく。土方の剣は遊び心がない。手堅いと言い換えても良い。勝つことよりも負けない事が得意である。


 その結果として、死角をなくすように移動した。そうしていると、偶然なことに林と背中を庇い合うような形になった。


 土方の目から見て、林の戦い方は自分のそれに似ていた。負けない事が得意であろう。


「土方先生、すいません背中を預けさせてもらいます!」


「構わない。その代わり後ろは全面的に任せるわよ」


 思わず女言葉が出てしまった。


 武士になろうと決めた時から土方は女である事を捨てた。それなのにこうして時々女言葉が出てしまうのは、出が農民だからだろうか? 性根がそうだから、いつまで立ってもこの癖は抜けない。


 後ろにいる林が奮戦しているのが分かる。自分も負けないように剣を振るう。


 不思議な安心感があった。口元が思わずほころぶ。なんだか近藤が欲しがる理由が少しだけ分かる気がした。


 やがて力士の顔役が慌てて飛び出してきた。


「お前たち、お武家様になにをやっておるのじゃ!」


 そう言って、一番偉そうな芹沢の元に行き、頭をこすりつけるように土下座をした。


「申し訳ありません、この通りですじゃ」


 芹沢は刀をふわりと振り、ついた血をピシャリと払った。


 すっ、と鞘にしまう。


「まあ、そこまで言うのならば」


 先日の水口藩の一件もそうだが、芹沢は礼を尽くして謝られるとどれだけ激高していても案外相手を許してしまう。


「お前たちもあやまれ!」


 顔役が言うと、力士たちは角材を落とした。


道には死屍累々。中にはまだ生きている者もいて泣いたり、うめいたりしている。




「芹沢局長、お怪我はありませんか?」と、林は芹沢に駆け寄った。


「ええ、この通り。お怪我どころか酔いが醒めてしまいましたわ」


 おほほ、と芹沢は笑って、そしてぽつりと――


「今度も死ねませんでしたわね」


 と、呟いた。


「え?」


 聞き返そうと思ったが、できなかった。


「まあまあ、もう終わったの?」


 送らばせながら近藤が出てきたのだ。


「遅いですわよ」と、芹沢は近藤に笑いかけた。


 近藤は付き合いの長い土方たちから見れば一発で分かる愛想笑を浮かべた。


 結局、芹沢は力士たちを許してやった。といっても最初は四○人以上もいた力士たちが、帰るときには十数人となっていた事からも、この乱戦の苛烈さが伺えた。


 この事件で新撰組は大阪をおわれる。


 といってもお咎めがあったわけではなく、あまりに派手にやりすぎる、という理由からだった。これでは新撰組が治安を乱すという訳だ。


 結局、その後力士連中の年寄り役が、あらためて壬生まで出向いて金五○両と清酒一樽を差し出してきたので、芹沢はむしろこの力士たちに好意すらもった。


 それからしばらくして、この力士たちを呼んで壬生寺で京都の力士と大阪の力士での興行をやった。この興行は大いに盛り上がり、力士の方は死者こそだしたもののそれなりに美味い思いもしたのだった。


 ちなみに大阪力士との乱闘の一件で、新撰組内での林の評価はいよいよ高くなった。


 今までは芹沢の腰巾着だと思われていたが、なかなかどうした実力も十二分であった事が判明したのだ。


 とくに近藤派の隊士たちが認めたのも大きい。


 林は隊内で、確かな実力を持つ監察方として尊敬されたりもした。もっとも、本人はそれで喜ぶようなこともなかったのだが。


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