16.5% Note 2

 第二回目の補足・設定紹介・注釈です。


【戦略事業部】

 ピュアクラで構成される、株式会社バグフィクスの主幹となる部署。未知のバグと相対したなどの事例が報告された場合に対策を考案したり、パトロール派遣の申請書を許可してタイムスケジュールを作成したりなど業務は多岐に渡る。簡潔に言えば警備技術部と研究開発部の仕事以外は全部ここが行う。今年配属された新人は、すめらぎ 汐華きよか八月一日ほづみ くるる愛葉あいば 颯叶はやと


【警備技術部】

 デバクラで構成される、ほぼ毎日が戦闘訓練に追われる部署。よってダンジョンでの対バグ戦ではここの人間が戦闘力になる。デスクワークは巡警日報以外ほぼ無い。強さのみが仕事をできるかできないかに直結するシンプルゆえに困難な業務をこなす。今年配属された新人は藤堂とうどう じん


【研究開発部】

 サポクラで構成される研究所。主人公・信楽しがらき 雪慧ゆきさとが配属された部署でもある。パソコンと向き合い、数値、ソースコード、グラフと睨めっこして一日が終わると言っても過言では無い。ここでの仕事は、パトロール中のクライアントが仕事を遂行しやすいような道具を作成したり、重要な作戦の成功確率をシミュレーション実験によって理論値を出したりなど援助分野に属する。ちなみに、メンバー四人全員が大学院卒で、部長の時雨は博士号を持っている。


【総務人事部】

 思想は関係なく社長直々のスカウトによって構成されている部署。その名の通り事務全般から会計、人事の業務を担当する。仕事量に関しては想像を絶し社内一の部署であるが、その人数はなんと僅か二名。部長とえんじゅ 日南子ひなこのみで運営されているというかなり独特な所である。


【信楽の徳】

 主人公・信楽の徳は大猿だった。巨体の割に素早い動きをすることが可能で相手を翻弄することができる。元の本人からはかけ離れた完全なるパワー型で、どんな人間でも心の内は想像できないことがよくわかる。初の護華で暴走してしまい皇に制止された過去がある。


【皇の徳】

 皇の徳はあらゆるものに触れることができるという左手。神の拳である。水でも大気でも例外はない。しかし無効化する能力はないので毒ガスなどは掴んでも意味はない。しかも左手以外は普通の女の子なのでこの徳は諸刃の剣かもしれない。


【藤堂の徳】

 藤堂の徳は六蔽。六蔽とは、仏教用語で清浄な心をけがしてしまう六種の悪心という意味。藤堂はガラこそは悪いが寺生まれなのである。六種類の悪心ごとの武器を瞬時に召喚することが可能。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る