11.5% Note 1

-ハイフン

 突如配信もされずインストールされていたカメラアプリ。写したものからダンジョンに侵入できる。


電脳世界ダンジョン

 アプリ"-ハイフン"によって入ることが出来る世界。バーチャルの空間かと思われたが、実際には実在するパラレルワールドだった。最果ての空間に辿り着くと世界が存在する理由が明らかになる。道中にはバグと呼ばれるモンスターが多数存在する。


〖 徳 〗

 魂にそなわる優秀な性質。電脳世界ダンジョンでは徳を磨くことによって武器にすることが可能。徳の解放には段階があり、護華まもりばな波華なみばな離華はなればなの順に開花が困難となる。


 徳の解放をしていないクライアントはダンジョンではバグと戦うをすべを持たないためやっていけない。


達磨大師だるまだいし

 ダンジョン内の最悪最強の存在。出会ってしまったらまず逃げることを優先しなければならない。その風貌は赤いマントを羽織り、腕を4本持つ大男。アプリ-ハイフンを配信した張本人でもある。目的は不明。


〖 株式会社バグフィクス 〗

 ダンジョンが人々に加える危険性を危惧し、まどか 神猿まさるが起業。企業理念は「自分を愛する。」、キャッチフレーズは「SCREWED UP!(やらかせ!)」。業務形態は大方ダンジョン内のパトロールのみ。収入はなんと国から得ている。ダンジョンの性質上、公務にするほど大っぴらには出来ないために民間企業に扮している。副社長の左衛門三郎ざえもんざぶろうが元役人のためこのシステムが成り立った。


 人事部と社長副社長が創業メンバーで、他のメンバーを死に物狂いで探した。


〖 クライアント 〗

 ダンジョン内での冒険者のこと。種別はピュアクラ、デバクラ、サポクラ、クラクラなど多種に渡る。


〖 ピュアクライアント 〗

 ダンジョンでの目的が最果てへの到着のクライアント。世界の存在意義が知りたい人。


〖 デバッグクライアント 〗

 ダンジョンでの目的が戦闘のクライアント。戦闘による快感のみが己を満たす。


〖 サポートクライアント 〗

 ダンジョンでの目的が他クライアントへの補助のクライアント。この手のクライアントは他クライアントの付き合いでダンジョンに入り込んだ人が多い。


〖 クライムクライアント 〗

 ダンジョンでの目的が他クライアントへの妨害のクライアント。ただの嫌がらせに興奮を覚える。兎に角とにかく何でもめちゃくちゃにしたいだけの人が多い。


〖 狐さん 〗

 見た目は狐なのに言葉を喋る。ダンジョンに迷い込むクライアントたちにダンジョンのことを詳しく説明するチュートリアルを行う役目を担っている。存在理由はまだ不明。


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