2018.12.24.異常を看過 正常。否、
あまりにこわくて、
明け方 目が覚めた。
私はコーヒーをいれて、飲んだ。
久しぶりの悪夢らしい悪夢。
すぐにメモした。
ベッドサイド・ナイトメア
——————
奇病、?
どっかの村。
晴れてた
山奥、
(急に人が変わる。
暴力的になる。
………
異常なものを見ても正常な振る舞い?)
ハイキング的なのをしていた。
5、6人。
もうちょいいたかな。
若い男女。
湖的な、
洋画で若者が飛び込むようなとこにいた。
私らは、たぶんそれぞれ、
特別なアイテムを持ち寄っていた。
なんのためだろ。
私は、小学生が使うような、
箱型の筆箱。
マグネットで蓋が閉まって、
表裏で、色々収納できるアレ。
……
(定食屋とかにあるような、
橋を入れる抽斗のようでもあったかな、)
それが、納豆(なぜ山奥で納豆)の汁的な、
なんかそういうようなもので汚れた。
うわ、って思って中を見ると、
中も汚れてた。
何が入ってたっけ。
分からん。
私は水辺から離れて、
それを仲間に見せた。
うわー、
あちゃー、
だとかなんだ言ってると、
なんだか湖で遊んでる連中が騒がしい。
誰かが誰かを傷つけている。
ケンカ、ではない。
攻撃、暴力、一方的な。
異変。
みんなが感じた。
……
後輩さんが包丁もって追いかけてきた。
藪、
湖的なものの周り。
いつも表情のはっきりしない彼が、
へらへらヘラヘラ笑って、
刃物を振り上げたまま走ってくる。
楽しそうだ。
湖を抜け、藪を出て、
舗装されたちょっと上り道に。
彼が道から落ちた。
山から湖に流れる川に落ちた。
私らは彼を置いて逃げた。
村の方に逃げ帰る。
私らは、
その異変に気がつき始めていた。
宿(?) に戻って、
相談した。
逃げるための準備。
水を、ペットボトルに汲んでいた。
おじさんが、
大きなペットボトルの蓋をあけ、
私のやつもあける。
作業をしながら見ていたら。
ほとんど満タンだった
彼のボトルに、
ほんのちょっとだけ、水を足して、
戻した。
意味がわからない行動だ。
旧友も、いかれた。
満タンのボトルに、
ボチャボチャ、入らないのに汲み続けている。
……
村を出ようとする。
タイミングを見ていた。
無表情で、一見普通の生活を営んでいるような、
村人たちだけれども、
私らはそれが、
とても異常に見えた。
夜明け?
村を出た。
監視されていたのか、どうなのか、
村人たちが次々と家屋から現れて
後を追ってきた。
走った
どういう理由か、
私らは三鷹、
(どっか旧都 の意味合いがあった。
にいかなければならない。)
警察も動いていた。
警察全体というよりは、
その地域のおまわりさんたち。
夜明け、明るくなってきていた。
私らはまったく土地勘がなく、
お遍路(?) していたおばさんにきいた。
なぜか彼女は正常、大丈夫だという気持ちがあった。
「三鷹方面はあっち」
とおばさんは言った。
隠れながら、田舎な町並みを進んでいった。
子供も探していたな。
私らのこと。
やがて、
夜になる。
どっかの小屋で一休みしていた。
ボロくて汚い小屋だ。
この時いたのが、四人?
小屋はもう使われていないのが一目瞭然だった。
日は完全に落ちていた。
私らは窓から灯りが漏れたり、
するのが怖くて、
屋根裏に上がった。
そこはただの、天井の上。
空間があるだけ。
天井の床は、薄くて、心もとない。
予感がして、私らはみんなの話や
動きをやめさせた。
息を潜めた。
その後に、小屋に数人が入ってきた。
やつらだった。
緊迫感。
ぱきり僕らの誰かが、音がたててしまい、
そいつらが上を向く。
そのうちの一人
誰かが長い棒で、
天井を突いていく。
穴が空いていく。
運良く、気付かれずに済んだ。
逃れた。
パトカーに乗れた。
この時は、三人?
と1匹いたかな。
猿的なのが仲間にいた。
なんで猿だよ。
チンパンジーかな、でかかったし。
…
私と橋本愛的な美少女と、
幼馴染と、
それで、パトカー内の
無線が鳴った。
私らはまた押し黙る。
けど返答がないとおかしいかなと、
美少女が、
「5896 号車 了解」とこたえた
(番号はテキトー)
相手は一瞬間をおいて、「了解」と繰り返した。
たしか、もう一つ目的地ができた。
どっかの、骨組みだけになった、
建物だ。
また、夜明け(?)
そこに行った。
屋根まで上がる。
てっぺんに、何かあった。
キーアイテム。
もともとボクらの仲間の、
誰かのアイテムだったのかもしれない。
だけど私は
これが罠、なんだという疑いが消えなくて、
そこからあたりを見回した。
探した。
すると、こんな時間なのに
掃除してる作業員がいた。
遠いところで、ワタシと目が合った。
急いで降りていく。
二人はどこにいるんだろう。
天井と床のないその建物。
地下一階にそいつはいた。
一階まで降りる。
すると、一緒にいた猿
が、へんげし始めた。
メキメキと、凶暴なフォルムに。
襲ってきた。
骨組みを伝って逃げる。
やはり向こうの方が早い。
さすが猿。
…
そいつを、殺した。
(銃でも持ってたのかな)
そこで何かが吹っ切れたように思えた。
パトカーは、
追跡されてる? GPSかなんかで、
または情報がいってるかもしれないからで、
別の車に乗り換えた。
しばらく、走った。
旧都 、
本来の目的地に着いた。
ほぼ。
日が落ちたばかり、って感じ。
走ってる車は、
よろよろフラつくやつらばかりだ。
まともじゃない。
道の突き当たり、
わりと山間の隅、
レジャーランド的なものが建っていた。
ビカビカとネオンが光ってる。
施設手前の、広場的なとこ。
私と幼馴染と歩いていってた。
若者たちが、ああだこうだ言っている。
騒いで、いた。
幼馴染が、ハリピっぽいそいつらに対し、
僻み由来の皮肉を、
小さな声で言った。
リーダー的なやつの耳に届いてしまった。
「いまなんつった!?、」
無視して、二人で車の方に引き返す。
「待てよ、お前だお前!」
不良たちが集まってくる。
「ボコボコにしてやるよ!」
的なこと言われつつ、
なんとか車まで逃げた。
まだ追われていたので、
私らはレジャーランド的な施設と、
同じような装飾の建物に。
ホテル
とあった。
幼馴染はそれがラブホだとは思っていなかったらしい。
車のまま入る。
駐車場の入り口がしまり、
ヤンキーを閉め出せた。
奥のスペース、
(駐車場は狭かった)
角っこに、頭から駐車した。
幼馴染と車を降り、
上へ上がろうとする。
すると、非常口の扉が開いて、
後輩と後輩、
それぞれの彼氏彼女、
四人が入ってきた。
私は後輩君に、
黙ってろという意味の、
しーーー、、をした。
幼馴染と二人でラブホか。
翌朝、
町の外に。
騒ぎになっていた。
町の人が逃げ惑っている。
昨日会った、外の通りの土産物屋さんの
おばちゃんが暴れているらしい。
とても良さそうな人だったのに。
車を降りて、走った。、
私らの仲間の美少女が走ってる。
私と美少女が
逃げる人波の最後だった。
私が彼女を追い越す。
そしてふと振り返る
美少女が、おばちゃんにつかまっていた。
喉下から上に刃物を滅多刺し。
もう助からない。
またどっかに隠れたのかな。
騒ぎが治るまで。
しばらくして出てくると、
上顎から上をごっこり壊された美少女。
頭骨の中身はくり抜かれ、
その箱状のくぞみに、
土地のお土産の大判のおせんべいが
何枚も陳列されていた。
もうなにもない。
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