~初の魔灼乙~
商店街のパーティーホビーショップで手早く《それ》を買った彼女と、私は共に商店街の路地裏へ移動した。
再び手渡された彼女のトートバッグを持って、少し距離を取り見守る。
そこで、私は珍しいものを見た。
先ほど
それを楽し気に抱えていたときとはうって変わり、疑いようもない
彼女が身に着けているペプラムとショートフレアスカートが一瞬にして光に解け去り、
無風のはずの路地裏に、
そうして再度意識を戻した先に立っていた彼女は、今しがた
いや。目の前の彼女は、まごうことなく先輩自身だ。だが、認識を
初めて目にした、魔法少女。
これが、
これが、
。かうろだのたっかなれくてれ現は
私の
熱気を
「ま、
「えへへぇ。ありがとう」
多分、言葉の意味には気付いていないだろう。ヨシ。
「よし。行こっか」
そう言って、
忘れることなく紙袋の中の
私のときめきを返せ。
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