第109話 JR弥富駅を観察する。

 そして弥富駅の増加を考えながら私はJRと名鉄駅と近鉄駅が一体化されている状況を考えようとした。

 何故、弥富駅の利用者が増加したのか?

 そして、名鉄・JRと近鉄の駅がそれぞれ一体化されて、利便性が向上した事を更に踏まえておくと非常に分かりやすいと思いながら、この一体化を含めてJR弥富江kの利便性が上がった事をしっかりと考えながら、変化についてしっかりと調べようと思った。


 …よし。弥富駅がこれだけ広くなった事を考えれば弥富駅の高架化は間違いなく防災と町の安全の為に高架化した可能性があるといわれて当然だと思うな。なぜなら、弥富駅は津波の問題があるし、関西本線が複線化等をすれば利便性が向上するから、さらなる利用者の増加を見込めるから猶更だと思うからな。


 弥富駅の利便性について私は津波なども影響していると思った。

 私はそう、思いながら、名鉄、JRと近鉄がここまで変化している様子を見ながら駅が近くなっている様子もしっかりと見ながら確認する事にした。

 そうすれば、名鉄、近鉄、JRの変化も間違いなく起きているから猶更だと思うからだと。


 なので、その変化を確認する為位、まずはJRと名鉄側の駅を見てみる事にしてみようと思った。

 そして名鉄とJRの駅構造を見て津波対策などを考えて、調べると成程なという状況がかなり沢山あると見られた。


 やはり、名鉄とJR側の駅はやはり津波問題を考慮して、2階改札で近鉄も同様に2階改札で連絡している構造になっている。

 それは1階に改札があると、津波で大きな影響を受ける可能性があるからそういう構造にしていると思うと凄く納得した。


 同時にペデストリアンデッキでJR・名鉄と近鉄の駅を歩道橋を繋げている事を考慮すると、やはり歩道橋を介して近鉄とJR、名鉄は同じ駅で構成している事は間違いないと考えてよかった。

 寧ろ、高架化と同時に1つの駅として構成した方が非常に楽だと思うと、それは非常に面白い考えになるから猶更だと思いながら、この問題を考えた。


 …しかし、これだけ繋がって非常に良い場所だと思うとそれだけで非常に移動が良いと思うから猶更だね。


 そう思いながら、近鉄と名鉄、JRの利用者の変化について考えながらこれから私は駅周辺を含めて街を散策しようと思った。

 すると、JRの改札から誰かが下車してこれから私の向かって歩いてきた。

 そして、あの姿を見ると誰なのかは大体、想像できたから猶更だと。


「あっ。美咲さん。」


「どうしたの?秋水。」


 私はあの姿をみて秋水だと改めて感じた。

 なぜか、秋水がここに来た理由が良くわからない中、彼がここまで来た理由が何なのかと思いながら、これから秋水が弥富駅に来た理由についてしっかりと考えてみる事にした。


「で、秋水。何故、弥富駅に来たのか理由を教えてくれないかな?」


 私は頭を混乱させながら、彼がここにきている理由についてよく判らなかったので瞑想しながら頭をすっきりさせた。

 そして、暫く瞑想した後、これから私は秋水がここまで来た理由についてしっかりと話してほしいと思ったので、これに事情を聞いてみた。


「で、秋水。弥富駅まで来て何をしていたの?」


「いや。やっぱり、弥富駅の駅構造の変化について非常に面白い傾向が出たのでそれをしっかりと観察しようと思ったからここで降りたんだ。」


「成程。そういわれると非常に考える必要がある程、非常に街を巡る必要があるのは間違いないと思うね。」


 やはり、駅の構造について話してきたか。

 そして、彼がこの駅に来た理由について今一つ、わからないながらも名鉄やJR、近鉄にそれぞれ多くの人が集まった理由について彼と共に話す準備をした。

 乗降人員を聞けば彼は何かしらその変化について事情を話してくれると思いつつも…。


「で。秋水は、弥富駅の各社の乗降人員について知っていたら情報について教えてくれないかな?」


「あぁ、最近は名鉄やJR東海も全駅に利用者数を公表するようになったから、それで調べている。ただ、弥富市の統計情報がなく、愛知県の統計書は古いからそれで調べているけど。」


「成程。だから、公式の統計情報を利用して乗降人員の情報を纏めている訳ですね。」


「その通りだ。美咲さん。寧ろ、名鉄は以前は情報について碌に出さなかったからそういう問題は非常に大きく影響している。だから、統計情報を利用して出しているのもそれですから。」


 そういう話を聞くと、名鉄やJR東海は以前、乗降人員を出すのが消極的なのが非常に気になっていたが、それを聞くと非常に納得した。

 故に、彼がここまで情報についてしっかりと勉強した理由は間違いなく、愛知県の統計書の古さが大きな問題なのを理解しつつ、乗車人員はどれ位いるのか聞き出そうと思った。


「で、弥富駅の乗車人員はいくら位いるのか教えてくれないか?」


「そうだね。弥富駅はJRの高規格化前は約1,500人だったのが高規格化と名鉄分離などして、約43,000人前後の乗車人員を持つ駅になったから、それだけJRの増加は顕著だよ。」

「成程。そう言われると分かりやすい。それで、名鉄の方は…、」


 JRが約1,500人から約43,000人前後を考えると約26.7倍位の増加を見て非常に大きな変化が出ていると改めて感じた。

 その位の増加率は間違いなく名鉄の利用者もそれに近いレベルの増加率があると思い、彼に聞いてみようと思った。


 すると、彼は名鉄のデータも出し始めた影響からか、データ表をだして私に見せながら説明を始めた。


「名鉄は乗降人員約2,800人前後から54,000人の利用者まで増えたからこちらも確実に増加している印象が見られるね。」


 私はJRと名鉄の利用状況を比較して、あっさりと彼が乗降人員のデータまで出して彼がそこまでデータを良く理解している影響でこちらも非常に安心した。


 なので、私はその情報を聞いて非常に安心した影響からか…、


「成程。非常に聞いてもらって助かった気がする。」


 と素直に返答した。


 名鉄の乗車人員がJRより少なくなったとはいえ、乗降人員が5万人前後だとかんがえるとそれだけミュースカイの利用者が確実に多い事がここでもわかるような気がして非常に考察する価値がある内容で非常に良いと思った。


 さて、名鉄やJRの利用者数を聞いて非常に良かったが、問題は近鉄がどれくらいの利用状況になっているのか考えながら調べる事にした。


「で、近鉄の状況は確かJRの高規格化前は約13,000人前後だったが、現在はどれ位いるのか教えてくれないか?」


 私は近鉄の利用状況が特に気になったので彼に説明した。

 すると、彼はそれを聞いて非常に喜びながら説明した。


「近鉄か。近鉄はJRの高規格化前は約13,000人だが、高規格化後は乗降人員約32,000人前後とJRや名鉄より少ない傾向がみられるね。」


「成程。」


 JRの高規格化前は近鉄が3社の中で最も多い状況だったのに、高規格化後は逆に3社の中で最も少ない事を考えると名鉄やJRに比べて名古屋以遠のアクセスがない事が非常に響いていると思った。

 そういう意味を考えると高規格化によって利用者の流れに変化があったのは間違いないと感じた。

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