第85話 津市に向かう。

 そして私達はこれからホテルに戻りこれから少しだけ休み、秋水と共に一緒に話そうと思い、彼の部屋まで向かった。

 何より今は工事を終えて少しだけ休みたいと思っていたので、私は彼の部屋でベットで寝ながらしっかりと話そうとした。


「ねぇ。秋水。私と一緒に話してくれないか。」


「どうしたんだい。美咲さん。俺の部屋で何か話したい事情があるのか。」


 私は彼にどうしても話したい事情をしっかりと伝える為、彼に詳しい事情を話そうと思った。


「とりあえず、架線工事が無事に終わったから、ここで休みながら話しても良い。」


「良いよ。でも、美咲さんがいるからこそ俺は助かったのだと思うよ。」


「そっか。でも、それはあんたがいたからこうやって楽しく進んだからお互い様でしょ。」


 彼の部屋で休みながら私は彼と共に、駅やバイクの件についてしっかりと話し続けていた。


「で、秋水は普段の移動は電車でしょ。」


「あぁ、良くわかっているな。俺は電車で移動することで架線などの異常性を確認する上で大事だと思っているからな。」


「だね。寧ろ、アンタが鉄道の事をよく理解しているから私はあんたが鉄道で移動しているのが良く分かるな。で、私のバイク話ししてくれないか。」


「うん。良いよ。」


 どうやら彼も私のバイク話をしっかりとしてほしいと思ったのかこれから彼に私のバイクコースについてしっかりと話そうと思った。


「私は少し休みながらこれからバイクで津駅周辺まで行くけど、バイクで走ると信号機の様子や町の風景などが良く分かるんだ。」


「どういう事。」


「それは電車や自動車ではわからない町の様子や道路の様子などがそれぞれあってその違いを感じる上で非常に良い道を示せることが分かるから当然だよな。」


「成程。だからバイクで移動するんだ。」


「あぁ、故に鳥羽を走る際には船で休んだり、国道42号の海沿いを走り、海の風景なども味わって非常に気分が良いと感じたからな。」


「成程。美咲さんは面白ね。」


「あぁ、そういわれると凄く助かる。」


 どうやら彼は私のバイク話を聞いて非常に嬉しかったらしく、私もこの話を聞いて非常に安心できた。

 すると、その話を聞いて彼は凄くありかがたかった故か…、


「ありがとう。美咲さん。でも、俺がこうやって頑張れたのは美咲さんがいたからこそできたんだと思います。」


 と私のお陰で頑張れたから私に感謝したのだと感じた。

 当然、私は彼の言動を見て本当に彼の成長が非常に進んでいると思いながら次の工事場所である津駅の構造やダイヤなどについて彼に話そうと思った。


「で、秋水。津駅はどういう構造しているのか分かるか。」


「あぁ、津駅だな。津駅はJRと近鉄が交わる駅で昔は伊勢鉄道があった駅だろ。」


「おぉ。その通りだ。で、あんたは電車に乗っているだろ。」


「あぁ、松阪駅から津駅まで数駅くらいで行ける場所だし、松阪市と津市は隣り合っているからそこまで遠くはないから分かるぞ。」


「ありがとう。秋水。」


 私は彼によって助かったことが色々あり、更に架線工事についてよく勉強していた事から彼のお陰で非常に助かっていると思った。

 そして、彼がどこまで成長するのか確認しながらこれから私は彼と十分に話した後、ホテル代を精算し、これから23号を経由して津駅まで向かう準備をしていた。

 すると、私の革ジャンに秋水は凄く良い印象になったのか…、


「おぉ。美咲さん。そのスーツ格好良くて凄く良いね。」


 と私の革ジャンを素直に褒めた。

 勿論、私はその声を聴いて…、


「ありがとう。私はそういわれるとバイクを走りたくなる状況が出来て非常に嬉しくなる。」


 と彼に褒められたので彼に感謝した。

 彼の声援のお陰で非常に嬉しくなった影響からから私は本当に非常に嬉しい顔でこれからバイクの旅を続けた。

 そして彼と別れた後、これから松阪駅近辺の高架下を通り、国道23号を出た。

 それから暫くして、小津町交点を右折して暫く北上した。

 やはり山道と違って市街地を通っている分、交通量は多いが、この快感が非常に優れているのは当たり前だといえるからこの快感は気分が良い。

 そう思いながら私は市街地の国道23号を走りながらひたすら北上していった。

 そして伊勢湾を見渡すといかにこの海が広くて綺麗な状況なのかわかる。

 しかも長い平野の中でこのような長さは非常に便利で見やすい状況は非常に感銘する状況で嬉しかった。


 …あぁ、本当にこの風の強さは凄く気持ちよい。やっぱり、中京地区の国道23号の走行は間違いなく格別の良さを感じる。


 私はこの格別の良さを感じながらこれから津駅まで走り、この風の強さをしっかりと感じ取ろうとした。

 そして雲出本江町交点を超えると田園風景から市街地に入った状態になり、本当に町の雰囲気も大きく変化する状況が目に見えて感じた。


 …凄いな。こうやって大きな変化を感じるとは流石だ。


 私は田園風景から市街地に入った状況を見て本当にこの風景の変化に私は非常に良い風景だと感じた。

 そして藤方まで向上地帯が続き、そこを過ぎると本格的な市街地に入り、更に紀勢本線との並行路線に入り、いよいよ津駅まで後少しだと感じた。

 そう思いながら私は後少しで津駅に到着すると思いつつ、信号で捕まりながら走った。


 …しかし、津市街地に入ると途端に信号の繋ぎが急に悪くなるな。それだけ津市街地の信号の用地が非常に良くないのが非常に大きいんじゃないかと思うのは気のせいか?


 そう思いながら市街地の信号の繋ぎにたまにイライラしながら津駅まで走る事にした。

 そして国道163号が交わる岩田橋北駅を見て私はこの風景をしっかりと観察した。

 橋を超えた後に左折した後、道が途端に狭くなっている状況に流石に怖いなと感じた。


 けど、市街地を走ると意外と楽々に走れて何か起きたのかと思いながら私は津新町駅まで走る事にした。

 そして津新町駅を過ぎると高架化された駅舎にJRと近鉄が交わる状況はJR東海が関西本線系統にいかに力を入れているのかはっきりできる状況を感じ取れる状況だった。

 そう思いながら私は高架化と同時にJRが津新町駅を新設して乗り換えと利便性を向上したのは流石に近鉄対策だと思いつつ、南北ゆえに専用の道路が必要ないのでこういう速さの対処は非常に良いと感じた。


 そして国道163号から改札を通る構造は非常に大きな変化が起き、これなら本当に近鉄もJRも発展すると思った。

 すると、秋水らしき人が駅から降りて…、


「どうしたの?秋水。」


 と彼に話しかけた。

 すると…、


「美咲さん。今度は津駅と個々の変電所確認のためにここに下車したんだよ。」


 と語り、私も…、


「成程。そういう事ね。」


 と語り、これから津市内の架線工事の確認しようと思った。

 そしてこれから津新町駅と津駅の様子を確認しながら工事を始める準備を使用と思った。

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