奈良とJR奈良線を楽しむ。

第16話 新名神~京奈和自動車道を走る。

 私はこれから名古屋を出発し、伊勢湾岸道~新名神を介して奈良へ向かう最中だった。

 名港トリトンを見た私はここが風が強い状況の最中で走りにくいながらも風を浴びると凄く気持ちよく感じる事が出来た。

 そして名港トリトンを過ぎて三重県に突入し、ようやく湾岸長島PAに私は到着した。


 それから湾岸長島PAに到着した私はこれから足湯に浸かろうとした。

 何故、足湯を浸かろうとしたかというと外の空気が非常に寒くて冷えている状況に私は凄く恐怖を感じたからだ。

 バイクを走っていると風邪で足が冷え込むことも暫しあり、ましてや名港トリトンが凄く風が当たるならなおさらそれが強いのだと私は感じた。

 それ故に私は凄く寒い状況に違和感を持ちながらこれから足湯で足を温めてゆっくりと浸かって休む事にした。


「お嬢ちゃん。この足湯につかってどうするんだ?」


「あぁ、私はここで足湯を利用して温めているんだ。少し、足を温めないと非常に寒い状況に私は出てくるから余計に足が冷え込んだ体をおかしくするんだ。」


「成程な。で、お嬢ちゃんはここの休憩所が良く利用される背景はなぜだかわかるか?」


「さぁ、私にもわからんよ。でも、ここは大型車だけでなく刈谷PAより規模がそれ程大きくないから普通の人でも利用できる状況に私は思うし、人混みが少ないからだろ。」


「そうか。お前の意見はなかなかのものだな。さすがお前はバイクであちこち旅をしているから余計だな。」


「そうだな。」


「で、これから嬢ちゃんはどこに行くんだ。」


「奈良だよ。私はこれから奈良に行って観光を楽しもうと思うからな。」


「はははっ。本当に嬢ちゃんはいろいろな場所を巡っているな。」


「えぇ、私は電気工事の仕事をやっているし、結構、様々な場所を巡っているので非常にそれが楽しいですよ。」


「解った。だから、旅を楽しみな。」


「了解。」


 私は近くにいるトラックドライバーにどうしてここが休憩所に選ぶのか何となくわかった気がする。

 それはトラックドライバーがここで休憩するのは刈谷PAより利用者が少なく、かといって騒がしい休憩所じゃない事が主な理由だと私は思った。


「さぁ、行こうか。」


「嬢ちゃん。これからあんたは行くのか。」


「あぁ、これから私は奈良観光に行くからな。」


「そうか。けど、奈良に行くときは事故には気を付けなよ。」


「了解。奈良は確か、危険な運転する人間が多い事で有名だよな。」


「そうだ。京都や大阪は荒っぽいけどうまいが、奈良はどういう走りをするのかわからないから気を付けなよ。」


 私は奈良の交通マナーに対して非常に警戒しながら、これから私は湾岸長島PAを出発しこれから新名神へ向かった。

 そして四日市JCTで大型トラックが東名阪道方面に流れる車が多い事に気づいた。


 恐らく、名阪国道に流れる車が多いからそうなっているのだと俺は思った。

 けど、私はひたすら新名神へと突き進みながら走っていった。


 それから鈴鹿PAに到着し、これから私はここで休憩した。

 鈴鹿PAは上下線集約型でNEXCO中日本が運営するNEOPASA形態の休憩所だ。

 ここの前後の休憩所は第三セクターが運営する休憩所なのは既にご存知の通りだが、ここはそれらとは違いNEOPASA形態なのでここで休憩した。


 それから鈴鹿PAを通過してこれから亀山西JCTを通過してようやく土山SAを通過し、その先にある甲南PAに休憩した。


 甲南PAは忍者の里として有名でここの裏休憩所を利用する事で安心して過ごせる場所がある。

 しかも自販機などがあるので休むには売ってつけの場所だと私は思った。

 そしてここから忍者の里は感じられないが、こうしてみると凄く楽しい場所だと思うと私はわくわくした。

 しかもあまり人がいないし、ここで休めれば非常に楽だと思った。


 それから甲南PAを出発して、大津PAを通過、それから城陽SAに到着した私はここで休もうと思った。

 ここはNEXCO西日本で最大の休憩所でここを過ぎると奈良まで休憩所がなくなる。

 故に私はここで十分に休憩してからこれから私はこれから城陽SAを出発し、城陽JCTで京奈和自動車道を通過してこれからなら方面に向かった。


 なお、名神経由で行けば新名神開業後に無料になった京滋バイパスを利用していくことは大いに可能だ。

 それを駆使していくことは以上に大事だと思うから一応、指摘しておく。

 そう私は思いながらこれから京奈和自動車道を南下して奈良へ向かう事にした。


 以前は暫定2車線の有料道路だったが、新名神開業で名阪国道対策故に車線は拡張され、無料化された。

 故に無料の4車線道路になって非常に移動がしやすくなっている。

 当然、木津川IC付近は出口が必要になるがここが無料4車線化した影響で利用者が非常に増えると思うと私は凄く嬉しさを感じた。

 そして、京奈和自動車道を走ると奈良から新名神へ向かうために多くの車がここを利用する状況を目に浮かぶ。


 そして京滋バイパスが無料化した影響で利用者が増えている事を考えれば、間違いなく京滋バイパス無料化と京奈和自動車道の4車線化は移動がしやすい道路として確保されたのは間違いないと思った。

 それから木津川ICを出てこれから国道24号に突入した。

 勿論、京奈和自動車道も国道24号の一部だが、ここを見ると改めて一般道の国道24号なのだと感じた。


 しかし、ある程度信号を過ぎると国道24号のパイパスの一部が京奈和自動車道として機能しており、確かにこれなら非常に通行しやすい道路なのだと私は感じた。

 それから途中で左折して南下し、近鉄奈良線の踏切を通過して交差点を左折して、途中を右折してシルキア奈良の駐車場に到着した私はこれからJR奈良駅と奈良近辺の街を楽しもうと思い、旅の準備を始めようとした。

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