18.Gは努力不足
う~ん、巨人のように腕があればよいのじゃが・・・・。
我は明晰な頭脳で思いついたのじゃ!
なければ作れば良いのじゃぞ!
そう魔法を使えばよいのじゃ!
巨人の腕のイメージはバッチリできておるぞ。
アヤツラには腕に持った凶器で何度つぶされそうになったことか・・・。
思い出しただけで憎悪が沸き上がってきおる。
そうちょうどこんな風に腕に鈍器を持って襲い・・・・。
って鈍器は要らんぞ!
ふう何とか成功したようじゃな。
こいつは巨人の手ギガントハンドとでも名付けるか。
・
・
・
・
・・・・・・。
違うぞ!
別に何かアナウンスが流れるのを待ったわけじゃないぞ。
そんなことより宝箱を開けるぞ。
巨人の手ギラントハンドよ宝箱を開けるんじゃ!
よ~し開いたぞ。
・・・・これは登って中を確認しないといけんのかぁ。
・・・はっ!
飛べばいいんじゃ。
しばらく飛んでなかったからすっかり忘れておったわ。
とりゃ!
ブゥーン。
これは何の液体じゃ?
とりあえず恒例の鑑定じゃな。
***********
・下級ポーション
誰でも知っている下級ポーション。HPを少し回復できる。ただし部位欠損は治らない。
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HPが回復するアイテムとな。
これって使えるのか?
今までダメージ受けたときは即死して≪ド根性≫で生き返って≪再生≫で回復しているな?
しかも部位欠損って足が欠けたり羽が千切れたのは治らないのか。
我にはほぼ意味のないアイテムじゃな。
・・・・・。
ま、まぁ。
小型巨人共の手に渡らないだけでも意味があるぞ。
うん、そうじゃそうなのじゃ。
次の階層に行く前にステータスを確認しておくかの
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ステータス
名前 未設定
種族 マジックG LV9/10
HP 5/5 MP 25/25
ちから 1
たいりょく 1
すばやさ 60
まりょく 20
スキル
すばやさアップ LV4
飛行 LV3
下級種族召喚 LV1
脱出 LV1
再生 LV3
快眠 LV2
属性魔法 LV2
隠密 LV1
剣技 LV1
二刀流 LV1
魔力過剰 LV1
超脳力 LV1
MP回復 LV1
アナウンス過多 LV3
おバカ LV4
空回り LV2
マッピング LV2
魔力操作 LV1
暗殺 LV1
スキル拡張 LV1
高笑い LV1
???
ユニークスキル
適応(耐性)LV10
ど根性 LV10
アイテムボックス LV-
鑑定 LV-
言語翻訳 LV-
竜の因子 LV-
称号
黒い悪魔 異世界生物 巻き込まれし生物 神に敵対する物 システムと会話する者
頭の弱い人 無駄な怒りを抱くもの 暗殺者
****************
・・・・・。
≪アナウンス過多≫と≪おバカ≫のレベルが高いのが気に入らないぞ!
他のスキルはもっと頑張るのじゃ!
我は階層の魔物を掃討しておるのに!
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ピコーン
称号≪努力不足≫を獲得しますか Yes/No
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ノー!のー!ノー!No!
次の階層じゃ!
次じゃ!次!
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