第235話 ラブホテルへ
だが、一気に渋滞になりそうな気配だ。
「くッそォ~……」
抜け道がないので、どうにも身動きが取れない。
「へへ…、よォ~! そこのラブホに入ろうぜ!!」
後部座席からハリーが、すぐ
「え…、うゥ~ン……」
一瞬、考えたが、ハンドルを切ってラブホのビニール製のカーテンの中へ入った。
けれども、この選択が後になって重大な意味を持つ事になろうとは考えもしなかった。
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