第233話

 付近は騒然となり、消防車やパトカーのサイレンが鳴り響いていた。


 ボクらは、駐車場へ行き真っ赤なポルシェに乗り込んだ。

 ハリーも続いて、

「ウッひょォ~~! 早いトコ、ここを抜け出さないと警察に捕まると有らぬ疑いを掛けられンぜ!!」

 バックシートに乗り込んできた。


「あァ~…!! 解ってるよ! 

 行くぞ!!」

 彼の言う通り、一刻も早くこの場から離れないと立場が悪くなる。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る