第148話 岬 優真だァ~ー❗❗

「『そ、そうか! 岬 優真だ! 

 やっと、思い出したぞ!!』」

 急に、天司ヒロシは大声でわめきたてた。


「えェ…!?」

 舞美は、驚きの表情を隠せない。


「『わ、悪い……ちょッ、調べがあるンだ!!』」

 いきなり、天司ヒロシは舞美を置いてバスルームを飛び出して行った。


「ちょッ、天司ヒロ君!!」

 背後で舞美の声が響いた。

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