第122話 真神 天司《ヒロシ》

《え、ま、まさか…、これが……

 ボクの転移した姿なのか……》

 腰を捻ったり、ポーズを取ったりした。

 年齢はボクと大差ないだろう。

 男から見てもカッコ良いイケメンだ。

 さぞかしてるに違いない。


『オレは、真神 天司ヒロシだ。』

 頭の中で彼の声が聴こえた。


《え…!? あ、はい!!

 天司ヒロシ君…ですねェ~……!!

 あの…、ボクは、ユーマ!!

 岬 優真ユーマッて言います!!》


『岬 優真ユーマ……!?

 ン~~…、どっかで聴いた名前だな……!?』

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