第123話 凶悪犯
《はい!! あの、何でもボク!
凶悪犯として殺されちゃったらしくッて……!!》
パンツを脱ぎ捨てシャワーのコックを開いた。
勢いよくシャワーが身体に浴びせられた。ほどよい熱さが伝わってきた。
『な…、凶悪犯……!?』
《いえいえ、あのォ~…、濡れ衣なンです……。
ハッハハ……
誰かに
『フン、たいていの凶悪犯は、そう言って、言い訳をするンだよ!!』
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