第19話 集結2

ー勃ち上がれ全精力ー









「待たんかいいいいいいい!!」

トモカズが叫んだ

「なに初っ端からとんでもねえもん書いてんだよッ!読者ドン引きだよ、初見バイバイにも程があるだろッ!いくら今年のワ●ピースが良かったからってこれはないだろッ!ていうか冒険なんか始まらねえんだよッ!ひとつなぎの大秘宝なんか探さねえんだよ!俺たちは!」




TAKE2


ー立ち上がれ全勢力ー


🐟<マグロ、撮影開始





「いいかテメェら知っているとは思うがアイツは普通じゃ倒せねえ、なんとかしてパークの外から放り出せ」

トモカズが木刀を構えた


するとタダヒサが

「その必要は無い、お前らが隙を作ればコイツを一発やつにブチ込める」

銃の様なものを構えながら言った

するとゼロが

「そんなもんでアイツが倒せんのか?」


タダヒサはその言葉に

「まぁ見てろって」

ニヤリと笑いながら答えた




その頃

「なぁ、私たちはいつまで画面外なんだ?」

ヘラジカがライオン達に訊いた

「さあ?いつまでだろうねー」

ライオンが寝転びながら答えた

「一応拙者達は操られてる設定のはずでござるが…」


「作者が忘れてんじゃないのー?」

ライオンが爪とぎを始めた






「なんか今とんでもなく哀しい声が聞こえた様な…」

かばんが冷や汗をかいた

「気にすんな空耳だ」

トモカズが淡々と答える


ガラ…

突然瓦礫が音を立てて崩れた

すかさずトモカズが

「来るぞッ!テメェらぁッ!!」


ヒュン

瓦礫の中から刀が飛んできた

「うらああああああッ!!」

ガキィィィン!

トモカズは刀を弾いた、その瞬間


「甘いんですよ、君は」

今度はスターが飛び出し

ガシッ!


トモカズの首を掴んだ


「うがぁッ!」

メキメキメキメキ

スターが腕に力を入れる

「いくら戦力が揃おうと君たちは私には勝てない」


ドンッ!

突然スターの腕に一発の銃弾が当たった

「こんなもので私が止められると?」

スターは静かに笑った、しかし違和感を覚える

(再生が……)

するとスターはトモカズを離してしまった

解放されたトモカズは

「でやああああああああああッ!」

スターを突き飛ばした

「くっ…これは一体…」


「今あんたにぶち込んだ弾はかすりでもすりゃ少しの間サンドスターの供給が出来なくなる代物でなぁつまり今のあんたは再生するのが出来ない状態だ…お前らッ今の内にかたをつけろッ!」


それを聞いたトモカズは一瞬で距離を縮め

「うらああああああああッ!!」

木刀でスターを上に突き上げた

「こんなもので…ッ!」


「あはははははは!おまんも弱くなったのぉ、ワシらに気づかんとは」

いつのまにか上空に居たコウリュウが笑った

するとスターに向かってコウリュウとセイリュウが同時に尻尾を叩きつけた

「くッ……!」

ズガァァアン!

叩き落とされたスターは立ち上がろうとするが


「「「はあああああああッ!」」」

スザク、ゲンブ、ビャッコが自らの力を纏った拳でスターを殴り飛ばした

スターは足に力を込め踏みとどまろうとするが…


「コイツで終いだああああッ!」

トモカズとかばんが木刀をゼロが拳でスターに追い打ちをかけた


ダァァァン!

「がは…」



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