第17話 不死身…不老不死

「フフフ…ス●ンドパワーッ!!」

漆塗りがロードローラーの上で叫んだ


「サブタイで遊んでんじゃねぇよ」


ゴッ!

トモカズが漆塗りを蹴り落とした

「ゔ…」


「本編始まりまーす」



トモカズは別の部屋にいるカズヤの所へ向かったが…


「おい!どうなってんだ!!誰もいねえじゃねえか!!どうなってんだよおい!」

誰もいない部屋でトモカズが叫んだ

「ゼロもかばんも居ねえじゃねえかよおい!!」

すると漆塗りが

「いやぁ、なんか台風が来るからと皆さんお休みらしいです」


それに対しトモカズは

「あ?そりゃ現実の話だろ?カクヨムちほーはただいま快晴なんだよ、図書館も揺れてねぇんだよ、とにかく!今すぐあいつら呼んでこい」



1時間後

「よぉし揃ったな、んじゃ始めるぞ」




今度こそ本編始まります



トモカズ達は別の部屋にいるカズヤの元に向かった

「よぉ、調子はどうだ?元主人公カズヤ


「いや、そのルビやめてくんない?なんで母さんもいるのさ……ってそれよりこれ見て!」

カズヤが持っていたラッキービーストの本体をトモカズ達に見せた、そこに映っていたのは…


「ジジイ…ッ!!」

その映像を見た瞬間トモカズが走り出した

「おいトモカズ!」

タダヒサが止めようとしたがトモカズは止まらない

「ったくあのバカ…ッ!早く追いかけるぞ!!」

ゼロが言った


するとカズヤが

「僕も行きますッ!」

しかしかばんが

「駄目、何かあったらどうするの?これ以上危険なことに首を突っ込まないでッ!」

悲しそうな顔で叫んだ


するとカズヤは

「俺は駄目で父さんは良いのかよ!!いつもそうだッ!何があっても俺はいつも留守番だ!俺が荷物になるって言いたいならはっきり言えば良いだろッ!!」


それを聞いたかばんはカズヤに近づき

「……誰に似たのかしらね…」


ドッ

カズヤの首の後ろを叩いて気絶させた

ドサ…


「さあ行きましょう、ゼロさん、タダヒサさん」

するとタダヒサは

「言わなくていいのか?あいつが探してんのは…」


「言う必要はありません」




かばん達はトモカズを追いかけた




その頃へいげんでは


ズガァァアンッ!!

「がは…」

城壁に

叩きつけられたタカユキが血を吐いた


「野郎ッ!」

スターが追い打ちを仕掛けた

「終わりです」

スターはタカユキに刀を振り下ろした


「終いだぁ?まだまだこれからだろうよ」

ヒュンッ!

スターの攻撃を避けたタカユキは


ガシッ

「ッ…!」

スターの頭を掴み

「オラァァッ!!」

ズガァァアン!


地面に叩きつけた


辺りに土煙が舞った


スッ

煙の中から刀が飛び出した


ガキィィィン!!

タカユキは咄嗟に刀を防いだ

「いい加減くたばったらどうだ、小僧」


煙が無くなりスターが姿を現す

「それはこちらのセリフですよ、クソジジイ」

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