第13話 主役交代

「え?このサブタイ何?」

カズヤが↑を指差しながら言った


「あぁ…実はだな、漆塗りがな、第3期が書きにくくなったのは主人公変えたからじゃないかとか言い出してな?とりあえず試しで変えてみるとかなんとか…」

トモカズが説明した

「あ、そうなんだじゃあよろしくね父さん」

そう言うとカズヤはSwitchを取り出した

「おーい何やってんだお前」

「え?交代するんでしょ?じゃあいいじゃん」


「いやいやいやいや、まだ!まだ出番あるから!!拗ねるなって!」

「なんで拗ねるのさ、ようやくめんどくさいのから解放されたんだから」

「いやでもな、まだ出番あるから、終わるまで頑張ろぜ?な?というわけで始まります」






「………痛え……どこだここは?」

トモカズが目を覚ますと目の前には天井が広がっていた

「起きたか、全く…お前も無茶をするやつだな、親父に似てな」

タダヒサが声をかけた

「一体何があった、俺が山に着いたら全員倒れていたぞ」

するとトモカズは

「山…そうだッ!スターッ!!」

トモカズは起き上がるが

「クソ…痛えッ!!」


「あまり動くな、背中の傷が開くぞ」

「チッ…」





数時間前


「嘘だろ…」

男が伸ばした触手はスターを包み込みそのまま丸呑みにしてしまった


「さて、次は君たちだ」

男が手を挙げると地面から無数の黒い手の様なものが現れた

「私の邪魔はさせないよ」


黒い手は一斉にトモカズ達に向かって伸びた

しかし突然の出来事で動けずにいたが


「なにボケっとしてやがるッ!!ちゃんと敵を見やがれッ!!」


ブチッ!

トモカズは自分に巻き付いていた触手を引きちぎり黒い手に向かって木刀を薙ぎ払ったが



「敵を見た方がいいのはお前の方だ」


シャキィィィンッ!!


ブシャアアアア…


「な…」

突然何かがトモカズの背中を斬り裂いた


「て…テメエ……朧ッ!!」


「ようやく来たか、遅かったね朧」

男が言った

「遅れてしまい申し訳ございませんスター様、少々雑魚どもの足止めに手間取ってしまいまして」

朧が淡々と語る

「構わないよ、とりあえず計画は問題なく進められそうだからね」


「……どういう事だ朧…そいつはッ!!スターをッ!!」

トモカズが声を荒げた

しかし朧は

「貴様こそ何を言っている、このお方こそがスター様だ、あのような情にかられ弱り切った存在がスター様であるはずがない……スター様、ここは私にお任せください、この鼠どもは私が処理しておきます」

朧が男……スターに告げた

「そうか、後は君に任せるよ」

スターはトモカズ達の横を通り山を降りていった


「待ちやがれ…待ちやがれええええッ!!」

トモカズは木刀を握りスターに斬りかかるが…


「愚かな…」

シャキィィィンッ!


朧が再びトモカズを斬り裂いた

「がは…」



**************



「そこから先は記憶に無え…なんで俺たちが助かったのかもな…」





キャラ紹介

「さて、今回紹介するのはゼロですね、なんだかんだレギュラーキャラになってますが、実は一期のあのシーンで完全に退場する予定だったのですが、人気が高かったのでまた出したんですよ、さて話がズレましたがゼロは普段はあまり取り乱さない、そんな感じですが…実はホラー系に弱く」

ポチ

漆塗りがリモコンのボタンを押すとモニターに何かの映像が

「という訳でホラー系の動画をゼロに見せようとおも……」


ズドガアアアンッ!

突然モニターが大破した

「え?なんで?」


「再生させねえよ…」

ゼロが呟いた

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