第3話 『ステレオ放送の産声』

第三作目はながやん先生作、『ステレオ放送の産声』です。


時は昭和時代

私はラジオの歴史はよく、というか全く分からないんですが、この小説を読むと当時いかにラジオが日本人にとって画期的なものであったかがよく分かります。


初対面のお転婆お嬢様の口から発せられた『立体放送』というニューワード

主人公はあまりにも咄嗟で、そして立体放送に対して無知であったので、立体放送の凄さは常人より深く身に染みるものですよね。


今ではテレビやパソコン、そしてスマホがある時代ですので、ラジオの影はどんどん薄くなっていきますが、

それでもラジオもまた、人々に驚き・喜びを与えるものであったことを思い出させてくれる、そんな気がしました。



さて、僕もひさしぶりに795(ナックファイブ)でも聞いてみようかな

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