続きが気になる、とかいたら一気に読んでしまいました。
記憶や感情って、自分の意思のままにならないのですよね。とても辛い、苦しいことだと思っています。
その葛藤を星崎さんが描きたかったところかは推測なのですが、私が感じていたこの苦しさを真正面から、こんな美しい物語になって、素晴らしいです…
作者からの返信
最後までお読みいただきありがとうございました。★までいただき感激です。記憶が感情を作るのなら、感情って、過去のほんとうの経験や体験とは無関係に印象によって変化するのかな、なんて思ったりもします。記憶は曖昧で、時に事後的につくられたりもするので。でもだからこそ、つらい経験を乗り越え未来に希望を見いだせるのかも知れませんね。
「昨日のこと良く覚えていない。明日どうなるかも分からない。でも今日、私はキミが好き」
美琴のこの一言によって全てが救われた様な気がします。
二人の恋人たちが、毎日新鮮な気持ちで巡り会う事が出来る。
美琴が昨日の事も覚えていられないのは不幸かも知れませんが、これはこれで素敵な愛の形だと思いました。
作者からの返信
狐華 光乱さま
コメントをありがとうございます!また、素敵なレビューコメントまで頂き感激です!
丁寧に読んでいただき嬉しいです。日々が新しい、もしかしたら程度の差はあれ、僕たちはそんな毎日を過ごしているのかもしれません。明日への希望は、わりと曖昧な記憶に支えられていたりします。
今後ともよろしくお願いいたします。
忘れようと思えば思うほど忘れられない、
これって心理学的にも正しいらしいですね。昔に読んだ、シロクマのことだけは考えるな!という本に書いてあって、すごく印象に残っています。たしかに、忘れようと思っている時点で、その対象を強く意識しているわけですものね。(そして余談になりますが私も一週間フレンズ好きでした笑)
なるほど、こうきたか…!と楽しく読ませていただきました…!\( ˆoˆ )/
作者からの返信
久里さん、コメントありがとうございます!!
心理学的にもそういわれているのですね!なんとなく経験的にそうかな~、で書いてしまったので良かったです! 何を捨てる話にしようか考えた時に、やはり記憶かな~と!
お星さままでありがとうございました!!
切ないですね・・・。
記憶なんて曖昧なものに支配されるのは、そこにある喜怒哀楽が繋ぎ止めているからでしょう。その波の大きさや深さで、人は想い出を積み重ねていくものです。それができない相手に向き合うのは、愛の深さですね^^