『五人』が『七人』になって、夢のさらにその先へ

幼馴染男五人で結成されたアマチュアバンド、『the natural world』。彼らはいつかプロになると言う夢を抱きながら今日も練習を続けます。
そんな中、彼らの中に二人組の女の子が加わります。

アマチュアバンドのメンバーが時に挫折しながらもメジャーデビューと言う夢を追いかける話かなと思いきや、話はそれだけでは収まりません。詳しくはネタバレになるので書けませんが、彼らに降りかかる障害と言うか問題が本当に辛くて、どうしてこんな事になったのかと、読んでいて叫ばずにはいられませんでした。
ですが辛い場面が多いほど、それを乗り越えた時はより強い思いが胸を打つものです。迫りくる危機に7人がどんな答えを出しどう立ち向かって行くのか。
夢を叶えるだけでは終わらない、より強い感動がここにはありました。