虎杖

 みなさん、アニメとか漫画は好きですかぁ?(笑)。アイヌのお宝を探すやつとか鬼を討伐する剣士のやつとか流行りましたが、去年は呪術回戦っていうのが流行ったようです。


 でね、なぜ炊事エッセイにグルメアニメでも無いものを取り上げるかというとですね、この呪術回戦ってアニメの主人公が高校生の虎杖悠仁君というイケメンなんです。え?こんな漢字読めないって?読みは虎杖悠仁いたどりゆうじっていうんですよ。田舎のほう・・・いや、自然が豊かなところで育ったり現在も住んでいる方は、イタドリというとあの土手とかに雑草と一緒に生えている植物を想いますよね。このイタドリって植物、食べることが出来るんですよ!

 あ、でも、今回はこの植物のイタドリってことじゃないんです。虎杖を読もうとすると普通は虎杖こじょうと読む方が簡単だと思います。

 先日スーパーの買い出しで、鮮魚コーナーの隣、ほらモズクとかメカブとか酢だことこ売ってるあたり、筋子とかタラコを売っているところでお買い得シール発見したわけですよ。当然反射的に手に取りますが、それはタラコの加工品、まぁ加工品というかタラコの薄皮を取ってパウチ容器に入れた商品があったんです。


「う~ん、魚卵をこういう形でパッケージするのって抵抗あるよね」


と妻に見せたとき、このパッケージに呪術回戦の文字とキャラクターがプリントされてたんで


「え?それって子供用のお菓子じゃなくてタラコなの?」


ってなるわけです。


 いやはや、最近はどんな商品も人気アニメとコラボするんだなって思ったんですが、待てよ・・・生産地は・・・・やっぱり(笑)。

 はい、何に腑に落ちたかというと、このタラコの商品を出している会社は、北海道は白老町の会社でした。白老町と言えば最近ではアイヌの歴史・文化を学び伝えるナショナルセンターであるウポポイという施設が有名でしょうか?はたまた白老牛とかも有名になってきたかな。

 温泉もあるんですがお隣の登別市の方は断然知名度があって、道外の方はあまり知らないかもしれませんね。

 そんな白老町に虎杖浜という地名があります。読み方は”こじょうはま”。きっとイタドリがたくさん茂った浜だったんでしょうね(笑)。

 そんな虎杖浜地区で有名なのが温泉とタラコの加工なんです。複数の業者があり、タラコの産地としても有名なんです。ね?繋がったでしょ?(笑)。


 でもね、タラコの産地なんて気にしない人にとっては、単にアニメの人気にあやかって何でもかんでもタイアップして・・・・と思うのがオチかと。

 だって人気アニメの主人公の名前が虎杖いたどりということまで知らないと繋がりませんからね(汗)。

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