ひじき

 昭和お惣菜定番のひじき煮に使うひじき、最近までは昔ながらの紙の縦長のパッケージに昔文字で『ひじき』って書いてある商品を使っていました。


 時にこだわりはないのですが、この商品がだいたい100円前後で売られていることが多いので(笑)。で、最近トップバリュ商品を多く使うようになり、この『ひじき』も例外では無くなっていたのですが、ちょっと『ひじき』の大きさに納得がいかなかったんですよね(汗)。

 昔からひじき煮に使うひじきって芽ひじきだったんですが、トップバリュの商品も同じ芽ひじきで、容量が多いわりにはお安いので使いようになったんですが、昔から使っていたものにくらべ、芽が少しばかり小さいんですよ。もともとこの商品だけを使っていたなら、こんな些細な事は気にならないと思うんですが、別の商品からの乗り換えですから、パッケージを開け水で戻すときに、すでに気が付いていました。


「あれ?なんか細かくね?」


ってね(笑)。


 水を吸うとそれなりに膨張はしますが、やはり元が小さいので戻ったとしても小さいのは変わらず、それでもお買い得だったので使い続けていたのです。

 最近は、歯の悪い義母ちゃんのことも考慮して、きんぴらなどよく噛まないと食べれないものよりは、ひじき煮とか切り干し大根とかにシフトしていたのですが、それにつけてもひじきの大きさが気になる(笑)。

 そこで同じトップバリュの商品で、この芽ひじきの隣で売られている『長ひじき』にチェンジしてみました。

 まぁ使い方は芽ひじきと何ら変わらないのですが、水で戻す際にパッケージから出した状態で


「こんなに固くて太いのに、本当に15~20分で戻るののかな?」


というのが第一印象。


 若干不安に思いながらも、ある程度の柔らかさまで戻ったので、あとは煮ているうちに柔らかくなるだろうと。しかし長ひじき、その名の通り長いんですよ(笑)。それは芽ひじきが細かいだけに、対比するとかなり巨大に感じるほど。

 水に戻したところで一度切る方が良いかと考えましたが、ひじきなんて大きさが不ぞろいですから良い感じに切れないだろうということで、そのまま煮ることにしました。

 結果からいうと、煮あがりは芽ひじきと同じ柔らかさになり、食べてもその長さがさほど気にならないので、今後はこの長ひじきでひじき煮を作ろうと思います。


 ちなみに、芽ひじきと長ひじきの違いは、芽ひじきが葉の部分で、長ひじきが茎の部分だそうです。

 当然ですが長ひじきの方が歯ごたえがあるのですが、煮てしまえばその固さはほとんど感じないので、芽ひじきの煮物が箸で取り難いとか感じてる人も、一度長ひじきで作ってみては如何でしょうか?

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