魚卵が続きますが

 昨年度に引き続き、今年度も鮭の漁獲が少なかったので、店頭に生鮭の切り身や生筋子がほとんど並びませんでした(汗)。


 2年前までは多少高くとも1シーズン1回は、自家製いくらの醤油漬けを作っていたのですが、さすがの高値でこのところ手が出せてません。

 魚卵だけならまだしも、身の方もなかなか並ばないし、並んでも小さな切り身として出るので、ちゃんちゃん焼きに使うような半身はまずありませんでした。

 そんなおり、いつもの週末買い出しに繰り出すと、鮮魚コーナーに”カジカの子”があるじゃありませんかっ!!


 ありませんかっ!! って力を入れて言っても、おそらく北海道民くらいしかカジカって魚知らないと思います(笑)。あっ、カジカと言っても日本全国の川にいるカジカとは違って、所謂海カジカってやつで海に住んでいますよ。

 僕は釣りをしないので、小樽育ちとはいえあまり魚に詳しくはないのですが、海カジカって東北以北~北海道に住んでいると聞いています。見た目はそうですねぇ、小型のアンコウのような感じですね。

 旬は11月から2月ころで、この時期のカジカは肝が大きくて美味しいです。鍋にすると絶品で別名”鍋こわし”と呼ばれ、鍋にするとみんながこぞって鍋を突くので鍋が壊れるということろから、この別名が付いたそうです(笑)。

 で、カジカは肝が美味しいというのは間違いないのですが、その陰にひっそり隠れておるのがその魚卵です。

 魚体が小さいですから魚卵の粒も小ぶりですが、いくらより噛み潰すときの歯ごたえもあり、全体的にねっとりした感じに仕上がります。

 基本的にはイクラの醤油漬けと同じで、醤油・酒・みりんで漬けこみます。ちなみに魚卵の醤油漬けのさいに入れる酒ですが、これは入れても入れなくても良いみたいですが入れると保存期間が長くなります。

 ちなみに、いくら醤油漬けが大好きな妻ですが、カジカの子はちょっと苦手みたいで、基本僕しか食べません(汗)。


 最近ビールを飲みようになったので、付けあがったらこれをツマミにビールでも飲みたいと思います。


 

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