魚卵
昨日サラダ用のがキャベツを買いに近所のスーパーに行くと、半額になっていた真鱈の子があったので、思わず2パック買ってしまったので、つきこんにゃくと煮付けました。
冬の季節、僕のエッセイにも度々登場する助子とつきこんにゃくの和え煮ですが、正確には真鱈の卵のはずなんです(汗)。
魚の専門家がいる鮮魚コーナーでなぜこのようなことになるのかは分かりませんが、比率でいうと【助子】と値札が付けれれている方が多い感じがします。
ちなみに、加工品であるたらこ(明太子とかになるやつ)は助子(スケソウダラorスケトウダラの卵)なのですが、たらこ=真鱈の子の方が、たらこ=助子(スケトウダラ)というのが、混乱を起こすからかもしれませんね(笑)。
真鱈の卵とスケトウダラの卵は、一粒一粒で比べるとほぼ同じような大きさ・食感だと思うのですが、全体像としては大きさが全然違い真鱈の方がかなり大きい感じで、真鱈の方が色が黒っぽいので、ちょっとグロく見えると思います(汗)。
加工のしやすさで言えば、小ぶりな助子の方が味も染みやすいので、加工品に使われるのは助子(スケトウダラ)の方になったんだと思います。
つきこんにゃく真鱈の子の和え煮では、卵を保護している袋から魚卵を取り出して使うので、料理としての見た目は言うほど悪くないですし、魚卵の味もしっかりするのでほぼ無味な今昔と一緒に煮ても、しっかり美味しさが味わえます。
なにより、おそらく北海道・東北くらいでしか生の真鱈の子ってスーパーで売って無いのではないかと思うので、ある意味ご当地グルメですかね(笑)。
ひと昔前では、コレステロール値が高い人は魚卵全般食べない方が良いというのが通説でしたが、最近では食事として取り込むコレステロールは、血液中に存在するコレステロールと関係しないとの研究結果もでているので、コレステロール値を気にすることなく美味しくて安い魚卵をいっぱい食べて欲しいものです。
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