おそらく今シーズン最後のBBQ
自動車のタイヤを、「夏タイヤ」「冬タイヤ」と区別して呼ぶのは、降雪地に住む人だけでしょうね(笑)。
一般的なタイヤは雪が積もってない時に使うので「夏タイヤ」、雪道や凍結路を走ることが出来るタイヤを「冬タイヤ(スタッドレスタイヤ)」と呼ぶわけです。
秋の終わり、冬のちょっと手前に夏タイヤから冬タイヤに替え、同じように春先に冬タイヤから夏タイヤに交換する儀式があります(笑)。
一般的には、カーディーラーやカー用品店、ガソリンスタンドでお金を支払い替えてもらう人が多いと思いますが、そうでない人は自分で交換することになります。
自分で交換するには、車載のジャッキを使って4本のタイヤを順番に交換していくのですが、この車載ジャッキの場合はタイヤ1本ごとにジャッキアップポイントを変更していくため、都合4回ジャッキアップが必要になります。
だいぶ昔は僕もこの車載ジャッキを使って交換していましたが、まぁ面倒くさがりと言いますか横着と言いますが、もっと本格的な油圧ジャッキを買えば、前後それぞれ1回、都合2回のジャッキアップで4本のタイヤ交換が出来るということで、もうずいぶん前から油圧ジャッキを使い自分で交換しています。
しかもウチにはほぼ常に2台の車があるため、交換するタイヤは8本ということになり、ますます車載ジャッキでは辛い状況でした(汗)。
この油圧ジャッキって結構なお値段するのですが、お店で2台分を好感してもらう料金2回分で元が取れます(笑)。
さて、タイヤを交換するということは、これから車に付けるタイヤを用意し、今まで付けていたタイヤを収納するのですが、収納する前に今まで付けていたタイヤ(正確にはホイール)の汚れを落としてから収納したいのです。
外したタイヤを水洗いするのですが、いいですか、季節は真夏ではなく晩秋とか春先ですよ?たとえ晴天だったとしても、太陽の力はかなり弱くなっている時期、そんな中水道水で洗ったタイヤは、そう簡単には乾かないのです。
濡れたまま収納していまえば、ホイールの錆びの原因になりかねないので、弱い太陽の力と風任せで、なんとか水分を飛ばしたいのですが、それには時間が掛かるのです。そうですね、2時間くらいも放置しておけば、何とか乾くでしょうか。
そうなると、その間はタイヤを放置して出かけるわけにもいかず、近場で時間を潰す必要が出てきます。
そんなときにはBBQです(笑)(やっと本題w)。幸いにして道具は完全に揃っていますし、慣れもあり炭を起こして何かを焼き始めるまで15分もあれば十分です。
なので、タイヤ交換で小屋へ行く途中に簡単なお肉のほか、冬タイヤに交換する場合は、道東で揚がった生秋刀魚など持っていき、洗ったタイヤが乾燥するまで炭火焼を楽しむのが定番となっています(笑)。しかも大根おろしは、秋撒きの大根を畑で引っこ抜いておろせば、すぐに手に入るという好条件(笑)。
4人分の焼き鳥や焼き魚の場合が、七輪でギリギリ足りますが、これ以上の人数だとBBQコンロの方が効率が良いと思います。
しかし、今回のBBQに落とし穴がありました(笑)。それは秋刀魚、自宅で焼く秋刀魚も妻が内臓が嫌いなのと、魚の生ごみが気持ち悪くて嫌いということで、頭と内臓があらかじめ処理されている秋刀魚を買うのですが、この日は頭付きしかないのと、格安商品のため秋刀魚は下処理をお願いできないということで、丸ごと生秋刀魚の登場です(笑)。
一応小屋にも簡易なまな板とか包丁はあるので、下処理できないことも無いのですが、ゴミを捨てることが出来ないので、頭を落として身を前後半分にして内臓を入れたまま焼くことにしました。当然上半身?の方には内臓が入っているわけです。
ゴミは捨てれませんが、取り除いた内臓を目の前の畑に埋めても良かったんですけどね(汗)。
秋刀魚は塩を振らず、そのまま素焼きにして大根おろしと一緒に食べますが、義父ちゃんが
「これ塩振ったのか?」
と聞いてきます。
「いや、塩コショウしかないし、塩味は醤油で取れば良いと思って、味付けしてないよ」
「そうなのか、炭火で焼いたからうまいのかな?」
と、かなりご満悦。昼飯がこんなに豪華なら一杯やりたいところだと笑ってました。いやいや、これから畑の後始末があるんでしょ(汗)。
ご飯を食べ終え、洗ったタイヤも乾いたのでコンテナに収納し、一足先に帰宅しましたが、翌日しっかり全身筋肉痛になりました(笑)。
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