お月見どろぼう
今日は十五夜、「中秋の名月」ですね。地方によっては子供たちがお菓子をもらいに家々をまわる、「お月見どろぼう」という風習があるそうです。
あるそうです・・・と書いたのは、北海道ではそういう風習聞いたことがないので(笑)。おそらく七夕にある北海道特有の風習「ローソクもらい」と同じような内容なのかな。
ちなみに調べてみるとこんな感じ
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秋の名月(十五夜)に飾られているお月見のお供え物を、この日に限って竿のような長い棒の先に釘や針金をつけてお団子を盗んだそうです。
子供たちは月からの使者と考えられていたといわれ、
・お団子を盗られることは縁起が良い。
・お団子を盗られた農家は豊作になる。
・盗んだお団子を食べた子は長者になる。
・七軒盗んで食べると縁起が良い。
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しかしながら、義父ちゃんがいうには、昔は満月の夜には本物の泥棒が良くあったとのこと(汗)。電気がまだ発達していなかった時代は、満月の月の明かりを頼りに悪さを働く輩も多かったのでしょう。
さて昨日、僕は前日の日曜日に1年のうち1か月しかゲートが空かない幻の道、道道1116号線(通称:チョボチナイゲート)にバイクで走りに行ったので、一日休養日として家でゴロゴロ、妻は両親を連れ小屋の畑に行ってました。
夜遅く両親を送り届けた妻が帰宅、ふと帰り道に去年の十五夜の日にアライグマにとうきびが荒らされたことを思い出したようです。
「去年はさ、小屋からの帰りに父ちゃんが『満月の夜は泥棒が多くなる』って聞いて、もしかしたらアライグマ出るのかもと思ったら、本当に出たんだよ」
「そうだったんだ」
「そして明日十五夜でしょ?帰りに父ちゃんが、去年はアライグマ出たなって言って思い出したんだけど、実は・・・」
「どうかした?」
「とうきび選別してて、小さすぎて実が入ってないやつ、たい肥置き場じゃなくときび畑の足元に置いてきちゃったの思い出しちゃって(汗)」
「え?この蜘蛛の巣嫌いの僕でさえ、ネコ(一輪車)で向いた皮、たい肥置き場まで持っていくのに?」
「後で持っていこうと思ってて忘れたんだよねぇ、どうしようアライグマに荒らされるかな?」
「う~ん、今年はまだ1匹しか掛かってないし、ネズミは出るかもしれないけど今年はアライグマ少ないかもよ?」
「それならいいんだけど・・・」
こんな会話を昨夜しての、今朝の通勤中の車内。珍しくこの時間に義父ちゃんから妻に電話が
「もしもし~」
「▲☆=¥!>♂×&◎♯£」
「えーーーーーっ!」
「○×△☆♯♭●□▲★※」
「わかったぁ、〇〇さんに連絡して処分してもらわないとね・・・」
どうやら、畑の一部を貸している義父ちゃんの友達が、早朝から畑に行ったら罠にアライグマ(小さめ?)が1匹入ってて、とうきび荒らされてるって連絡が入ったらしい。
”とうきびが荒らされてる”、これ微妙でアライグマに荒らされてるのか、それとも妻が畑の中にとうきび捨ててるのを見て、荒らされてると言ってるのか(笑)。
まぁ何れにしても、罠に掛かったアライグマは処分してもらわないとね(汗)。そんな感じで駐車場に着いたら、また義父ちゃんから電話
「○!※□◇#△!」
「はやっ(笑)」
どうやら、罠を貸してくれている農家さんが見回りに来て、アライグマ処分しとくと連絡があったようです。いや~田舎とはいえ、近所(と言っていいのかわからないくらいの距離感)の方々のおかげで、気を揉まずに済んでます(笑)。
まぁでも、とうきびはほとんど収穫の終わりで、僕が満足できるくらい今年もたくさんの茹でとうきび食べれたので、少しお裾分けしたくらいの方が
・お団子を盗られた農家は豊作になる。
ということなのかもしれませんね(笑)。
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