辛いのもある(笑)

 連日茄子料理が続いているのは、すでにエッセイに何度も書いてきてますが、今回も茄子ネタです(笑)。


 16日(月)は妻が午後半休で、毎年ある妻の家の方の法要でお寺に行き、そこに集まった親族たちと小屋にって、野菜を持って帰ってもらうのというが毎年恒例です。

 ちなみに僕の家の方は無宗教で、まったく宗教っぽいことは無い対極にいる感じの家です(笑)。

 そのとき、近況ノートにもあげたあのジャガイモだったり、たわわに実を付けている茄子だったりを、親族の方々に持って帰ってもらうのですが、結構な人数ですが野菜が足りないということはありません。むしろ、それでも余るわけですよ(汗)。

 となると、やっぱり妻は野菜を持ちかえってくるわけで、当然保存が効かない茄子がメインになるわけですね。

 そんな翌日の火曜日、未明に兄ネコのロシアンブルーを夜間救急病院に連れて行ったり、朝から主治医のいる病院へ行くことになり、前日半休をとった妻は休めないということで、僕が急遽1日休みをとることになりました。


 あ、ロシアンブルーの方は膀胱炎だったようで、命に関わるような状況でもなく、現在は回復してきています。

 そんな寝不足な火曜日、昼寝したら夜寝れなくなりそうだったので、なんとか頑張って起きていたのですが、相変わらず気温は秋のような感じで過ごしやすく、部屋の中も涼しい状態だったので、とりあえず茄子を少しづつ減らすために、いつもの味噌炒めを作ることにしました。

 今回は冷凍してあった豚バラも一緒に炒めて、少しタンパク質も採れるようにとレンジで解凍してるとき、野菜室からこれまた大量のピーマンが入った袋を取ろうとして、その横の袋の中に青南蛮があることに気づきました。

 これも毎回大量にとれるのですが、すでに瓶いっぱいに三升漬けを作ってあるので、なかなか消費出来ないで野菜室に長い期間居座ることが多いやつです。


 茄子の味噌炒めの調味味噌には、いつも七味唐辛子を大量に入れるのですが、七味の代わりにこの青南蛮を使えば良い感じになるのでは?と思いつき、早速実践です。

 青南蛮は1cmくらいに切って、解凍が終わった豚バラと一緒に炒めていきます。火が通ったら一度器に避けておき、今度は茄子をゴマ油で炒めでしんなりしてきたら、先ほど避けた豚バラと青南蛮を合わせます。

 その後調味味噌を入れ酒のアルコールが飛ぶまで強火で炒めると完成です。入れた青南蛮は大量に在庫があったので、かなりの量になってしまって、もしかしたら辛いかな?と恐る恐る味見・・・うん、ちょうど良い感じの辛みが出てて、上手くいったと思います。

 見た目も青南蛮の緑が、ピーマンの代わりになって鮮やかですし、辛みもありますが青南蛮特有のあとを引かない辛さで、口の中からサッと辛みが消える感じで、食も進むと思います。これで青南蛮の消費方法が一つ増えました。


 妻が帰宅後、味見をしてもらっても合格点をもらえたので一安心。そしてこの味噌炒めは翌朝の朝の食卓へ。朝から白米が進みます(笑)。

 一足先に食べ終え、ソファーでMIXにインスリン注射を打っていると、まだ朝ご飯を食べている妻が


「うっ・・・・から~~~~~~い(笑)」(スピードワゴン風にw)

「あれ?もしかしてあたりの南蛮入ってた?」

「うん、、、でも一瞬辛いだけで水を飲むまででもないけど、パンチあるわぁ(笑)」

「そりゃシシトウじゃなくて一応南蛮だしね(笑)」

「ま、辛いシシトウよりは辛くないかな」


 シシトウも何本かに1本、とんでもなく辛い奴が潜んでいるんですよ。特にシシトウはそのままの状態で焼いたり炒めたりするので、当然咀嚼するわけで・・・咀嚼してる最中に突然脳天に電気が走るような刺激があるのです。

 しかも辛みがしばらく口の中に残り続けるので、実は青南蛮より強敵だったりすんですよね(笑)。

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