高級魚

 いつもの買い出し。鮮魚売り場でお買い得商品を発見!お魚2切れで通常980円もする高級魚!!!250円になってたので思い切って買ってみました(笑)。


 その高級魚の名前は「メヌキ(目抜き)」別名「メヌケ」とも言うらしいですが、北海道ではこの「メヌキ」が一般的かな?正式名称はアコウダイというカサゴの仲間らしいです。

 妻の教育でお買い得品があれば買うか買わないか分からない段階でもカゴに入れろ!と習っていたので、とりあえず1パックしかなかったのでカゴ入れてから妻に見せる。


「高級魚安くなってたけど食べてみる?」

「うわぁ!定価980円!???」

「うん、それが何と今なら250円、一切れあたり125円とお買い得になっております(笑)」

「お兄さん食べたいんなら買ったら?」

「う~ん、この先口に入ること無いかもしれないから買ってみるかな」

「そうやって食べるの?」

「キンキ(本州でいうところのキンメダイ)みたいに煮付けようかなと」


 さて帰宅してさっそく調理。「メヌキ」は一応翌日まで消費期限だったけど、まぁ早く調理してしまう方が良いだろうと、フライパンを使って煮付けにします。

 水200cc・酒100cc・醤油大さじ4・みりん大さじ2・ザラメ(または砂糖・ウチでは三温糖)大さじ3で煮立ったら生姜1カケ薄切り、あとはネギの青いとこと一緒に煮付けていきます。

 アルミホイルを落し蓋代わりに煮付けて、煮汁か少し減ったところで終了!ちょっと味が濃くなってるけど、メヌキって脂が凄いから多少濃いめが良いでしょう(まぁお好みでw)。

 完成したので粗熱をとってタッパーへ。うん、この日の晩御飯は妻は天丼とお蕎麦のハーフお弁当、僕はもやしと先日厚真町の市原精肉店さんで買って来てた、「こにくちゃん」(小肉・一般的にはせせり)を焼いて食べるだけ、お昼が少し遅かったので晩御飯はお米抜き(笑)。

 久しぶりに食べた「こにくちゃん」ビールによく合って美味しかった!


 あっ、そういえばお魚の話しでしたね(汗)。さて、完成したメヌキの煮付け。白身の煮付け用黄金比で煮たので味は間違いないはず!煮汁には身から出た脂がたっぷり。粗熱を取ってから冷蔵庫での保存をお願いしようと妻に頼んでるときに思いついた。

 翌日月曜日は妻が休みを取っていて、両親を小屋に連れて行き水曜日までお泊りの予定。それなら作った煮付けを明日の晩御飯のおかずとして持って行ったらどうだろう?ちょっと味濃いけど(笑)。

 認知症が進んだ義母ちゃんの代わりに、ずっと義父ちゃんが炊事をしているけど、流石に魚の煮付けまでは作って無いだろうと思うのでね。

 それに少し味が濃くて脂ののった白身魚だから、晩酌(日本酒)にも合うんじゃないかなってね。

 そんなわけで、僕もいつ以来食べてないか覚えてないほど、久しぶりのメヌキだったけど、ここは義両親に譲ることにしました。まぁ妻が持ち忘れて無ければだけどね。

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