前のエピソード――パンチ力不足

　そういえば昨日、ホウレン草とウインナーのバター炒めを作ってて、ふと思い出したことがありました。

　そもそも僕は体質的に尿路結石が出来るタイプで、これ遺伝みたいです（笑）。初めて石が落ちてきたのは、確か２２歳の時だと記憶している。東京の会社に就職して大田区のボロアパートに住み、１年で埼玉の新築アパートに引っ越してすぐだったはず。そこから２回８年周期で巨大な石が落ちて来たんだけど、残り２回は救急車呼んじゃいました（汗）。死なないのは分かってるんだけど、もうね、死ぬほど痛いのなんのって（笑）。

　痛すぎて気を失ったり、戻したりと、今でもお医者さんが付ける痛いものランキングの上位だと思います。

　でも、はっきりした原因が良く分からないみたいで、一般的には灰汁の強い食べ物がダメとか、プリン体がダメとか言われてますが、良く分かってないそうです。

　で、灰汁と言えば僕の大好きな山菜。そろそろシーズンですが、タランボの芽やらウドの新芽、こごみ、わらびなど、ほぼ灰汁の強い食べ物です。そういえばほうれん草も灰汁が強い食べ物として分類されてますが、茹でて食べるとだいぶ灰汁が抜けるようです。でもね、生のほうれん草をいきなり炒めるのは、やっぱり灰汁が残ってるんだろうなと。

　そういえば３回目のハルマゲドン（結石排出）までは８年周期だったのに、それ以降２０年くらい石は落ちてないな・・・きっと腎臓をエコーで見たらあるんだろうけど、いつ落ちて来るか分からないものに怯えて、好きなものを我慢するのをやめたので、まぁ来るなら来い！俺は好きなものを食ってやる！って感じですが（笑）。

　でも痛いから、出来れば落ちてこないで欲しいです（汗）。