譲れないもの
少し前の季節、妻が職場の女性のお子さんが作ったという、ベイクドチーズケーキを持って帰ってきたことがあります。よく聞くとお金を払ったんだそうで。
まぁそのケーキは美味しかったそうです。僕にまで回ってこなかったので(笑)。そして前回買ってくれたお礼という事で、今度はカップにレアチーズケーキを貰ってきました。もちろんお礼ですから無料でね。
そのレアチーズケーキは2つあり
『これ前回のお礼だそうで、旦那の分もと2つくれたんだよ』
『ほう、前回のケーキも美味しいといてったから、これも美味しいんだろうね』
『食べてみないと分からないよ』
『まぁ子供が作ったものだしね、そこは口に合わなくても美味しかった!と言わないとね』
『うん、それに保冷袋まで付けてくれたんだけど、やっぱり袋返すときに何かお返ししないとね』
『まぁ素人が作ったものだしねぇ、僕の分もあるみたいだから1個貰おうかな?』
『でも、子供が作ったものだから美味しくないかもしれないし・・・無理しなくていいよ?』
『いや、口に合わないの2つも食べるの大変だろうから、僕も手伝うよ』
『い、いや、前回のケーキも美味しかったから、美味しいとは思うけど』
『美味しいんなら、なおさら僕の分は責任もって食べなくちゃ(笑)』
『いや、私が貰ったものだから・・・』
『でも、旦那さんの分もって言われたんだよね?(笑)』
何にしても、ケーキと名の付くようなものを、簡単に旦那に分けるような妻では無いことは十分承知していますが、なんていうか・・・食べさせない理由が毎回子供っぽいんですよね(汗)。
まぁ、甘いものを食べさせておけば基本機嫌が良いので、当然無理やり食べるようなことはしませんけどね(笑)。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます