ナスのカレーには
毎年野菜を作ってる(妻がね)訳ですが、やはり自然が相手とあらば、こちらの予想通りの収穫とはいかず、今年はシシトウとピーマンが少なめな反面、ナスが大収穫となっています。
で、ナスって意外と保存時に場所食うんですよね(笑)。まぁ形状的にしょうがないのと、あんまり詰め込みすぎるとヘタの部分の棘で、お互いを傷つけてしまうので、どうしても空間取ってしまうんですよ。
そんな理由から、ナスの消費は比較的早めにしているのですが、調理方法がすでに何周もしてしまっているので、とりあえず妻のリクエストを聞いてみることにしました。
『野菜室にあるナスを使ってしまおうと思ってるんだけど、何が良い?』
『そうだね、最近ナスづくしだからねぇ』
『うん、それに畑の様子だと、まだまだナス採れそうでしょ?』
『今年はナスの調子が良いからね・・・うーん、そうだ、カレーにしよう!』
『カレーで良いの?』
『うん、ナスたっぷりカレーが良い』
『それじゃカレー作るけど、この場合シーフードの方が良いかな?』
『そうだね・・・今回は挽肉がいいな』
最近、シーフードベースが多かったので、たまにはお肉と思ったのでしょう。
『それならパスタも買って、ナスのミートソースも作ろうか?』
『いいねぇ、どっちもとろけるチーズたっぷり乗せて食べたい』
最近のマイブームは、何かとチーズをのせることです(笑)。乳製品は栄養価が高いですし、北海道の牛乳消費の役にも立ちますしね。
そして食後、面倒にならないうちにカレーを作り始めます。この日はサラダ用のささ身も同時に作っている(と言っても熱湯に浸けるだけですが)ので、コンロ1口で作ります。
まぁ肉も挽肉なんで、アルマイト鍋で焦がさないように炒めて、その上からFPでみじん切りにした玉ねぎやらキャベツやらニンジンをどっと入れます。
そうこうしてるうちに妻も食事を終え
『ナス出しておこうか?』
『うん、助かる』
『ナスは、2本で良いかな?』
いやいやいやいや、6Lくらいの大鍋で作るんですよ?玉ねぎ2玉、ニンジン1.5本、キャベツ大玉の1/4使ってるんですよ?なんなら挽肉も400gも炒めちゃってるんですよ?
『2本て・・・ナスのカレーと言うくらいだから、主役はナスだよね?』
『そうだけど』
『ならこの具材の量なのに、ナス2本て少なすぎでしょ(笑)』
『そう?それじゃ4本?』
『いや、もっと!』
『ろ、、、6本?』
『うん、最低でもそのくらいだね』
『鍋に入る?』
『ナスは煮込まれると水分を吸ってペタッとなるし、もしかしたらほとんどが溶けちゃうかもだからね』
『でも、溶けちゃうなら溶けちゃっても良いかな(笑)』
『いや、ナスカレーの意味!(笑)』
そんなこんなで、いつも通り大量のナスカレーの出来上がり。さすがに当日の就寝時間までに鍋の温度が下がる訳もなく、妻が朝方カレーの温度を確認したのち冷蔵庫&冷凍庫に保管してました。
当然、朝カレーでしたが、珍しく妻も朝からカレーを食べるようで
『あれ?朝カレーなんて珍しいね』
『うん、これなら胃もたれしなそうだし、ナスが溶けちゃう前に食べておきたかったから(笑)』
いや、ナス溶けても良いんじゃないんかい(笑)。
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