野菜が中心とはいえ
今週は畑で取れた野菜がたくさんあるので、それを料理して過ごそうと考えていたため、いつもの週一買い出しは行ってなかったのですが。
週明けの月曜日、僕が作ったモロッコ豆とかまぼこの煮付けを、実家に分けたいと妻が言い出したので、帰宅後ダッシュで夕食をすませ、モロッコ豆とナスの揚げびたしをタッパーに入れ、妻の実家へ。
天気もあまりよくなく湿度も高かったため、エアコンの効いた車で待つことに。ちょうどワンボックスの方がサービスキャンペーン(リコール的な)対象となり、前日台車としてSUVの試乗車に交換していたので、新しい車の機能などを弄りながら待つこと30分。妻が何やらビニール袋を持って帰ってきました。
『何貰ってきたの?』
『今日、父ちゃん小屋に行ったらしくて、モロッコ前(未調理)もらって来た(笑)』
モロッコ豆の煮付けを渡して、生のモロッコ豆を持ち帰ってくるという・・・。
まぁ煮付けはすぐに出来るし、この時期冷蔵庫で冷やしておくと、美味しいから良いんだけどね。
そんなわけで翌日の会社帰り、再びかまぼこを買うべく一番近いスーパーに寄りました。ちょうど49円均一の日だったらしく、入り口から特売品が積まれていました。
まぁ入り口付近の野菜売り場で買うような野菜は無いのでスルー、大根がまだ1本冷蔵庫に残ってるので、大根おろしと合わせる塩サバが安かったのでゲット。精肉売り場では鶏手羽元がグラム49円だったので、これも大量にゲット(笑)。
何となく買い出しの時のような買い物になりましたが、いつもよりは値段を下げれたかな?
野菜を食べるとはいえ、中々野菜だけという訳にも行かないもので、やはり何かしら買い物は必要になっちゃいますね。
今週は週明けから蒸し暑い日が続いていますが、そうなるとおかずも熱々のものは中々進まないので、先日作った大根ステーキを冷たいまま一口、自分で言うのもなんですが、しっかり味も染みてて美味しかったので、この日はお米を食べず先月で賞味期限が切れてるビールをやっつけることにしました。ナスの揚げびたしもビールによく合うし、なんて言っても冷たいので、猫舌の僕には都合が良いんですよね。
とはいっても普段お酒を飲まないので、350ml缶を2本も飲んだら、良い感じに酔っぱらいます(笑)。
食後少しして良いが覚めてきたら、今日買って来た手羽元と大根の煮物を作るため、圧力鍋を取り出し調味タレを作ります。
そして最初は厚めの銀杏切りにした大根に隠し包丁を入れ、底の方から入れていきます。大根を入れ終わったら次は手羽元、何とか4L鍋に入りきったので蓋をして圧力を掛けていきます。
その横で、妻にモロッコ豆の煮付けの作り方を教えます。まず妻が分からないのは水の量(笑)。
目の前にあるモロッコ豆が少し出るくらいの水で良いことを伝えると
『これ、出ちゃったら味入らないんじゃない?』
『こういう食材は茹でると柔らかくなって嵩が減るから、結果的にヒタヒタくらいになるんだよ』
『あとは、麺つゆ入れるの?』
『そういう方法もあるみたいだけど、ウチではお醤油と砂糖、みりん、日本酒で作るよ。麺つゆは全部入ってて簡単だけど、コスパは落ちるからね』
『そうなると、味付けが分からないよ』
『うーん、まず色で判断かな?麺つゆを普通の稀釈で戻したくらいが目安だよ』
『それがわからない(笑)』
『まぁね、普段作ってないと分かりにくいかもね。それなら今お醤油入れた鍋の匂い嗅いでみて』
『お醤油の匂い』
『うん、このお醤油の匂いで濾そうとか薄そうって分かるでしょ?』
『うん、全然わかりません(笑)』
『・・・そうですか、ま、これは慣れだから(笑)』
『もで、お醤油の味しかしないから何か物足りないよ?』
『だからここに砂糖、みりん、日本酒を適当に入れ、最後に顆粒の出汁を入れるんだよ』
『お、麺つゆっぽくなってきた』
いやね、麺つゆ作ってるわけじゃないんだけどね(汗)。
『それじゃもう豆入れても良いの?』
『ちょっと待って!モロッコ豆は皮も柔らくてすぐ火が通る、デカいけどサヤエンドウのみたいだから、沸騰してから豆を入れるの』
『水から入れたら?』
『うん、柔らかくなりすぎて崩れちゃうね』
『面倒くさいな(笑)』
『で、モロッコ豆を入れたら、かまぼこも入れて良いの?』
『まぁ良いって言えば良いけど、出来れば少しだけ豆が煮えてからの方が良いよ』
『どうして?』
『このかまぼこ、煮込むと凄く大きくなって水分吸って、やっぱり柔らかくなって崩れやすくなるの』
『じゃあ、どのタイミングで入れるの?』
『そうだね、豆をちょっとみて。煮えてくると緑が濃くなってくるでしょ?』
『うん、サヤエンドウと同じだ』
『あるていど豆の色が濃くなったら、かまぼこ投入タイミングだよ』
『簡単そうで難しいなぁ』
『でも、時間はそんななに掛からないから楽な方だし、これ実家に持っていったら堂々と『私が作った!』って言えるでしょ?』
『別にお兄さんの作ったやつでも良いんだけどね(笑)』
とは言いながら、若干ニヤついた顔をするところ、まんざらでもなさそうです(笑)。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます