ズッキーニをシンプルに

 これも毎年恒例、ズッキーニ祭りですが、エビとガーリックソテーにするには当然エビが、ラタトゥイユをするには他にも夏野菜が必要ですし、煮込むので時間もかかるんですよ。


 そんなズッキーニも調理を進めないと、どんどん野菜室を圧迫してしまうので、何とかしたいのですが、他にあまり食材を使わずに済むシンプルな料理が無いものかと。

 そんなとき、先日帰省した義弟から聞いたのレシピを思い出しました。帰省中に小屋に寄ったとき、ズッキーニが暴走しそうだったので、取り合えず形の良いものを何本か収穫したとき、義弟も実家に持って帰りたいと言い出し


『もしかして、今日の晩御飯に使うの?』

『うん、そのつもりです』

『っていうか、ズッキーニどうやって調理するの?』

『シンプルに、焦げ目が付くくらいプライパンで炒めてから、塩コショウしてとろけるチーズを絡めるだけですよ』


 うむ、同胞のレシピはありがたく使わせてもらうことにしましょう(笑)。幸い細切りチーズが少し残っていたので、このチーズを使うことにしました。

 たまたま茶わん洗いをしていた妻も、何を作ってるのか興味津々のご様子。


『これ何を作ってるの?』

『この前〇〇(義弟の名前)が言っていた、ズッキーニのチーズ焼きだよ』

『そういえば〇〇も炊事担当だったからね(汗)』

『うん、塩コショウとチーズだけのシンプルな料理だけど、お姉さんが気に入るのなら俄然消費も進みそうだからね』


 ズッキーニが焼きあがったら火を止め、塩コショウを振って細切りチーズを入れて絡めていくと、フライパンの熱でチーズが溶け出し、良く焼けたズッキーニに絡みます。


『なんか美味しそう・・・』


 調理を見ていた妻が呟くので、とりあえず味見してもらいました。ま、僕は猫舌なんで熱々のチーズ溶けてるのは、どっちみち食べれないので(笑)。


『うん、美味しい!これならご飯でもパンでも行けそう』


 そんなわけで、新たたズッキーニのレシピが増えることになりました。


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 さて日本全国夏休みの時期となりました。僕も8日から夏休みをとることにしましたので、仕事の合間に書いているこのエッセイもしばらくお休みです。

 以前新型コロナは日本全国で感染者数を出しており、なかなか出かけることは大変な時期ですが、少しでも心と身体が休まるお休みになることを願っております。


 それではまた、夏休み明けに~

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