三段階活用
最近妻がサバの塩焼きにハマってます(笑)。まぁ安くて栄養もあって美味しいですから僕は歓迎してます。
焼き魚と言えばホッケ一択だったあの頃の妻。なぜサバは嫌いだったのか分かりませんが、洗脳の結果、今では魚買おうとするとすぐにサバを指名するほどに。
実際北海道産のホッケも美味しいですけど、最近はあまり獲れなくなってきてるのか、若干お値段の方が(汗)。
アメリカ産のホッケはお安いし身も厚いのですが、なんていうか身が厚すぎて真っ二つに切られてるものが多く、ホッケと言えば開きという昔ながらの道産子としては、いまいちホッケ感が無いんですよねぇ。
対してサバは魚体が小ぶりな分、1人半身1切れで丁度いい量。ホッケよりグリルで焼きやすいし、骨もホッケの胸の部分に比べたら少ないので、魚苦手の妻でもそこそこ綺麗に食べれます。
ホッケに限らず焼きサバには、大根おろしがよく合いますよね。サバを買った時点で大根1/2カット(上部)も買っておきました。
そうそう、大根って根っこの方より頭の方が甘いの知ってました?大根おろしで食べるなら頭の方が辛くなくて食べやすいですよ。
でも、大根って大きな野菜じゃないですか、1/2カットでもすべてを大根おろしにするには多すぎる量なので、さらに1/2カットを3等分に切り、一番頭の方は大根おろしに、中間の部分は大根ステーキ、一番根っこの方は味噌汁にするという、大根の三段活用をしました(笑)。
食材は同じ大根でも、調理の仕方でまったく違う感じになるのも大根の魅力です。
大根おろしと味噌汁は、言うまでもない調理方法ですが、大根ステーキも簡単なので作ったことのない方は一度試してみては如何でしょう?
まず、大根を輪切りの状態で厚さ2cmほどに切り、皮を剥いちゃいます。
平らに置いて、そうですね・・・皆さん雪印の6Pチーズってわかりますかね?扇形のチーズが6個入った丸い箱に入ったやつ、あんな感じに扇形8つに切ります。
もうひと手間掛けるとしたら、扇形に切った後隠し包丁を入れると味が染みやすくなりますが、僕は大根の質で入れるか入れないか決めてます。
昨日の大根は軟かい感じだったので、買うし包丁は入れませんでしたが、言うほど変わりませんので、面倒な方はしなくても全然大丈夫です。
フライパンにごま油を引き、ちょっと熱めに温めてから大根を入れます。フライパンが熱いと油が跳ねますのでご注意を!僕はフライパン用の蓋を構えて、さっと入れたらすぐに蓋しちゃいます(笑)。
ここで焼き目が付くまで中火で焼きます。フライパンの面に焼き目が付いたら大根をひっくり返して他の面にも焼き目を付けますが、前面に焼き目を付ける必要は無いです。一番面積が大きい面を二面焼くだけで火が通りますから、火が通ったら少し火を弱めて、麺つゆを入れます(適宜)。麺つゆを絡めながら少し煮詰めて、あとはお好みで七味振ったり、鰹節掛けたりしたら完成です。
たまたま昨日は、前日に作ったニラ野菜炒めも少し残っていたので、大根ステーキは食卓にはのぼりませんでしたが、僕が食後トイレに入っていると、キッチンを片付けてる妻が
『お兄さん!お兄さん!』
『ん?トイレだよ?』
『この大根ステーキどうやって味付けしたの!』
『い、いや、味付けって程じゃなくて、麺つゆだけだけど?』
『ほんと?すごく美味しいわ!』
ありがとうございます!きっと冷蔵庫に入れる前、容器に移しながらひとつ摘まんだのでしょうが、いつも作ってる大根ステーキと何も変わらないんだけどなぁ(笑)。久しぶりに食べたから、美味しく感じたのかもしれませんね。
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