ネタ切れ(笑)
コロナ自粛で作り置き総菜の比率が上がったり、妻が自宅勤務のため朝パン食が多くなったりで、本当に自炊のネタが無いんですよ(笑)。
そんなわけで、今回は(も?)ちょいと自炊から外れまして、これからの季節我が家の食糧基地”小屋の畑”の話でもしてみます。
GWも終わり、季節的にはそろそろ苗植えや種まきの季節ですが、その前にやることがあります。それは畑づくり。簡単に言うと畑を起こしたり耕すわけです。
僕の・・・というか義父ちゃんの畑は、一般的な家庭菜園の規模と比べると、かなり大きいようでして、確かに街中の一軒家でもこんなに土地がある家はそうそうないとは思いますが、広いということは耕すのも大変なわけです(汗)。そうですぇ、現在運用している畑の面積だと、3か所に分かれてますが合計すると100a(アール・・・みなさん覚えてますか?)くらい、1aが10㎡ですからざっくり1000㎡くらいになるのかな?
一応数年前に小型手押し耕運機は買いましたが、小型なので力も無いですし、ある程度柔らかな土地に対して使うようなものなので、積雪が解けた後の雪の重みで固められた土相手だと、なかなかしんどいんです。あ、僕はあまり栽培には手を掛けてないので、小型耕運機の運転はもっぱら妻ですが(笑)。
そうなると自力で耕せる面積には限界がありますし、本来なら耕す前に土を起こすのに、鍬やスコップを使って土をひっくり返す必要も出てきます。
ぶっちゃけ、そんなの自力じゃ無理なので、小屋の近所の義父ちゃんの友達の農家さんに、お金(といってもアルバイト代くらい)を払って、この畑おこしから耕すところまでを、本格的なトラクターでやってもらってます。
小型耕運機の出番は、四方をブロックで囲っている、小屋前の10aの畑だけで、ここはトラクターが入れないので自力となります。
まずはトラクターにプラウという器具をつけ、一気に土をひっくり返します。
(プラウがどんなものかはググって見てください(笑))
そのあとプラウをロータリーに変え、細かく土を砕きながら耕していきます。
季節柄、ボチボチ苗や種を蒔く時期と言いましたが、連作障害っていう言葉を知っていますでしょうか?野菜は土から養分を吸い上げて成長するわけですが、品種によって必要な養分が違います。
同じ作物を同じ場所に植え続けると、土の中から特定の養分だけが吸い取られ、養分不足により実付きが悪くなったり、成長に障害が出たりします。
それを踏まえて、今年はトマトとイチゴの植える場所を、今まで畑として使ってこなかったスペースにするために、新たにトラクターで耕してもらったんですが・・・。
昨日妻が両親の
『あのさ、大変なことになっちゃんたんだけど・・・』
と。
『何かあったの?』
『まずはこれを見てほしい』
そういうと妻のiPhoneで動画を見せてきます。動画はその新に広げた畑をトラクターのロータリーで耕してるもの、この時『あれ?』とは思ったんですけどね(汗)。
『それでさ、次はこの写真を見て』
そこには、トラクターのロータリーで見事にブツ切れにされた
(※ 暗渠パイプとは水はけが悪い土の中に埋め、排水を促すパイプです。詳しくはGoogle先生にお聞きください)
『だよね?そこ暗渠通ってるところだよね?』
『そうなのさ(笑)』
『いや、そうなのさ!じゃなくて(笑)』
『もう、こうなってしまったものは仕方がない』
『いや、いや、これ雨降ったら切断された終端の部分の土、水分含んでグズグズになるでしょ』
『うん、ちょっと前に父ちゃん1人で来た時に、そうなってたって』
『それじゃプラウの時に、すでに切断されてたんだ・・・』
『私もロータリー見てたんだけど、残骸出て来るまで忘れてた(笑)』
『いや、忘れてたって・・・で、どうするつもり?』
『また、業者さんに来てもらって埋めてもらおうかなって』
『お金掛かるよ?』
『でも、仕方がないでしょ?・・・それともお兄さん直せる?』
『いや、直せないことないけど・・・どの辺まで被害が広がってるか次第かな』
『え?写真の部分だけじゃないの?』
『本来なら暗渠パイプの先が、昔の実家で使っていた排水用塩ビ管に繋がってるはずなんだよ・・・もしかしたら耕し終わった写真を見ると、それも粉々かも』
構造を思い出した妻の顔が、ハッ!というのと、どうしよう?という表情が入り混じった顔になってます(笑)。
『まぁ、暗渠パイプも塩ビ管もホームセンターで買えると思うけど、砂利も必要かもね』
『砂利?』
『ほら、この暗渠パイプの埋設の写真見てよ、パイプの下に砂利が敷いてあるでしょ?』
『ほんとだ!』
『こうしないで全面土を被せちゃうと、そのうち目詰まりして暗渠の機能が離せなくなるんだよ』
『それじゃ砂利も買おう』
『それに一番の問題が、暗渠パイプと最悪塩ビ管を埋設するのに、結構溝を掘らないとダメな件・・・人力だよ?』
『私も手伝う!』
いや、更年期障害からくる腱鞘炎の人に言われましても、きっと生暖かく見守るだけが精いっぱいでしょ(汗)。
『とりあえず、今度の週末一緒に小屋で確認して!』
『あぁ、はい・・・』
このエッセイでネタに使わせてもらってる自家製野菜ですが、いつも野菜泥棒だけで野菜作りにあまり手を出してないですし、せめてこのくらいは自分でしないと罰が当たりそうなので、出来る限り復旧に尽力したいと思います(汗)。
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