これも影響らしい

 北海道の食と言えば、恐らくジンギスカンが上位に思い浮かばれるのではと思います。


 先日実家に行った妻の戦利品の中に、味付けジンギスカン(200g×3)のパックがありました。実家の冷凍に入っていたので貰ってきたのだとか。

 義父ちゃんは好んでジンギスカン(肉全般あまり食べない)を買うとは思えないので、恐らく義母ちゃんが買って冷凍庫に入れておいたものと思われますが、義父ちゃんは自分が食べないものを作らないだろうし、義母ちゃんも自分で買ったことをすでに忘れているでしょう(汗)。

 それで娘としては、冷蔵庫のダイエットにもなるので、もって帰ってきたというわけです。


 最初は冷凍庫でコチコチになっていたはずですが、この季節クーラーボックスなんて持っていかないので、冷凍庫から出してそのままの状態で持ち帰られたため、半分くらい解凍が進んでいました。

 僕はジンギスカン大好きなので、さっそくその日のうちに全部焼いて食べようと思ったのですが


『え?お兄さん、それ全部食べるの?』

『うん、200g×3だから、合わせても600gだよ?』

『そんなに食べれる?』

『いつも生ラム買うと500gくらいだから、全然食べれるよ』

『まぁ食べたいなら良いけど、1つくらい残しておいたら?』


 そんなわけで、その日は2袋の400gを玉ねぎと一緒に焼いて食べることに。


 僕は基本的にジンギスカンは、あまり味付きを買わないで、生ラムを買って好きなタレで食べることが多いのですが、頂き物ですしそこは拘りなく(笑)。

 味付きのジンギスカンを食べるとしたら、小屋に行く途中にあるお肉専門店のジンギスカン(味付きしかない)か、あまり北海道でも知られていないかもしれない、厚真あつま町(胆振東部自地震の震源地)の㈲市原精肉店さんの”あづまジンギスカンスペシャル”(ちなみにスペシャルなしもあります)の2つですね。

 たまに小屋BBQで、どうしても”あづまジンギスカンスペシャル”が食べたくなると、前日に片道2時間ほど掛けて車で買いに行きます(笑)。


 翌日、相変わらずニュースは朝から新型コロナの情報で溢れているわけですが、地元の情報番組を見ていると


『焼肉バイキング”運河亭うんがてい”を運営する会社が、破産手続きを開始・・・』


と!


 この”運河亭”の親会社は”運河焼肉”というブランドで味付きホルモンや味付きジンギスカンを販売している会社。あれ?そういえばと1つだけ冷凍したジンギスカンを確認すると、まさにその会社の商品でした。


 今回破産申請を行った会社は、あくまでも焼肉バイキングを運営する会社ですが、経済が直接的に食に影響してきてる実感が湧きました。

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