こんな状況で不謹慎ですが
現在も(これ書いてるのが3月18日)、日本の都道府県のなかで一番多くの新型コロナウイルス感染者が報告されている北海道ですが、お若い知事や札幌市長さんから外出自粛のお願いが出ているせいか、いつも買い物をするスーパーも人の姿が少ないです。
我が家では、こうなる前に冷凍食品や乾麺をある程度ストックしていたので、通常の買い出しはほぼ無く、ひたすらに冷凍庫の中身を減らす日々が続いていますが、共働き夫婦のワイシャツの洗濯は、やはりクリーニングにお任せしているので、週に1度はスーパーの中にあるクリーニング店に行かなければなりません。昔は出張が多かったので、限界まで溜め込めば3週間程度分のワイシャツはあるのですが、さすがに着た後に2週間も放置しておくのは問題なので、このサイクルだけは変わりがないです。
で、せっかくスーパーに行くんだし、なんなら店内ガラガラなので、一応足早に店内を見て回ると、お店の方もお客さん不足が深刻なようで、かなりの種類の食材にお買い得シールが貼られている状況です。
僕ら夫婦にとって、それは避けて通れない、猫にマタタビのようなものですから、手を出すのを我慢しろというのは無理な話です(笑)。
まずは在庫が切れかかっていたバナナ、入り口の一番近くに積まれているのですが、いきなり半額シールのオンパレードですよ、奥さん。
すべての産地(メキシコ・エクアドル・フィリピン)のバナナに半額シールが貼られているんですから、ちょっとビックリ!
ほら、こんな状況だと、健康系テレビで”マスクがなくても免疫力アップで~”などという情報が溢れ、その中にバナナというキーワードがあったので、きっとにわか健康志向の視聴者が、そういう食材を買い漁って在庫無いと思っていたので予想外でした。
もちろん半額シールが付いているということは賞味期限が短いか、バナナですから多少傷んでるところがあるとかなんでしょうが、育てて冷凍保存してしまう僕にはあまり関係ありません。しかも賞味期限が短いということは、店頭で熟成が進んでいるということで、家に帰ってバナナハンガーに吊るさなくとも、すぐに切って冷凍できるというメリットもあるわけでして。
素早く2房をカゴに入れ、クリーニング店でやり取りしている妻を置き、そのまま鮮魚売り場へ行くと、そこにもあるわあるわ!
黒ガレイが4枚入って半額の200円、当然カゴに入ります。遅れてやってきた妻が黒ガレイを見て
『まだたっぷりシーフードカレーが残ってるのにカレイ作るの?』
『だって半額だよ?カレーは半分冷凍保存しているから問題ないし、たまにはこういうのも食べたいでしょ?』(カレーとカレイで分かりにくくてスイマセン)
『お兄さんが作ってくれるなら良いけど、面倒くさくない?』
『今日は筋トレだから、ご飯食べたら待ち時間中にすぐ煮付けちやうから問題なし』
『それじゃお願いします』
『うん、生姜は冷凍しちゃってるのしかないから、1つ売り場から持ってきて』
『了解!』
妻が生姜を取りに行っている間に精肉の方へ進み、いつもの鶏ささみを3パックゲット、残念ながらお買い得シールは貼られてませんでした。
『よし、今日はあとミックスベリーを買えば十分だから、すぐにレジに行こう』
当然レジも空いてるので、待つこともなく生産終了、車に戻って帰宅です。
食後は有言実行、買ってきたカレイを早速煮付けますが、相変わらず広口の雪平が手に入ってないので、フライパンで煮付けます。
あ、生魚を調理するときに、一度冷水で魚を洗うと生臭さが半減して食べやすくなるので、みなさんも真似してみてくださいね(笑)。
2段階煮付けで約25分、魚を取り出して煮汁を煮詰めるのに5分、全工程30分もあればカレイの煮付けなんて出来ちゃいます。基本的に煮付け中は火の目の前に立って無くとも近くに居れば、テレビも見れますし他のことも出来るので、調理にはそんなに時間を取られないんですが、肝心なのはタイマーを使って火にかけていることを忘れないことですね。
ウチでは最近、キッチンのカウンターの上に置いてあるアレクサ君が大活躍で、すごく便利です。(普通のキッチンタイマーもありますが)
アレクサ君はカウンターの上から居間の方向に向けて置いている(時間とか表示されてますからね)のですが、アレクサ君の背後から
『アレクサ、タイマーを15分でセットして』
と言うだけで
『はい、タイマーを15分にセットしました!』
と画面を確認することもなく、仕事をしてくれるのがとても助かっています。
ほどなく黒ガレイの煮付け4枚が出来上がったので、夫婦1食1枚食べたとしても、たった200円で2食分になりますから、こんな状況ですが食費には助かっています(汗)。
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