味噌汁

 今シーズンの北海道は例年より雪も少なく暖かい日が続いているのですが、ダイエットでが無くなったせいで、毎日寒く感じています。


 ダイエット前は、どんなに寒くてもウルトラライトダウンで行けたのですが、去年あたりから寒さが身に染みてます。まして雪の林道探検などに行く際は、もう作業着売ってるお店で、ガチの防寒靴下を用意したり、生まれて初めてヒートテック買ったりと、ダイエットした結果防寒にお金が掛かるという羽目に。

 ウチは車通勤なので、外を歩く距離は極端に少ないのですが、そのほんの少しだけ外気に晒される時ですら、気持ちはマジ物の分厚いダウンを着込みたいくらい。

 おまけに自宅であるマンションも、現在は階下の部屋が売りに出されていて人が澄んでいないためか、足元も冷えるんですよねぇ。

 共働きだから朝出勤時にストーブ消して、10時間後くらいに帰宅すると、普段あまり仲が良くないネコズが、兄ちゃんの猫ベッドに猫団子になってるくらい冷えてるんです。


 猫舌の僕は、ご飯もおかずも熱々で無い方が都合が良いんですが、部屋が温まるのも時間が掛かりますし、流石に体が温まる物を食べたくなるというもの。そこで味噌汁を帰宅後ほぼ毎日作っています(笑)。

 大体味噌汁の具は決まっていて、それをローテーションしてるんですが、小屋で採れたものとしては、大根・人参・じゃが芋・南瓜、他には玉ねぎとダイエットサラダのキャベツを在庫量に応じて味噌汁に回します。

 帰宅してまず真っ先にすることはストーブを点けることですが、最新のストーブであっても点火迄90秒、そこから部屋が完全に温まるには1時間ほど掛かります。

 我が家は帰宅後すぐ正装パジャマになるんですが、流石に部屋が温まるまではしんどいので、ストーブ点火後その足でキッチンに向い、味噌汁用の鍋にお湯を沸かします。

 鍋を火にかけてから正装パジャマに着替えるのですが、着替え終わってもまだ沸騰はしていないので、そのまま味噌汁の具を切りに掛かります。しかし、じゃが芋・南瓜の場合は、水から入れないとならないので、若干手順が変わります。


 味噌汁の良いところは、温かいのは当然として、鍋を火にかけることで余剰の熱量を部屋の暖房に当てられることと、沸騰した際の水蒸気が加湿器代わりになるところです(笑)。

 昔は味噌汁が苦手だった妻も、最近では味噌汁飲まないと落ち着かないというくらい、味噌汁好きになりました。


 さて、味噌汁って僕は凄く簡単だと思っていて、20分もあればほとんどの味噌汁は作れてしまうので、手間だと考えたことも無かったのですが、妻に聞くとそんなことも無いようで


『あ~味噌汁あったまる~』

『僕も最近寒がりになったから、もうこの季節は味噌汁必須だね』

『うん、でも毎日味噌汁作るのって大変でしょ?』

『お湯が沸いてしまえば10分前後で出来るから全然大変じゃないよ』

『えー大変だよ』

『でも、インスタントの味噌汁より断然美味しいしから、そのくらいの手間で出来るなら絶対作るでしょ?』

『いや、私なら絶対インスタントで終わらせる』

『え?作ったらおかわりも出来るんだよ?』

『うん、それなら2つ作れば良いもん』


 相変わらずなのは変わってないようです。

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