炊事は僕の担当です

似たようなもの

　ちょいちょい書いている筋トレサラダ、キャベツの千切りに茹でたささ身を千切って、ドレッシングを掛けただけのシンプルなサラダです。

　困ったことに、歩いて行ける近所のスーパーのささ身は、歩けなくはないですが行くなら車で行く距離のスーパーと比べてお高く、しかも数量も少な目なので、二度手間にならないように、ささ身を買う場合は車で行くスーパーに行くわけです。

　僕ら夫婦はリタイヤ後のことを考えると、近所のスーパーには潰れて欲しくないんで、余程じゃない限りは近所のスーパーの応援のつもりで、近くのスーパーに行くことが多いのですが、ことささ身を買うというのはルーティーンであり、ささ身だけ買ってから、近所のスーパーに行くとなると、買い物時間によっては生のささ身を車中には放置できない場合もあり、ささ身を買う＝車で行くスーパーで買い出しという構図が出来上がってきます。

　そんな先日、義弟（妻の弟）夫婦へのお歳暮、といっても宇都宮餃子と毎年トレードしてる感覚なのですが、何か北海道らしいもので使い出がある物が良いという申し出から、新巻き鮭（切り身が個別包装になってるやつ）を近所のスーパーで注文するのが恒例となっていて、その日も新巻き狙いで近所のスーパーへ。

　本来なら、在庫切れしたささ身も欲しいので、お歳暮注文だけをして別のスーパーへ行けば、お手頃価格のささ身を手に入れれますが、ガソリン代を掛けてまで行く位なら、もしその近所のスーパーでささ身があれば、多少高くても買った方が採取的にはエコだろうと、お肉売り場へ。

　ささ身が３本（数え方って合ってるのかな？）入ったパックが１つだけ、しかもやっぱり高い・・・。

　うーん、こりゃどうしたものかと思ってたら、注文を終えた妻が来て

『あれ？ささ身買ってないの？』

『うん、あることはあったんだけど１パックだけだし、その割に高くてさ』

『明日の筋トレサラダ、どうするの？』

『要はタンパク質が食べれれば良いんだから、何か代わりのものを探して、どうせ明後日の仕事帰り、クリーニング取りに向こうのスーパーに行かなきゃならないだろうから、その時でも』

　そこから代替品を探し始め、普段は絶対買わない「サラダチキン」という調理済みの真空パックされた鳥の胸肉が、お買い得シール貼られたたので、取りあえず１日だけということで買って帰りました。

　そして牛バラ切り落としも安かったので、茹でたモヤシの上に湯通ししたバラ肉を乗せて、ポン酢で食べたら美味しそうだなと、別のお肉もゲット。

　その牛肉のしゃぶしゃぶサラダ的なものは、翌日の晩ご飯のメインになるわけですが、僕の前の食卓テーブルには、そのサラダチキンを使った筋トレサラダと、茹でたモヤシの上に湯通しした牛バラ切り落としが乗った、しゃぶしゃぶサラダが２つ並ぶ訳で、それを見た妻は

『ねぇ、お兄さんのおかずって、同じ感じじゃ無いの？』

『いや、こっちはサラダだから先に食べるやつで、牛肉のはご飯のおかずだから』

『そう・・・似たようなもので飽きないかなってさ』

『筋トレサラダは玉ねぎドレッシングだし、牛肉のは玉ねぎポン酢だから、味も違うから大丈夫だよ』

『いや、ドレッシングも玉ねぎ被りだし(笑)』

『ちょっと、この牛肉どうやって食べるって聞いたら、脂が苦手だからしゃぶしゃぶみたいにしてと言ったのはお姉さんだし、ついでにドレッシングと間違えてポン酢を買ったのもお姉さんだよね？』

『それはそうだけど・・・こっちのゴマポン酢にすれば良かったかなって』

『ドレッシングとポン酢は全然味が違うから、問題なしです』

『お兄さんが良いなら、あたしは良いんだけどさ』

　僕だって、流石に３品くらい同じような物だったら食べ飽きると言うか、そもそも３品にはしませんが、２品くらいなら全然問題ないんですよね。